人生に遅すぎるはない?アラフォー母、空手を習ってみたい!
年中さんの娘が3ヶ月ほど前から空手教室に通いだした。
子供が産まれたら男の子でも女の子でも空手を習わせたいというのが私の願いだった。
集中力と礼儀が身につき、強い心を鍛えられるなんて最高、最強!
単純にカッコいい!
ちびっこが道着を着てる姿はたまらなくかわいいし!
と軽いのか重いのかわからない気持ちで、そんな空手に憧れていて、自分の子供に是非とも習わせたかったのだ。
4歳だし、そろそろ通えるかなと家から近くで通えそうなところを探した。
まずは体験でやってみたところ、娘もノリノリで通ってみたい!とやる気になり本格的に申し込みをした。
習い始めた当初、こっそり教室の窓から覗いてみると、なんだかそれなりに見様見真似で頑張っている。周りの子供達と一緒に『えい!』とやっている。おっ!続けられそうかな。
少し慣れてきたある日、同じ空手教室に大人の女性が居る事に気がついた。
黒帯さんだし、先生なのかな?とご挨拶をすると、どうやら生徒さんらしいのだ。
『お母さんも一緒に空手やってみませんか?』
その女性からまさかのお誘い。まさかのお誘いに一瞬フリーズしてしまう。
女性も現在中学生の息子さんと一緒に6年前から初心者から通い出し、2人で続けているという。
生き生きとキラキラしていて、とても眩しい。
私はもう大人だし、運動とは無縁の世界で生きてきたので自分がやるなんて。
まさか思いつきもしない発想だった。
正直ハンマーで頭を叩かれるような衝撃が走った!
恥ずかしさも、不安もある。
いつも部活や運動をやってきた人の話を聞くと羨ましい気持ちで胸が苦しくなる事があった。
努力が苦手なんだと開き直って、勉強も運動もイマイチやってこなかった若い頃の自分に、タイムマシーンで戻って説教でもして、のちのちに悔やまれるぞ!って喝を入れたいと思っていた。
だから今さらだけど、私、出来るなら成し遂げられる事ひとつでもやりたい。
数日間、悩み、考えた。
娘にやらせたかった空手。
自分と娘を重ねて思いを託した気でいたけど、本当は私がやりたかった事なんじゃない?
それを娘と一緒に出来て2人で成長していけるなんて幸せ最上級じゃない?
下に息子が産まれて半年、娘と共有の時間が前より減ってしまっているし。
残りの人生で何か1つでも達成出来たら自己肯定感の低い私、なにか変われるのではないかな。
人生の折り返しに立っているアラフォー2児の母。
母になっても出来るという自信が欲しい。
ひとつの爪痕を残したい!
やってみなくちゃわからないから、
飛び込む気持ちで。
よし!娘と一緒に親子で空手、やってみよう!