【レースの見方・実践編】ユニコーンS出走馬適性分析

ダートGⅠへの登竜門、3歳ダート重賞ユニコーンS。
去年のルヴァンスレーヴをはじめとして勝ち馬が出世するケースも多く見られますが、それ以外にも掲示板に乗るくらいの実力を持った馬であれば後の重賞馬、GⅠ馬だったということも少なくありません。
(12年5着ワイドバッハ、13年3着サウンドトゥルー、14年5着ニシケンモノノフ、16年3着グレンツェント、17年3着サンライズソアなど)


ご購入いただいた方は適性早見表の図をご参照いただくのが一番分かりやすいと思いますが、6月以降の3歳のダート重賞(ユニコーンS、ジャパンダートダービー、レパードS)は極端にレースで求められる適性が異なるため、その2つで勝つというのは相当に能力が抜けていないと出来ない芸当です。
※大井2000mは機動力パワー型の適性を求められるコース

したがって3歳のダート重賞戦線を見ていく上で、適性分析は結構大きな要素になってくると思っています。特にオープン馬になってくると、チャンピオンズカップ、フェブラリーSに向けて賞金加算が必須になってくるので一つ一つのレース選択が非常に大切になってきます。重賞一つ勝ったくらいじゃほぼ出られないですからね。

ということで今後の重賞候補生がいる可能性も十分考えられるので、ユニコーンSだけでなくその後も楽しんでもらえるよう、今回ユニコーンSの出走メンバーについて現在私が考える適性分布図を作ってみることにしました。
さすがに初ダートとなるワイドファラオとロードグラディオについては語ることは難しいので除外させていただきますが、それ以外の馬に関しては全頭の本質的な適性判断と収得賞金的に除外対象とならない馬については短評をつけさせていただこうかと思います。
適性分布図のイメージは下図を参照ください。種牡馬別適性傾向に登場してもらった馬を例にしてみました。(有料部分はユニコーンS出走馬で同じことをしています。)

ここから先は

1,985字 / 1画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?