トミーのしごおわメシ 第5話 休日でも5時起きで食材を使い切って市場へ行くための丼
●労働者の休日の朝は早い
1週間の仕事が終わり土曜日。仕事はないけど土曜の朝にしかできないタスク、それは大東京卸売センター(通称 市場)に行くこと!
肉、鮮魚、卵、野菜などさまざまな専門店がひしめく市場の営業が始まるのはおおむね7時半。昼頃にも行くことはできるが激混みとなってしまうため大柄なおじさんはもっとも空いている早朝の時間に行くことにしているのだ。
休みの日も5時起きなので前日分の洗いもん片付けて朝メシ食って、市場行くぞ!
●若者のすべて丼
主に冷蔵庫の、消費しきってしまわないとあとは傷むだけという食材たちをまとめて卵で綴じたどんぶりのこと。
なんでこんなタイトルになってるのかは自分でもよく分からないけど料理にタイトル付けるのって楽しいよね〜
おもに豆腐、端肉、弱ったネギなどが入ることが多いけど卵で綴じるって以外は特に食材の縛りはないのでお好きなもんでやってみそ!
●用意するもの
卵(1個分)
かえし…25cc
水…25cc
顆粒だし…少々
具材(冷蔵庫に入ってるもの)
かえしの作り方は下記でご紹介済み!
醤油とみりんと砂糖が2:1:1だよ〜
●いい加減と適当はちがう
今回の具材は半端なベーコン、乾いた油揚げ、弱った玉ねぎ。
ベーコンは片面をこんがりめに焼きうまみをだす。油揚げは軽く湯で洗って油抜きをする。
たとえばもし豆腐を使うなら水抜きをするとか魚の切り身を入れるならお湯に潜らしたり塩して水分拭き取って臭みを取るとか・・・
在庫処理だからこそ食材に感謝するために、下処理をしっかりとやろう!!食材にとって適当な下拵えをしてあげればこんなもんでもおいしく食える!
今回も余らせてごめんな…おいしく食ってやるから堪忍な…と念じながら!
●煮てゆこう
1.ベーコンの片面を焼き色が付くまで焼く
2.水・かえしと顆粒だしを加え、くし切りにした玉ねぎと油抜きをした油揚げを入れて弱火で煮る。
3.玉ねぎに火が通ったら火力を上げる。つゆが沸騰しているところに溶き卵を回し入れる。
4.卵に半分くらい火が通ったら火を止め蓋をする。余熱で卵が好みの具合に仕上がったら丼に盛り付ける
●コツ
レシピ的なところでいうとまあ好みなんだけど、まずつゆの量が卵とおんなじくらいになるようにするってところかな?
若い時から親子丼とかしょっちゅう作ってて、分量どないなもんかな〜って特に分からずヤマカンで作ってたんだけどこの冬くらいにやっとこんくらいかなってのが出来たので今回はそれをご紹介した次第!
サイズによりけりだけど卵1個は溶き卵にすると大体50ccくらいなのでね!
あと調理的なところでいうと卵の入れ方!
かならずつゆが煮立ってるところに入れてね〜
弱火のところに入れてダラダラやっちゃうと卵綴じって感じにならないので!
溶き卵を半量か2/3くらい入れて少し固まってきたかな〜ってところで残りを入れて蓋してって感じでやると火の通ったところと半熟具合がいい感じにできるけど
何でも半熟こそが正義ってわけではないからそこはお好きにやってみそ!
●食ったらお出かけだ!!!
冷蔵庫のスペースが空いたところで、おじさんは市場へ買い物へ出かけるのでした〜 しいたけが安く大量に手に入るからね!市場は楽しいからいい〜
次回は有料記事、亡き父との思い出のカオマンガイをご紹介するよ〜!おたのしみに!