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自分で「美記憶」をつくる ハワイで還暦・感激・アニバーサリー!
前回記事「人生の美記憶を大事に生きる」で、みなさんに「人生の節目をしっかりと記憶して、記録して、人生の思い出を美記憶にしてちゃんと保管していきましょう!」と提案しました。
こんな提案をしたからには、まずは自分自身で見本を示さなければならないだろうなぁ、ということで、ちょうど訪れた自分の「還暦」を、自分らしい美記憶づくりにすべく、実践してみました。
今回は、自分の体験を皆さんに、写真主体にお伝えすることにします。
1.計画 : 自分らしい還暦祝いとは?
自分が今年「還暦」になるということは、かなり前から意識してました。
しかし、すでに会社を離れアーリーリタイアした身なので、通常の会社での定年の時のように、周囲の同僚が祝ってくれるわけでもないし、近場にそんなことしてくれる友達もいないので、どうしようかと、悩んでいました。
そんなときにDishAppの方向が、自分が20年来追いかけてきた「美記憶」のコンセプトとシンクロすることになりました。
ならば、これを良い機会にして、自分で、自分らしい「還暦祝い」を考えて、「美記憶づくり」の機会にしてみようと考えました。
相方が、その時に「誕生日祝いにハワイに行こうよ」と提案してくれたので、パッとひらめきました。
そうだ!ハワイで還暦祝いをやろう!
僕ら夫婦は、ハワイ旅行が趣味みたいなもので、もうかれこれ35年通い続けてまして、専門誌の「アロハエキスプレス」も初号からコレクションしています。
ハワイなら、自分たちらしい、オリジナルな還暦祝いができそうな気がしました。
そして、ワイキキなら、パーティをする場所になるコンドミニアムの利点や使い方、その現実的な限界も知ってますし、食料などの調達場所・品目にもある程度の感触があります。
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なにより、自分たちオリジナルの「美記憶」づくりが、ハワイっていうのは、気分が高揚します。
そんなこんなで、5か月前くらい前から飛行機と宿を予約して、3か月くらい前から還暦パーティーの企画に入りました。
2.テーマ :「HAWAIIの還暦」 テーマとキーカラーの決定
ハワイで還暦を祝うって、どこから手を付けて考えればいいのか?と悩みましたが、今回はテーマとキーカラーから始めました。
テーマは、「ハワイだからこそ、ハワイでしかできない60歳の誕生日」。
そしてキーカラーは「還暦の赤とハワイのレインボーカラー」にしました。
還暦といえば、赤い「ちゃんちゃんこ」と頭巾の「赤の衣装」ですが、この意味は、「還暦は12年周期の干支が、ちょうど60年で生まれた干支に還るため、赤ちゃんにもどるとことに掛けていることに由来」するそうです。
これ、正直じじくさくって、絶対着たくないですよね。
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そこで、これをいかに自分流にするかを最大のチャレンジにしました。
この赤とハワイを代表する「虹の7色」を入れ込んだイメージを膨らませていくのが、今回の手法です。
そして、以下の縛りを自分につけて考えてみました。
美記憶づくりの鉄則
・手作りの式の「過程」そのものを、物語として楽しむ
・無理をしない!徹底的に楽をする。手抜き上等!
・参加者にも楽しんでもらうために積極的に「過程」に巻き込む
・ひとりでやらない、みんなで失敗を含めて楽しむ
・映えるシャッターシーンをいっぱいつくる!記憶に残す
多忙な人が、「家族と人生のことについては、後悔しないように生きる」ために「美記憶づくり」をするとしたら、時間のない中で行う、上記の鉄則はとても大事だと思うのです。
今回は、この鉄則に基づいて、「美記憶づくり」のファーストケースのつもりで実践していくことにしました。
3.渡航前の調達 : 日本から持ち込んだもの
DishAppの撮影用に買いそろえたパーティグッズがあったので、それを援用しました。
日本からスーツケースに入れていったものは、以下のリストです。
・コックスーツとシェフ帽
・オーナメント類(誕生日飾り)、風船等
・誕生日ケーキ用のキャンドル
・紙のうつわ WASARA
・プラスチックのうつわ
①ワンスプーン ②透明トールケース
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食器はコンドミニアムには、ある程度のモノが揃っているのですが、パーティ用のものがどこまであるか不安もあったので、ある程度を、準備して持ち込みました。
本当は「自分らしさ」というイベントならば、自作の陶器を持ち込みたかったのですが、運搬中の破損を考えたり、重量を考えて断念しました。
その点、使い捨ての紙やプラスチックの器は、軽く、壊れにくいので、最適でした。
4.現地調達 : ハワイらしい 日本では扱えないものを
「ハワイだからこそ、ハワイでしかできない誕生日」のテーマでしたので、食材の調達がとても楽しい「過程」になりました。
ハワイには、大規模なショッピング店が多いので、レンタカーでそこを回りながら、すこしづつ揃えていきました。
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調達したお店
・ホールフーズマーケット
・フードランド アラモアナ
・クルクル ロイヤルハワイアンセンター
見つけた! ハワイらしい食材
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5.当日 :コスプレ感覚で撮影会 準備も楽しむ
さて、前日に食材調達を仕込んで、いざ、誕生日の当日になりました。
朝から、ヨガして、プールに入って、ジャグジーに浸って、ゆるーく、まったりした後、午後からおもむろに準備にとりかかりました。
今回の役割をここで発表!
・誕生日の主役 = わたし は シェフ!をします。
・相方は、カメラマンとして、そのふるまいを記録してくれます。
通常のお誕生会だと、主役は準備を手伝わないで、会場にサプライズ登場みたいな形式が多いと思います。
でも、これは「自分らしい、自分だけしかできない式」なので、料理を趣味にする本人が、その腕を振るう形になります。
その日のイベントを作り上げる「過程」自体が、「美記憶の物語」なのです。
「・・・還暦の時さぁ、ハワイのコンドミニアムで、すんごいステーキを焼いたじゃん・・・」って、後々に語り継ぐことができるような、そんな美記憶をつくりたいのです。
さぁ、その気分を盛り上げてくれるのが「衣装」です。
美記憶づくりでは、衣装をコスプレ的な形で重要な要素と考えています。
年代によっては、コスプレに抵抗感があると思います。
でも、コスプレに身を通すことで、「さぁ、ここから祝祭的な物語が始まる、さぁ、あなたは日常から、非日常に旅立った」という「意識の高揚」が得られます。
コスプレは「非日常な体験」をするための「儀式」なのです。いわゆる、モードチェンジに近いのです。これを考えるところから物語が始まっていると考えてください。
そして、今回の最大のチャンレンジが「還暦の赤いちゃんちゃんこと頭巾」の自己流アレンジと宣言しましたが、これ、ありました!
目星をつけていた「ビンテージアロハ」のお店で、とても雰囲気のいい店主から勧められた「赤いアロハ」です。
そのお店で、ちょうど、赤いキャップもありました。
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これに、ハワイの首飾り「ククルレイ」をするのが、自分らしい「還暦の正装」ということになりました。
加えて、この日のシェフの役割をきちっと伝えるために「コックコート」と「コック帽」をかぶります。
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着替えだすと、そこからしばらく、コスプレ撮影会になりました。
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6.デコレーション 部屋の飾り付け
バースデーパーティーに欠かせないお部屋の飾り付けですが、コンドミニアムなので、あまり大げさにはできません。
そこで、まずテーブルのセンターピースとしてのお花です。
テーマカラーの「還暦の赤」にあわせて、赤いバラを飾りました。
これだけで、日常のお部屋が一気に「非日常空間」に変身しました。
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センターピースの周囲に日本から持ち込んだガーメントやHappy Birthdayのオーナメントを貼りました。
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ちなみに、ここで問題が発生!壁に貼るセロテープがない!!って緊急事態に陥りました。
結局、どうしたかというと、お買い物した時に個装箱を固定していたテープを、ていねいに、丁寧にはがして、代用したんです。
こういうハプニングこそ、自分たちの手作り記念日のお楽しみです。
こういうストーリーが、後日、楽しい思い出になるんです。
こういう細かいエピソードがあればあるほど、その手作りの美記憶は成功に近づいていくと思います。
ハプニングを前向きにとらえて、ポジティブに楽しむ、これこそが、DishAppの美記憶作りで、取り入れてもらいたい精神です。
ケーキも、実はハワイでは期待してなかったのですが、前日ダメもとで買い出しにいったロイヤルハワイアンセンターのフードコートで、運命的なキーカラーの「レインボーケーキ」を発見したのです。
「クルクル」という新店舗を探しだした相方に、本当に感謝してます。
生涯、相方からは「レインボーケーキを見つけたのは私だから」と自慢されるでしょうけど、それこそが私たちが美記憶だと呼ぶ「手作りの物語」なのだと思います。。
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この壁飾りとセンターピースに、日本から持って行った器を合わせて、こんな感じで、テーブルセットとお部屋の飾り付けができました。
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7.調理 :それは楽しむために 手抜きで簡単だけど、一生懸命エンターテインメントに!
美記憶づくりの鉄則で「無理をしない!徹底的に楽をする。手抜き上等!」と宣言したように、今回のイベントは、使い慣れていない台所、あるかどうかわからない道具、マニュアルのない道具類という制限が大きいので、「いかに手を抜くか」は大きなテーマでした。
そこで、食材調達の段階から、「うつわの盛り付けるだけで映える食材」を意識して購入しました。こういう場合に非常に役立ったのが、テーマとキーカラーでした。「赤を主体にレインボーにカラフルにする」というコンセプトがあるので、セレクションが明確になりました。
ほとんどが、買ってきた食材を「うつわに並び替えただけ」。ひとによっては「料理」とは呼ばないレベルだと思います。
でも、それがいいんです。
DishAppが考える美記憶づくりのユーザーは「多忙な人」です。
多忙な人が、家族ための記念日を祝うのなら、時間を奪うような調理シーンはなるべく少ない方がいいのです。
でも、それを「楽しい過程」にする工夫は大事だと思います。
それが、「うつわに盛り付ける」という行為なのだと思います。
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映えるうつわに、買ってきた素材を盛り付ける、それだけでも、写真映えする写真はできます。
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ねっ見て、わかってもらえると思います。
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買ってきた食材を「うつわに並び替える」という過程が、こういう「美しい写真」になることで、この過程自体が「物語」になると思うのです。
でも、ここには、うつわを選ぶセンス、食材を見る目、食材を並べるセンス、写真を写すスキル、写真に映える加工するテクニックが隠れているのです。
このあたりは、皆さんにも実際に体験してもらいたいんですよね。
さて、お料理は、さらに佳境になりまして、ハワイならではの食材へのチャレンジコーナーです。
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アーティチョークって、どうやって料理するのか、前から興味あったんですよ。
そこで、この機会に購入し、ネットで料理法を検索して、調理してみました。
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正直、「これだけやって、食べられる部分が数グラムって、どんなに効率悪いんだ!アーティチョーク」って感想なんです。
でも、この無駄な工程がまた楽しい経験でした。
ふたたび、こういうハプニングこそが、美記憶に残っていくのだと思いました。
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さて、今回のメニューの前半戦のメインの「焼き物」に取り掛かります。
贅沢にロブスターステーキに挑戦です。
日本じゃ、なかなか自分で買わないですよね。
なので、この機会に初挑戦しました。
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8.乾杯! :祝宴の開始、夫婦で祝うハワイの還暦
さて、料理ができたので、お誕生パーティの開幕です!
冷やしておいたスパークリングで乾杯をしました。
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まぁ、シュッポン!って劇的に栓抜きたかったのですが、慣れてないので、ビビりまくり、加えて対して勢いなく、気付いたら、あいてしましました。
でも、写真を見ると結構いい感じでシャンパンシーンになってますね。
ナイスお仕事、素人カメラマン! 相方に感謝です。
これも鉄則の「参加者にも楽しんでもらうために積極的に「過程」に巻き込む」、「ひとりでやらない、みんなで失敗を含めて楽しむ」のサンプル例だと思います。
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9.メイン料理 :テーブル・エンターテインメントで遊ぶ
さて、この日最大のお楽しみが、巨大な「トマホークステーキ」です。
よくハワイ番組でこのギャートルズサイズのトマホークステーキが出て来てタレントさんが食べているのですが、これを自分で作ったことがある人はあんまりいないんじゃないんでしょうか。
いや、聞いたことない! 絶対いないでしょう、そんな人。
たぶん前代未聞のバースデーイベントのはず、という根拠のない自信のもと、トマホークステーキ、果敢に挑戦してみました。
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ここで、再び、お着換えして、シェフの登場です。
まずは、フライパンで焼き目を付けます。
サイズ感がアメリカンなバターを買ってしまったので、結構贅沢にバターでフランベしております。
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さぁ、ここもハプニング発生!
このお部屋、立派なオーブンがついているのですが、そのマニュアルらしきものは一切ないのです。
だいたいうちにオーブンなんてないから、使い方はわからないし、その料理法もまったくわかっていません。
まぁ、なんとかなるだろうという心構えで、設定温度を決めて、スイッチオン、表示が高まるのをまって、ステーキを投入!
ところが、大きすぎてオーブンに入らない!!っていう事態になり、また、入れ方を工夫して、どうにかこうにか角度を変えて押し込めました。
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なんとか、焼きあがりました。見た目はわるくないぞ!って、この日のシェフは、この瞬間、かなり高揚感にあふれておりました。
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テーブルカービングをおススメします
自宅の記念日作りで、ぜひ取り入れてもらいたいのが、テーブルサイドサービスの考え方です。
「お客様の目の前でお料理を仕上げてご提供する」というサービスです。
家族がお客様であるという家族記念日は、レストランでのバースデーとは違います。
レストランなら、サービスされる側とサービスする側が異なります。
サービスする側は、サービスされる側の親密な距離と少し離れたところにいるべきなのでしょう。
最低限の関りでその空間を見守るのが、一流のレストランの在り方だと思います。
でも、家族記念日はサービスされる側とする側の距離がない空間です。
だからこそ、台所で料理して、テーブルで食べるという距離感ではなく、なるべく近い場所で、会話を楽しみながら、同じ時間を過ごしてもらいたいのです。
それを可能にするのが、「テーブルサイドサービス」です。
レストランでもギャルソンの方がテーブルサイドでサラダを取り分けてくれたり、デザートをつくってくれますよね。
あのようなテーブルのそばで行われるサービスです。
テーブルサイドサービスには、大きく以下のものがあります。
グラティネ:テーブルサイドで焼いたり、焦げ目をつけたりする
フランベ:デザートにお酒を垂らして炎の演出をする
スモーク:いぶした煙などを利用してスモークを演出する
カービング:お肉を切り分けたり、トリフォや粉チーズなどを削る
このなかでも、お肉のカービングをテーブルサイドでやるのは盛り上がります。
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大型のナイフとフォークで、塊肉から切り出して、それをそれぞれのお皿に盛り付けます。
音や匂いも含めて、肉料理を堪能することになるので、臨場感が増しますし、サービス自体もスタイリッシュで決まります。
絶好のシャッターシーンを提供してくれます。
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この日は、オーブンでのお肉の火入れに失敗しまして、「焼き過ぎ」てしまいました。よく言えば「ウェルダン」なのですが、カービングで、ジュワッーって肉汁が染み出すシーンを想像してたので、ちょっと残念でした。
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でも、こういう失敗に次ぐ失敗、挑戦に次ぐ挑戦。
へこたれずに前向きに取り組む姿こそが、美記憶のひとつひとつになっていきます。
「前代未聞のトマホークステーキへの挑戦」は、きっと人生の語り草になるのだと思います
10.サプライズ :まさかのくす玉の登場
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この日は、ここで、隠していたくす玉を出して、ワイワイ言いながら、盛り上げて、くす玉割りをひとつの象徴シーンにしました。
11.バースデーケーキ :レインボーケーキの登場
そして、エンディングとして、バースデーケーキの登場です。
「クルクル」さんの「レインボーケーキ」!
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このケーキ、ハワイらしい見た目だけでなく、味も最高でした。
生涯、「レインボーケーキを見つけたのは私だから」と自慢されるのは必至ですが、それでも大満足のケーキです。
12.ラグジュアリーな時間 :夕日でまったりとしたながら会話を楽しむ
時間は流れ、お昼から準備したバースデー記念日も夕暮れです。
後片付けは、食材は食べ残しを冷蔵庫に入れて、使い捨て食器はそのままゴミ箱へ。とても簡単で、「無理しない、手抜きを楽しむ」の鉄則通りでした。
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夕日を見ながら、ふたりでコーヒーを飲んでると、幸福感が増してきました。
13.バースデー花火 :実は独立記念日で、全米で花火が上がりました
実は、誕生日が7月4日でアメリカの独立記念日なんです。
この日は、アメリカ中で花火を上げることになっていて、周りもホームパーティーをする人が多いのです。
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10年前の50歳の誕生日もここでお祝いしてもらい、アラモアナの独立記念日花火をみんなでみました。
今年はコロナの関係なのか、近場のアラモアナの独立記念日花火という大掛かりなものはなかったのですが、ワイキキでは個人の打ち上げ花火が何度も上がり、遠くパールハーバーの花火がコンドミニアムのラナイから見ることができました。
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14.自分らしい 家族と一緒に作り上げる 還暦祝い
自分らしい「ハワイの還暦祝い」という挑戦はいかがだったでしょうか?
記念日にはその家族の在り方が反映されると思います。
レストランで行う晩餐もいいと思いますが、ちょっとアレンジして、こんな形で、家族とつくる、つくる過程も楽しむ、アニバーサリー体験っていうのも、とても思い出深いと実感しました。
そして、このブログやリール動画制作という「記念日を丸ごと記録する作業」も、とても楽しく、やっていると、なおさら家族が愛おしく思えます。
ぜひ、みなさんも、家族と、記念日をつくる物語に挑戦してもらいたいです。
リール動画には、夫婦の思い出の曲、ハワイアン歌手IZ(Israel "IZ" Kamakawiwoʻole)の"What A Wonderful World"を使いました。
これこそ、誰のものでもない、「ハワイでしかできない、自分でしかできない、60歳の誕生日」の美記憶になりました。