【わたしの推し本】めんどくさがり&パンダ好きの私欲が詰まった1冊です。(編集部 安永)
7月20日より全国の書店さまにてご展開いただいている「編集者の推し本フェア」。
この記事では、店頭POPよりももっと熱い「推しポイント」を、各書籍の担当編集者がお届けします。
◎この本を簡単に説明すると…
メールの返事、お風呂、家事、早起き……
私たちの毎日には、「めんどくさい」ことがあふれていますよね。
でも、めんどくさくて動けないのは「やる気」のせいでも「性格」のせいでもありません!
作業療法士のベストセラー著者が脳の仕組みを生かして具体的な対処法を教えてくれる1冊です。
◎この本が生まれたきっかけ
企画をしたのはコロナ禍。環境の変化の大きさに悩んでいて、当初は「変化に対応するための書籍」を企画していました。
しかし、お打ち合わせ時に「リモートワークでオンオフの切り替えが上手くできなくて、家事のペースが乱れた」と相談すると、「リモートワークなら、仕事の合間に家事を挟むと脳が切り替わって生産性が上がる。たとえば皿洗いなど触覚の刺激を与えることは、インプットをまとめるのに効果的」というお話を伺ってから、大嫌いな皿洗いも前向きに。
こういった「日常のめんどくさい」を解消するための書籍にしましょう、とこの企画が生まれました!
◎こんなあなたに届けたい!
ついだらだらしてしまう自分に自己嫌悪しちゃう人。
やればいいことはわかっているが、後回しにしてしまう人。
仕事、家事、育児などでバタバタしていて、細かいタスクがたくさんある人。
休日はゴロゴロ過ごしている人。
夏休みの宿題を前日にやるタイプの人。
すべてわたしです…このnoteを書くのだって…そりゃ多少はめんどくさくて…いま、締め切り当日の18時です。
(ただし本書のテクニックを使っているので集中して書けていますよ!)
◎編集中や発売後の裏話
菅原さんはご執筆もメールの返信もすべてが早くて、「すぐやる人って…すごい…!」と日々憧れていました。脳をハックすれば菅原さんのようになれる。はず。
フルリモートでしたが円滑に進めていただき、大変ありがたかったです!
◎わたしの「推し」ポイントはここ!
「めんどくさがり」を象徴する動物をアイコンにしようと思って、個人的に大大大好きな、ころころ転がる姿で愛されるパンダに決定。イラストレーターさんも、「インスタにあがっていたパンダがめちゃくちゃかわいい」という理由でかりたさんにお願いしました。
描き下ろしのパンダが届く日々は、ほんとうに幸せで……!
ユーモラス&チャーミングなパンダをぜひみて欲しいです!!
いくつかの書店さんにはパンダぬいぐるみと一緒に展開いただいたのですが、そのために営業担当さんが上野まで行って大量のパンダぬいぐるみを調達してきてくれたのもうれしかったです。大きな袋を抱えて颯爽と帰ってきた姿、ちょっとおもしろかったなぁ。