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海外の通販サイト『Temu』で購入したビー玉コースターキットが面白い


今回の記事

今回は、海外の通販サイト『TEMU』で購入した木製のビー玉コースターキットが面白かったので紹介させていただきます。

届いた時に驚いたのが、ビニール袋に入って送られてきました。海外通販の輸送の粗さは同じく海外通販サイトのAliExpresssで経験してますので、これはちょっと怖かったです。
木製なので、パーツが破損していたらどうしようかと思いましたが、今回はなんとか無事でした(汗)

せめてプチプチでぐるぐる巻きにして送ってください

ちなみにお値段1,461円というお手頃価格です。

本体と同梱物


入っているものは以下のとおり。
まず、本体である数枚の板状になっている木製のパーツ、素材は木で出来ていて、数枚の板に各パーツが切り抜きされています。このパーツは手で押すと取れますので、カッターなどの道具は必要ありません。

各木製パーツは手で圧力をかけると外せます

次に、写真入の説明書です。説明は、中国語で書いてありますが、写真があるので問題ありません。

中国度ですが写真が結構分かりやすい

またこの写真、作っていけば分かりますが、なかなか分かりやすくなっていて、その工程の完成写真と一緒に次の工程で必要なパーツが写っています。

分かりやすい説明書

そして残りの同梱物は、モーターと電池駆動の電源、ビス、固定パーツ、金属玉、ドライバーが入っています。小さなドライバー1つですが、基本的にこれ以外の道具は必要ありません。

その他のパーツ

難易度

作成の難易度は“やや難”といった感じです。
まずパーツ数が多いため、説明書にあるパーツを探すのに、そこそこ時間がかかります。
そして木製パーツの接合部は、穴に押し込み、その後付属のネジで固定します。各パーツを組み立てる時は良いのですが、ある程度形になると、ネジで固定しづらい部分がありました。

組み上がってくると作業が難しくなる

特に難所を2つ紹介します。
まず、モーターの先につける歯車とモーターを固定する部分です。
モーターの可動部分の上に一枚パーツをはさみ、その上に歯車パーツを固定します。

こんな感じのモータに連動している歯車パーツ

しかし、この歯車パーツですが、2枚重ねるのにネジ2本、真ん中にモータを接続するネジ1本の構成になっていますが、なんとこのネジが干渉してしまい、真ん中のネジが深くささらず、モーターに届きません。

ネジ部分が干渉して、モータ部分にと解かない!?

説明書の順番では、まず端の2本のネジで歯車を固定してから、モータ部分を接続するのですが、それだと届きませんので、真ん中のネジで、まずモータとの接続を行い、その後で歯車を固定しました。

真ん中のネジをまず固定し、その次に両脇のネジを固定します

もう1つの難所は、くるくると玉が回転するパーツです。

くるくると玉が回転するパーツ

木製パーツのしなりを使って伸ばすのですが、ポキっといかないかドキドキしながら固定パーツに嵌めていきました。また、切り欠き部分にどこの部分を嵌めるのかわかりにくかったです。とりあえず、嵌ったら玉を転がして上手く回転して落ちていくか試しましょう。

完成図

完成するとこんな感じになります。

完成した形

単三電池2本が別途必要になります。電源部分のバーを横に倒せばスイッチが入ります。

電源部分

玉はこちらのパーツで2コースに振り分けられます。

このパーツで2コースに分かれます

1つはドンキーコングの坂のようなコース、もう一つはクルクル回転して落ちるコースです。

それぞれのコース

このあたりはぜひ動画で見てほしいところです。

総括

とても楽しめました。
作ってよし、動かしてよし、飾ってよし、すべての過程で楽しめます。

製品の精度は中国製にしては、比較的よく出来ているといった感じです。
薄い木製のパーツで組み上げているので仕方のないところもありますが、最終的に組み上げた時に若干のグラつきがあること、各パーツを取り外す時にバリが出来ることもあったことなど、ミリ単位で正確に作られているといった感じはありませんでした。
ただ、説明書が分かりやすいことと、予備のパーツがあること等、つくり手に配慮したところも感じられ好印象です。

1,500円という安価な価格を考えると、コスパの良い良質な工作キットです。ただ、5月20日現在、自分が購入した製品は売り切れの状態でした。
ですが、Temuには類似の製品が沢山ありますので、自分の気にいるのを探してみるのも良いでしょう。
ゲームやパソコン等のITも良いですが、こういった手を動かして作り上げるキット、やっぱり面白いですね。

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