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オックスフォード式「勉強感覚」を育てる、超カンタンな【創造力】と【コミュニケーション】のコツ
こんにちは。ディスカヴァー編集部のHです。
オックスフォード大学教授が、入試担当として数十万人の学生を分析してわかった、10歳までに身につけたい「没頭力」を育てる方法を紹介した『オックスフォード式 勉強感覚の育て方』。
本書から一部抜粋して、ほんとうに頭のよい子の親がやっている、子どもが勉強するようになるコツをお届けします!
勉強にも感覚(センス)が必要だ
勉強にも感覚(センス)が必要です。この感覚が目覚めたとき、子どもは楽しく学び、充実した勉強ができます。
勉強感覚を養うために、最も力になれるのは親です。
問題ばかりたくさん解かせ、長時間じっと机の前に座って耐えるよう強要すると、勉強感覚はむしろどんどん鈍くなっていく恐れがあります。
勉強感覚は、学習感覚・英語感覚・未来感覚・コミュニケーション感覚・幸せ感覚の5つを総合した力です。
この5つのうち今回は
【未来感覚】【コミュニケーション感覚】【幸せ感覚】を育てる具体的なコツをご紹介します。
【学習感覚UPのコツ】 10歳までは机に向かわせない!
■子どもが興味を示したことで、長期プロジェクトを始めよう
たとえば、娘は1カ月かけてアマゾンの森林の模型を作りました。
■平均や順位にこだわらないで
AI時代に求められるのは平均的な能力ではなく、一つの分野への洞察力です。不得手なことを補うより、子どもが上手で好きなことに集中させてあげましょう。
■本は量より質
1冊でもいいですし、漫画でもかまいません。読書の後、親子で考えて話す時間を持ちましょう。
■「ショー・アンド・テル」遊びをしてみよう
好きなおもちゃや本を、子どもに自分で紹介してもらいます。興味を持ってたくさん質問してください。子どもは嬉しくなって熱心に説明するでしょう。
■スケッチブックを持って、博物館や美術館に行こう
素敵な美術作品、興味深い所蔵品など関心のある作品をじっくり観察し、スケッチブックに自由に描かせます。親も一緒に描くとなおよいでしょう。
■ときには子どもと一緒にゲームをしよう
ゲームについて話し合い、共感してください。
■食事の時間は、スマートフォンを必ずしまう
子どもと目を合わせ、味はどうか、どんな1日を過ごしたのか話しましょう。
【コミュニケーション感覚UPのコツ】
■「大人の話に割り込むな」と線引きをしないで
年齢を、コミュニケーションの壁と思わせないようにしましょう。
■子どもが自分の意思を、はっきり口に出せるようにしてあげよう
考えや感情を、きちんと表現できる環境を作ってください。
■子どもと一緒に、良質な時間を過ごして
子どもに費やす時間が少ないことに、負い目を感じる必要はありません。時間は、量よりも質が大切です。帰宅時間が遅くても、朝や晩に少しでも子どもとコミュニケーションをとってください。
■週に一度でも、お父さんがおいしい料理を作って
いつも同じ料理でもかまいません。子どもと食事をしながら、コミュニケーションをとりましょう。
■親にも息抜きが必要
子どものことはしばし忘れ、自分だけの趣味を探求してください。親の幸福感は子どもにも伝わります。
■子どもを叱るときは、時間を置いて感情コントロール
感情に振り回されて、子どもを傷つける言葉を口にしないようにしましょう。
■しつけは断固とした態度で
泣いて駄々をこねる行動を子どもの武器にさせず、一貫した態度をとってください。
■子どももできそうな家事を探そう
家のことは、家族みんなのことだと実感させましょう。家族の力になれたとき、どんなに簡単なことでも子どもは大きな達成感とやりがいを感じます。
■親にも子にも、それぞれの時間と空間が必要
いい無関心の時間を、定期的に持ちましょう。
■スキンシップをたくさんしよう
抱きしめて、なでて、手をつないでください。愛の表現を惜しまないでください。
【幸せ感覚UPのコツ】
■幸せについて、子どもに聞いてみよう
いつ、どんなときに幸せを感じるか、子どもに聞いてみてください。
■学習を急かさないで
目の前の成果にばかり集中しないでください。子どもが自分の経験をしっかりかみくだき、きちんと消化するまで待ちましょう。
■「どう思う?」と、子どもの考えを聞いて
「ああ、そう考えることもできるね」と答えて、耳を傾けましょう。子どもが考えながら表現できる時間を、十分に与えてください。子どもの方からも、気軽に親の意見を聞ける雰囲気を作ってあげましょう。
■小さなことにも、感謝の気持ちを持たせよう
助けてもらったとき、プレゼントをもらったとき、当たり前のことと思わせないようにします。親も子どもに感謝の気持ちを表現します。
■家族が一緒にできるゲームをしよう
ゲームを用意しておき、決まった時間にみんなで楽しみましょう。 屋外でできるスポーツもよいでしょう。子どもと一緒に笑って楽しんでください。
■一日に一度は、家族みんなで食事しよう
家族みんなが集まる、快適な食事時間を用意しましょう。家は幸せで安全な場所だと、子どもが思えるように。
■命令せずに、会話する
子どもの勉強ではなく、子どもそのものに関心を持ちましょう。
著者紹介 チョ・ジウン
英国オックスフォード大学東洋学部教授。児童学と言語学を用いて子どもたちが言葉を学ぶ過程を研究している。 オックスフォード大学東洋学部では入試面接官として、毎年多くの優秀な学生を分析してきた。最近は人工知能時代の言語教育について研究している。
『オックスフォード式「勉強感覚」の育て方 頭のよさは10歳までに決まる 』
受験大国、韓国で話題のベストセラー 待望の邦訳!
島村華子氏(オックスフォード大学卒 児童発達学博士)推薦!
暗記式詰め込み方教育につきまとう「出る杭は打たれる」という社会の呪縛から子どもたちを解放し、子どもが飛び立てるようにサポートする最善の方法とは? 教育理論と実例をもとにしたガイダンス本。
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