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イケメンクズ元彼の話43
午後の授業が始まり、この日初めてイケクズから手紙を貰った。
「今日一回も手紙交換してへんかったな😖
今日りんごって早く部活行かなアカン?」
手紙のやりとりが日常的になっている事が嬉しかった。
「イケクズ忙しそうやったもん😂別にいつも通りで大丈夫な日やで〜?どしたん?」
「バレンタインのお返しやん!皆んなには内緒やろ?やからさ、じゃあ放課後教室に残ってて皆んなが帰ったら渡すわ😆❤️」
イケメンクズ元彼の話34
思っていた通り、席替え後の席はとても楽しく
今までイケクズやかずまと絡んだ事が無かったかすみはすぐに打ち解けて仲良くなっていた。
友達同士が仲良くしていて嬉しい反面、複雑だった。(私は既にかずまと仲が良かった)
かすみには悪いけど、イケクズとあんまり仲良くならんといて欲しい。相変わらずイケクズは誰にでも、可愛い犬の様に尻尾ふるなぁ…。
私だけ見てて欲しい。
かすみ、という身近なライバルが増
イケメンクズ元彼の話31
そんな輝いているイケクズの姿は、当然他の人の目にも入り、同級生は勿論のこと色々な部活の先輩からの視線も熱さを増していた。
あーあまた人気が出ちゃった。しょうがない事やねんけど。先輩とかと付き合ったら嫌やな。
かと言って、もし告白されて付き合うかと言われたら私は付き合わない。好きなら好き同士のままでいいねんなぁ〜。
と、良く一人で空想していた。
この時の私は周りと比べて珍しく、付き合う事自体を
コロナ禍アラサー女が無職になった結果35
など一見、ただの甘えに見えるかもしれないが
今までの私だと、タピオカや外食はお金がかかる。自炊をサボってしまった。頑張れていないなどと全て否定的に捉えてしまっていたので随分と精神的に違った。
そしてこの方法を実践した事により、自分で自分を追い詰めていた事も、原因の一つだなと感じた。
とてもリフレッシュできた気がして、家に帰ると自然と転職アプリを開いていた。
今までどれほど我慢させていたのだろ