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イケメンクズ元彼の話31

そんな輝いているイケクズの姿は、当然他の人の目にも入り、同級生は勿論のこと色々な部活の先輩からの視線も熱さを増していた。

あーあまた人気が出ちゃった。しょうがない事やねんけど。先輩とかと付き合ったら嫌やな。

かと言って、もし告白されて付き合うかと言われたら私は付き合わない。好きなら好き同士のままでいいねんなぁ〜。
と、良く一人で空想していた。

この時の私は周りと比べて珍しく、付き合う事自体をあまり理解しておらず、何故好きになったら付き合うのか、好き同士ならそのままで良いやん。といった考えをしていた。


イケクズと同じくらい部活に夢中になった学校生活を送り席替えの時期になった。

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