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ゼロ年代の最低男
酷い男が居た。
それは2000年前後の事だった。
「アメリカではお前のような男をソーシャルインポテンツと呼ぶ!」
と筆者を罵倒した。
社会的勃起不全?この男は何を言っているのだろう?
まだインターネットの無い時代だった。
適当な造語を繰り出し相手を翻弄して自分の有利なように話を進める。
そんな論法がまかり通った時代の話しだ。
この男と筆者は高校浪人を相手にする学習塾で知り合った。
元々は進学校に居た男だったが精神を病みこの塾にやってきた。
塾はDQNの集まりで背の低い彼は散々「チビ」と言われて虐められた。
筆者も背中を殴られたり弁当を隠されたりこの塾の馬鹿共にひどい目に遭わされた。
それでもマトモな者は少数ながら居たがそれでも放し飼いの野獣の集まりみたいな学校だった。
もうこの男は泣いて「俺は絶対に大学に行ってやる!こんな奴らの居ない場所に行くんや!」と
涙をボロボロ流していた。
この男の父親はコピーライターだった。
だからか80年代のコピーライター文化に被れていて
角川が出していた野生時代だとか中島らもだとかラジカル・ガジベリビンバ・システムだとか
そんなものに被れていた。
早くから「センスがいい」という言葉を使いいろんな物をセンスセンスと評していた。
もともと進学校時代はバリバリのオタクで
本棚にはルナバルガーだとか火浦功だとかライトノベルが揃っていて
オタクまみれの学校生活をおくっていた。
それが尼崎の野獣の檻のような場所に放り込まれたのだからたまったものではないだろう。
ある日
「みんなでスキーに行こう」と言い出し、それで連れてきた進学校時代の友人とやらが
オタク丸出しのデブだった。
普段オタク嫌いを公言しながら自分の周囲にはオタクが居た。
そんな矛盾した男だった。
この男の価値基準として「モテるかモテないか」があり
ある日レンタルCDを借りに行った時に筆者はレゲエのCDを借りようとして
そこでこの男は「そんなん聴いてたらモテへんぞ」と言ってきた。
後に女の前でFMラジオでレゲエを聴くとか言うくせになんなんだと思った。
高校時代はオタクっぽい人間をツレといて引き連れ授業をサボり神戸の南京町をウロついたりしていた。
この頃まではまだマシな人間だった。
大谷大学というFラン大学に進学すると
親の脛を齧って50ccのバイクを買いオタクっぽい人間と無気力っぽい人間とを連れて巨大な工事中の敷地に深夜に侵入し警備員とおいかけっこをした事を武勇伝のように語っていた。
大学になってからそういう事をするなんてカッコ悪いと思っていた。
自分の周囲にオタクは置かないとか言いながら実際この男の周囲に居たのは
PC98でエロゲをしたりエヴァンゲリオンを見たりしていたオタクだったり無気力なデブだったりTINAMIで新着絵師をチェックするオタクだったり全員オタクだった。
大学に入ってからは8万円の高価なワープロを買って貰い小説を書くようになった。
とはいっても短編小説の1つも完成させることが出来ずいつもプロットを話すだけでオチを考えることも出来ない。これじゃあエヴァのSSを書くオタクの方がはるかにマシだ。
街全体が禅庭園になっていてその補完に翻弄する男の話とか書いていたが
最後に町役場が町を存続させるかどうかの会議に行く所で話が終わり最後のオチを放棄したような話を書いていた。
この男は取材だとか言って町をフラフラして何か新しい発見があったかのような事をいい無駄な時間を過ごしていた。
そしてその取材を成果をたっぷり盛り込もうとして延々と情景描写が続くという嫌な事をしていた。
あるエロ同人誌を読んだ時に
「日本人のオタクは遠い外国では貧困が溢れているのにこんな堕落した物にハマっている!」と怒っていたが一番堕落しているのはお前だ、そんなに日本が嫌ならフィリピンでもスモーキーマウンテンでも行って来い。
のうのうと親の金でFラン大学に通っているお前が一番堕落している。
筆者は高校時代はテーブルトークRPGを仲間らとプレイして大いに楽しんだんだがこの男はそれを「無価値なもの」と言った。
そして「お前が築き上げたサル山」とも言った。
後に自分がキンコーズ・ジャパンで三宮センター街の一角を借り切って自分の城を作り内部の人間に「サティアン」と呼ばれるサル山を作ったくせにな。お前が愚かなボス猿だ!
90年代には大塚英志と中島らもに被れ
「漫画雑誌の編集者なんか1年勉強したら誰でも成れる」と深夜のファミレスで豪語したり中島らものマネをしてドラッグの知識をひけらかしてみたり
そのドラッグの知識も中島らもの著書からの盗用だ。
関西大学の研究所にドラッグの知識をひけらかす手紙を出して関心されたとかそんな事を言っていた。
また宮台真司にも被れ何かあると
「それはイギリスでは正当な怒りと言う」だとか海外の勝手な造語や知識を持ち出すようにもなった。
「女って変態嫌いやぞ」と言っておきながらこの男は大学時代に「家庭教師して女子中学生をつまみ食いしたいな」と言っていた。変態はお前だ。ロリコン野郎。
深夜のファミレスに大学のツレや筆者を呼び出し
「ボクが考える最強の少年漫画論」だとか「ワンピースをゲーム化したらどうなる」だとかくだらない話題を延々と語り筆者はウンザリさせられた。
多重人格探偵サイコにも被れていて、頭がキレてるやつがカッコいいという風な価値観にも染まった。
また自分の家の本棚には漫画は置かないといい、押入れに漫画を隠し本棚には思想書や海外小説を並べていた。
また筆者が運営していたテーブルトークRPGサークルにも大学卒業後に加わりキャラクターデザイナー志望で加入してきた女子中学生に対してキツイ言葉で上から目線で駄目だしし自分は何も出来ないくせに偉そうに業界人気取りだった。
大学時代をオタクらと遊んで過ごし就職活動の時期に突入したら
陳腐なアイディアの企画書を書いてSCEに持ち込み東京まで面接を受けに行って、自分の1人前の人間が厨二病まるだしの設定のゲームを面接官に語り小躍りで去っていったと言っていたがこの男のアイディアはそれ以下である。まだ厨二病を先取りしていた分その男の方がマシだ。
そしてニートになり8万円するワープロを買って貰い小説家ごっこにのめり込むようになった。
「俺は表現する事であれば映画だろうが小説だろうが形にはこだわらない」と言っていたがそんな才能も無いくせに何を偉そうに言っているのだろうと筆者は思った。
ニートになってバイトもせず日々小説家ごっこ
筆者の図書館カードで資料と言って本を借り、そして本を返さなかった。
お陰で筆者は10年間図書館で本が借りれなかった。
短編小説の1つも書けず取材と言ってはフラフラし
一度だけ筆者がアイディアを提供した小説をある程度まで書いたことがあるのだがそれが80ページにも及び読むのが辛かった。
感想をくれと言われたが「完結したら読むわ」と言ってその場を誤魔化した。
また取材で得た知識をふんだんに盛り込もうとして情景描写がダラダラと長く続く。
これは小説家志望の人間の悪い癖で取材した成果をひけらかしたくて
情景描写が長くなるという悪い癖だ。
筆者も小説を書いていたがもっと短くて笑える物を書いていた。それに対して面白くもないしダラダラ長いしくだらない小説をくだらないJ-POPを聴きながら高価な玩具で書き綴り無意味な日常を過ごしていた。
筆者が運営していたテーブルトークRPGサークルに加入したのだが
遠く有馬からやってきているプレイヤーを馬鹿にしてオタク呼ばわりしゲームデザインの経験も無いのにゲームのルールを勝手に変えようと口出しし何度もゲームを破壊した。
ゲーム中に倉庫の中で戦うシチュエーションがありその時に
「粉塵爆発!」と言って勝手な行動を取ろうとした。
その結果ゲームを険悪な物にし学歴差別をその場に生み出した。
ある日ゲームをプレイした後にこの男は
「お前は話題が狭い」と言ってきた。じゃあどういう話題が広い話題なのか?と聞いたら「酒とバイクと女の話」と答えた。くだらない。
酒を飲まない人間はどうなるんだ?バイクに乗らない人間はどうなるんだ?
そんな事で自分は話題が広いとかのたまっていたのだ。
しかしまだこの頃はマシだったのだ。
1998年のある日、筆者を公園に呼び出し
「俺はもうお前を切るわ」と言った。
筆者はその場で困惑した。今まで一緒にやってきた仲間なのになぜそんな事を言い出すのか?
大いにうろたえた。
その後梅田のゲームセンターで勤務していた時にこの男と再会し
「俺も鬼じゃない、許したるわ」と言った。
許したるわってお前何様やねんと思った。
それからしばらくした2000年の事、
今度は筆者がこの無能な男に愛想をつかしたので電話で
「お前、無能な仲間は切ると言っていたな、だから俺もお前を切るわ」と言った。
その時は「わかった」と答えていたがすぐに電話をかけてきて「今すぐ武庫川の河川敷に来い!」と言ってきた。
そして河川敷に行くともう怒り狂ってキレまくったその男がいて1時間に渡り一方的な説教を受け再び一緒にやっていくと誓わされた。
この男は先輩とか目上の人間というのが大嫌いでバイトを選ぶ際にも
「俺はオープニングスタッフを狙う」と言っていた。
自分に指図する目上の人間がウザくてウザくてたまらない。弱いボス猿らしい発想だ。
そしてキンコーズ・ジャパンにバイトで合格した。
その時にオタクっぽい同僚が居たと言うのでそいつを別室に押し込め4時間に渡り恫喝してそして恫喝された同僚はキンコーズを辞めた。
その事を武勇伝のように語る。
なんてひどい男だろうと思った。
それから社員になり、ここから暴走が始まった。
筆者に対して「お前は公私という概念が無いのか!使い分けろ!」と言っておきながら勤務中に職場のWindowsNTマシンで筆者のウェブサイトにアクセスしてきた。
「ブルマ ガロリン」という検索ワードとGw-Gtrax.ne.jpという見慣れないホストで一発でこの男だとわかった。小説の資料と言って職場のパソコンで数十ページにわたる個人ウェブサイトの文章をプリントアウトしたり公私を使い分けていないのはどっちだ?
ペンネームで活動するのにもいちゃもんをつけてきた。
「なんでペンネーム使うんや?本名を隠したら興奮するのか?」と言った。
変態は人のウェブサイトを荒らすお前だ!
だったら自分は本名で活動しているのか?
今の今までネットでお前の本名で検索したがまったく出てこなかったぞ!
人にこういったのだからテメエは本名でネットするのがスジだろう。
まさか匿名掲示板の中で活動してないよな?
お前が散々馬鹿にしていたネットのクズと同等の場所でよ!
「お前なぁ、もし自分の母親がふんどし少年のイラスト描きはじめたらどう思う?止めると思うやろ?」とも言ってきた。
親を出すなんて卑怯だ。
ある日の深夜、公園でこの男は
「俺は引退する!」と言い放った。
何を引退するのかと言えば小説家を引退するのだそうだ。引退も何も短編小説の1つも書いていないのに引退も何も、そういうのは引退ではなく「断念」というのだ。自分がサラリーマンとしてやっていく覚悟を語っていたが
学生時代に「サラリーマンなんか人に頭下げて赤ちょうちんで愚痴言ってりゃ誰でも成れるやろ?」と豪語していたのに。
そしてこの男はインターネットという物が大嫌いで
筆者が運営していたウェブサイトも掲示板を荒らし「俺が誰だか解るよな?今すぐ閉鎖しろこのチンカス野郎!」と書き込んだ。
夜中の2時にそいつの友人の家のMacを使ってだ。
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それからこの男に内緒で筆者はウェブサイトを再度立ち上げたのだが
この男のツレのオタク野郎がTINAMIの新着絵師をチェックしていて
「変なサイトがある」と言って見せびらかしたのだ。
それでこの男が激怒し電話をかけてきた。
「これ以上ホームページをやるなら俺はお前を殺す」
「自分の身は自分で守れよ」
「俺は刑務所なんて怖くない、刑務所でも面白い小説は書けるしな」
と言い放った。
筆者の家にまで乗り込んでやってきて土下座を強要した。
そんなもの表現の自由だと言うのにこの男はウェブサイトを閉鎖しなければ殺すと言い出したのだ。
「お前、やるなら命かけろよ」
と言ったが、それはワンピースのセリフのパクリだし。
ある日の晩、この男が筆者を公園に深夜に呼び出し
そしてベンチに座って隣でこう言った。
「お前、俺と同等になれ」
筆者は唖然とした。
同等?なぜ筆者がレベルを下げなければならないのか?
怒りで体が震えた。
そう言い放つと夜の闇に消えていった。
また別の日の晩には
「山の上に居る人間は下界の人間の事がよく見える」とも言っていた。
自分は天上人のつもりなのだろうか?
「俺はお前が自殺しても動揺しない、あっそとしか思わんで」とも言った。
再開した筆者のウェブサイトを見て激怒しまた武庫川の河川敷に呼び出され
「俺はなあ。インターネットに居るクズ野郎ともの俺を愛してくれ構ってくれみたいな自己愛を語るのが大嫌いなんや!」と言ったが
筆者のウェブサイトの自己紹介欄にはハードウェア構成しか書いていない。
その事を指摘すると顔を真っ赤にして怒り狂い
「パソコンオタクに媚びてるんや!」と言った。
そしてツレの男が
「自分が狂っている人間ほど自分の事をマトモと言うしな」と言った。
筆者は絶望した。
あまりにも筆者への誹謗中傷が一方的で酷いので
「表現の自由があるやろ!人に迷惑かけず好きにやればいいやろ!」と言ったら
「じゃあお前、ヒトラーかって好き放題に人殺ししてたやろ!」という極論を吐いてきた。
ナチスナチス、なんでもナチス、何かあると全部ナチスに話を持っていく。ウンザリだ。
会社ではEXCELファイルを弄り会社の金が自分の口座にジャブジャブ入るように細工し神戸三宮センター街に自分のサル山を構え部下をパワハラで脅し後にキンコーズ三宮店の人間らが「あいつ殺してやりたい」と言うくらい酷い行いをしていた。
それがバレたのは2002年の事で、
横領した金で豪勢な食事をし200万円はする指輪をつけ、そしてブクブクと太りある日キンコーズ新大阪店のレジの金6万円を自分の懐にいれる所を防犯カメラに捉えられた。その証拠を突きつけられ尋問された時、この男は一切謝罪の態度を見せなかった。会社としては株価に影響が出ることを恐れ事件を公にしなかった。
この男が借金を返すとして放免にした。
その後、大阪梅田の柿安という店の店長になっていた所をかつての部下らに目撃され筆者は柿安の人事部に「かつて業務横領に手を出した人間が居る」と通報した。
すると「2012年の7月にもう辞めた」と言われた。
それからは筆者のブログに粘着し何かあると2chにURLを貼り付けていたのだがそれもいつの間にか収まり、今では借金を返すのにヒーヒーなのだという。
社会のゴミ、野蛮な侵略者、クソチビ、犯罪者、苛められっ子、キチガイ、ナチス崇拝者、暴力肯定論者、無頼気取りのイキリ、ネットのクズ、サイコパス、社会不適合者、弱いサル山のボス、脛っかじり。
いろんな言い方があるがゴミとしか言いようがないどうしょうもない男。