Notes of a Dirty Old Man For Introduction

今朝起き掛けに思い浮かんだことがある。
何日か前から下書きにしてもこんな子供の頃のことを書き連ねても、
何て考えて、落ち着かず心がざわついていたのだけれど。

そんな時は音楽でも聴いて何て思う前に、
いつものように YouTube のサムネ、って言うのかな、つらつら見ていると、
私の心を知ってるようにサンタナが眼に入る。
えぇ~と、タングルウッドでのライブの、
ブラックマジックウォーマンに続く一連のもの。

普段は何年に、何て見もしないのだけれど改めて見ると1970年とある。
えっ、と思いウッドストックも調べてみると69年。
もちろんその時に見る訳も無く、
時を隔ててパソコンを持ってから YouTube で見たもの。
見続ければ現実にあの時に見た、
私もあそこに居たような気になるのが不思議だ。
ワクワクするし気も晴れる。今まで何回見聞きしたことやら。

そして1969年70年の自分のありように想いを馳せる。
上の学校に上がったばかりの時、そして二年生になっていた時。
殺伐とした世情の中に居て、私には余り関係の無いこと、と思っていた。
セクトとか内ゲバなんて考え及ばないことだった。何人ひとが死んだやら。

あちらでは、フリーセックスとか声高に価値観の変る時だったのでしょう。
徴兵の無い国では考えられない、ただ遠くから眺めていたような世情。
自立と代償に傘を貰ったのでしょう。
かの国の若者にしてみれば他国の為に血を流す、何て理不尽なこと。

加えて戦争が起きれば軍需産業が潤うなんて、今になって知ったこと。
少し調べるとケネディ暗殺は1963年のこと。
ちゃんとした経緯も知らされずに、
調査結果も大事な所は今もなお隠されたままだ。
国の在りようをいぶかる声が。

私は奇妙な国、日本に居るのだけれど、
かの国での事々の経緯を見知っているのに、学ばない方が多いよう。

そうそう、
くさくさした思念の内に浮かぶ、
何で子供の頃のことの書き継ぎを続けるのか。
私がひねくり出すものじゃ無く、畏いなるものとの約束へ向かせる、
畏いなるものの導きだ。
思い浮かぶままに書き進めているだけ。
そう何かの考えに元ずくものじゃない、私の思いからのもの。
父がいて私がいてのものがたり。

人となりを確立して行く歩みがあり、
その末に精神の不安定の現われがあり、
今の今に畏いなるものとの約束の書きものを書き進める私がいる。
その父は役人で、それを中途にして私を手伝わせ自営業を創め仕舞いには、
人手に渡した経緯で、埒も無い。
それにしても私にも間違いが有ってのこと。
全てを見直して、その行き先に辿り着きたいだけ。
笑って逝けるかは知らないけれど、書き切りたいと思うだけだ。
~~続く

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