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授業の復習は、どのぐらいの時間をとるべき?中学受験塾SAPIXが教えるベストな勉強時間とは?

こんにちは! 小学校高学年の子どもの宿題に頭を悩ませている編集Kです。
わが家の子どもは、学校と塾の宿題をこなすだけで精いっぱい。でも、子どもがあきらかに理解できていない単元を見つけると、「苦手な単元を復習させなくては……!」とあせってしまいます。
復習時間はどうやってつくっていけばいいのか、そしてどのぐらいの時間を目安にするべきなのでしょうか。10万人以上の小学生の勉強をサポートしてきた中学受験塾SAPIX小学部の先生に聞いてみました。 

「苦手な単元を復習させたい!」でも現実は、宿題だけでいっぱいいっぱいなので、わが家の平日の目標はとりあえず「宿題を終える」になりました。

土日や長期休暇中は、苦手教科の復習に少しだけでも時間を使いたいと思っています。でも、どのぐらいの時間を使えばいいのかを考えても、答えは出てこないまま。完了させればいい「宿題」と違って、「復習」にはっきりとした終わりはありません。

そこで、中学受験塾SAPIX小学部の先生に「復習時間の目安」を聞いてみました。

授業を受けた時間と同じだけ
家で復習するのがベスト

「みんな何時間くらい勉強しているんですか?」
こんな声を保護者から聞くことがあります。理解してほしいのは、勉強時間は長ければいいわけではないということ。集中して密度の濃い勉強をしている子もたくさんいます。
そのうえで、勉強時間の目安をお伝えするならば、「2時間の授業を受けたら2時間の家庭学習をする」ことです。受けた授業時間と同じ時間をかけて、テキストの振り返りや問題の解き直しをするのが理想的です。宿題は、その日の復習になっていることが多いので、復習の時間に宿題も含んで考えてください。

机に向かうだけが勉強じゃない!
学び方はアレンジできる

ただ、机の上で勉強するだけが勉強ではありません。
たとえば、保護者が塾の送迎をする際の車のなかで、その日の振り返りをする子もいます。最近では動画を見ながら復習をすることもあるでしょう。また夕食後に、ホワイトボードを使って、子どもが今日習った内容を保護者に説明する時間を設けているケースもありました。
どのような学び方が合っているかは子どもによって違います。机に向かう時間をたくさんとるという視点だけでなく、いろいろな学び方を試してみてください。「子どもに合った勉強方法を見つけること」も、自分から勉強する子どもに育てるコツでもあります。

復習時間に宿題の時間も含まれるとのことで、ひと安心です。わが家はとりあえず宿題、次に苦手な授業だけはノートを見直す、などと段階的に少しずつ増やしていくのがいいかなと思いました。
また「勉強は時間や場所に縛られるものではない」、というのは意外でした。じつは、うちにもホワイトボードがあるので、授業で習って面白かったことを書いてもらうのもいいかもしれない! 私も一緒に勉強できそうです。
子どもの気持ちを尊重して、相談して、試行錯誤しながら少しずつ勉強にふれる時間を増やしていけるようにしたいです。

『SAPIX式 頭のいい子が使っている学力アップ手帳』
親子でコミュニケーションをとりながら、無理のない学習計画を立て、振り返る習慣が自然とついていく手帳です。

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