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【わたしの推し本】人生を100年カレンダーで見ると、案外短い? いや、長い…?視点が変わる面白さに惚れ込んで作った企画(編集部 大山)

7月20日より全国の書店さまにてご展開いただいている「編集者の推し本フェア」。
この記事では、店頭POPよりももっと熱い「推しポイント」を、各書籍の担当編集者がお届けします。


◎この本を簡単に説明すると…

・これから、何をしたらいいかわからない
・自分のやりたいことが見つからない
・これまでの人生の棚卸しをしたい

誰でも、長い人生で一度はこんな思いを抱いたことがあるのではないでしょうか。本書では、そんな抽象的な悩みを、巻末についている「約200年分のカレンダー」を使って1つずつ紐解いていきます。

人生は、たった一度きり。
その人生のすべての時間を使って思う存分生きつくしたと、心から言い切れるように生きるために、いま、何をすべきか? いま、ここからどう生きるのか? その答えを探す海図のような本です。

◎この本が生まれたきっかけ

「100年カレンダー」って面白い!!もっとたくさんの人に体験してほしい!
企画のきっかけは、これにつきます。

「人生100年時代」「LIFE SHIFT」などと言われて久しいものの、正直私は、自分ごととして全然ピンときていませんでした。
そんな時、人材育成のプロ中のプロである著者の大住さんから『生まれ年から始まる100年カレンダー』を使ってのミニレクチャーをしていただいたんです。
カレンダー上に“自分の生まれた年→「今ここ」の年→100年後”まで、マーカーで線を引いて眺めてみた時、自分の人生における「本当に使える時間」が物理的にわかり、ハッとしました。あれ、思っていたよりも、時間ないかも?と。

人生を変えよう、考え方や視点を変えよう!と呼びかける本は星の数ほどあります。でも、人生という抽象的なものを見える化し、具体的な行動まで落とし込める手法はまだ世になかったので、絶対に本にしたい!と熱くなったのでした。

◎こんなあなたに届けたい!

個人的には、パパママに超おすすめしたい!子どもと目一杯密に遊べる時間は、あとどのぐらいあるのか(子どもが親と遊んでくれる時間って、結構短いのですよね)、じゃあ、子どもとこれからどのような時間を過ごしたいのか……。私自身、日々大きくなっていく息子と毎日ギャーギャーやり合っていますが(笑)、この貴重な時間を見据えて「今のこの瞬間に集中して楽しもう」と考えられるようになりました。

◎編集中や発売後の裏話

巻末に約200年分のカレンダーをつけるかどうか、最後まで迷いました。
本が厚くなるし、年号確認の校正が大変だし(笑)、とブツブツ思っていたのですが、やはり本文の「問い」を見たら、すぐに巻末のカレンダーに書き込んだり、付箋を貼ったりできるという面白さや、大住さんのセミナーの臨場感を表現したくて、この形に決めました。

◎わたしの「推し」ポイントはここ!

13ステップの扉全てに、ウォルト・ディズニー氏の名言が入っています。そのステップを読み進めるとき、インスピレーションの源になるような言葉を大住さんに選んでもらいました。ディズニーファンでも、そうでなくても、ウォルト・ディズニー氏の人生に対する捉え方が垣間見えて、楽しんでいただけるはず。

◎最後にお伝えしたいこと

「何に歓んできただろうか? これから、何に歓びたいだろうか?」という問いを掲げたステップがあります。原稿でこの問いを目にした時、「自分が歓ぶことを目的に、生きているだろうか?」という新たな問いが生まれました。せっかくの人生、仕事でも、暮らしでも、もっと自分の「歓び」に貪欲にならなきゃ、もったいないですよね!


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