グレンフィディック 12年、ワイングラスでトワイスアップ。香り華やか
シングルモルト・ウィスキーなど、香りや味に個性がある銘柄を飲む時に、ワイングラスを使用するのが好きです。香りをより深く楽しむことができるからです。
以前、銀座のバーで、ウィスキーの香りを堪能する方法として「トワイスアップ」を教えていただきました。
”ウィスキーと同量の常温の水を1:1の割合にして飲む”方法です。
ウィスキーの本来の香りが引き立つのは、アルコール度数が20〜30度で、アルコール度数40度程度のウイスキーをトワイスアップにすることで、最も香りが引き立つ状態になる、というものです。
ウィスキーのブレンダーもテイスティングの際にはトワイスアップにしているそうです。
トワイスアップで飲むときには、ワイングラスを用いています。
ワイングラスは、広がりのある口があり、上部が狭くなっているため、香りを集中させることができます。
また、ウィスキーが空気と接する面が大きいので、香りが立ちやすいように感じます。
Glenfiddich 12年は、フルーツ、蜂蜜、バニラ、スパイス、樹皮など、上品で華やかな香りがグラスいっぱいに広がります。
口に含めるとアルコールの刺激はなく、余韻が長く続きます。
食事の後のリラックスタイム。子どもたちが小さいころは、なかなかそんな時間を過ごすことはできなかったのですが、二人の息子も成人し、次男も就職が決まって一安心。
ささやかな愉しみのときの、パートナーです。