リアルなジャングル大帝!!!
日本の神奈川県で育った私はね、コンクリートジャングルで生きてきたんですよ。もうね、車とか信号とかがいっぱいなの。人がいっぱいなの。
ここは真逆でした!
もう人は私を含めて3人から始まった。
オーストラリアのNorthern Territory 州のDarwinから専用セスナに乗ってたどり着いた土地。
何もない。。。。
この言葉につきる! 何もない。本当に自然だけ。
スーツケースにスカートはいていた私は本当に場違いでした。
私の存在が場違いだった。
一枚目の写真は初日に釣りに連れて行ってくれた場所。
足を水につけてバチャバチャしてたらワニに気を付けてね。。。
ワニ? ワニ? 水の中にワニ? "(-""-)"
二枚目見てもらえると分かるけど、すっごーく大きいのです。
たくさんいるんです。
人間の数より沢山います、この土地には‼‼‼‼
三枚目の写真は私のおうち。三か月すごした私のテント。
一番右に移ってるのがシャワーです。
トイレはちょっと離れたボットン便所。。。もうワイルドです。
ここはお金持ちの観光客がオーストラリアの先住民、アボリジニーたちの暮らしかた、アート、ワイルドライフ、野鳥などを体験する絶好の場所だった。
だって、誰の手をつけていない、本当にワイルドな場所。
もちろんテントはあるけどね、ホントそれ以外なにもない。
私は何でもお手伝い。
お料理だしたり、テントの掃除したり、なんでも出来ることだけ参加。
暇なときは観光客に混じって観光する。ほぼ観光してたかな?
上の写真は私の散歩道。
アニマルトラックっていうの。道見たいでしょ?
動物が歩くから道みたいにできるの。私はただ歩く。勇敢だよね?
野生動物の土地をワレモノ顔で歩いてた私。ただの大馬鹿もの。何も知らない日本人でした。
見えるかな?
わたしの足跡とバッファローの足跡。
お散歩おわって、見て見て―(^^)/なんて笑顔で感動して写真みせたら、
『遭遇してたら死んでたよ!』だって。
たぶんその時も彼らの真剣さは伝わってなかっただろうな。
私の英語力なんてそんなもんだった。
ちゃんとコミュニケーションがとれないのに知らない土地へと旅にでる。
誰も知らない土地、経験したことのないアドベンチャーへ。
こんなに勇敢だったんだね、わたし。
オーストラリアという土地が私を勝手に動かしていた気がする。
日本にいた私はこういう事しただろうか???
洞窟を見せてもらったり、アボリジニーのチャーリーさん、ここの土地の後継者?土地の住人?
チャーリーはもう立派なおじいちゃん。
でも裸足でこの暑い岩の上とかも歩くの。
彼が小さいときはこの穴の上で寝たんだよ。とか、
お父さんとお母さんは下で寝ていたとか。
骨とかもそのまままだ残っているところも見せてもらった。
何て言ってたのかとか全然分らなかった。
目でみて、心で感じてた。
歩いているとところどころの岩壁に絵が描かれてた。
アボリジニーアート。
分かる人にはわかるんだ。
説明してたけど、何て言ってるかわかんない。
でも絵をみてると人だったり、魚だったり、細かく描かれたりしてるのもあった。
女性のガイドさんが後から私たちのチームに参加してきた。
オーナーさんの心使い。
日本人女の子が一人でさみしいだろうということだった。
彼女は私の名前が呼べないらしい。さなえって私からしたら普通だけど、、、、
彼女はわたしを Sunny!って。あなたは私の小さな太陽の光よ。って。
My little Sunny Sun shine って。
あたしのほうが年上よ!って言っても、
彼女は Naaaa, You are my little sister!ってきかない。
たしかに彼女は大きくて、大人っぽかった。私より。。。。
そう、わたしのニックネームの Sunny はここから生まれた!
わたしはオーストラリアの生活でたびたび使う。
『Hi I'm Sunny』ってね。
もうね、面倒なのよ。いちいち私の名前を正確に教えるの!
さなえ? さなえ? さなえ?って私にはおんなじ発音に聞こえるけど、
みんなどうやって呼ぶの?って何度も聞き返してくるの。
わたしにとっちゃ、何が違うのか分かんなくて、でも英語の発音だと微妙に違うんだよね、日本語の発音と。だから私は Sunny !
携帯の電波もない、テレビもない、インターネットもないんだよ。
店もない。
電灯もない。
道もない。
今まで普通にあったものが何もない。
毎日何する??
毎日生きてたよ、生活してたよ。
たぶん一番いままでで生活を一生懸命にしてたんだと思うよ。
朝の鳥、虫の声とともに起きる。
ご飯をつくる、魚を捕りに行く、
歩く、
歩く、
自然を探検する、
洗濯する、
干す、
人と会話する、
夜は暗くなって寝る、
たまに芝生に寝転がって星をみる
人としての生活だよね。
当たり前のことを、当たり前のように出来てない。
今はそう思う。
この大変な生活!
ほんとに大変な生活だったんだよ。素敵な体験たくさんしたけどね。
そんな暮らしも終わりがきた。
バイバイ、みんな。本当に楽しかった、絶対に日本では出来なかった体験。
また私は次のアドベンチャーへ‼‼
次はオーストラリアの "おへそ‘’ エアーズロックへ。