【レースの見方】ダートマトリックス理論の利用法~適性分析のサイクル編~

ご好評いただいている適性早見表の記事に関連して、もちろん表だけでもイメージはいただける部分もあると思うのですが、よりご活用いただけるように2回に分けて解説をしたいと思います。わりと記事数も増えてきましたし、このタイミングでどういったものを見ればよいかを紹介させていただこうかなと。


1回目はマトリックス理論と適性早見表がどう関係してくるのか、2回目は馬券的な利用法に特化した話をしようかと思います。

まずは第1回、理論と適性早見表の関係性についてですね。
マトリックス理論はコースの傾向を踏まえた適性分析を行っているわけですが、適性早見表はその適性分析を行う上で線引きを行うためのテーブルということになります。
ただ結局どういう基準で分類をしていくべきなのか、その背景にあるものがどんなものかというのを理解していただかないと、なかなか体系的な知識として身に着けることは難しいと思います。
そのためのベースとなる知識の部分が「レースの見方」「ダートレース概論」の表題をつけたテーマの記事になります。
もちろん適性早見表だけでもだいたいのことはつかめるように作成しているつもりなのですが、やはり細かい部分については一つ一つ検証していくことが大切だと考えています。

私個人の現在の馬券購入の際のサイクルもそうですし、マトリックス理論の記事の利用法として意図しているのは下記のような図のサイクルになります。皆様が私の記事のどちらに魅力を感じていただいてご覧いただいているのかはあるのですが…(苦笑)

上記の表で行っていることは
⓪【ダートレースに必要な情報を知る「ダートレース概論」「レースの見方」の内容を理解する】←必要な場合のみ
①マトリックス表上で対象となる馬の適性を定める
②対象となる馬が出てくる条件を吟味して予想する
⓷自分の予想(仮説)と合っていた部分、ズレていた部分を修正
④マトリックス表上の適性を再検証する

という流れです。

もちろん人によって予想だけ見ればいいやという方もいらっしゃるでしょうし、逆に自分でやるから理論だけ教えてくれという方もいらっしゃると思いますので、強制するわけではなく、あくまで推奨という話になります。
多くの方に好きな部分だけご覧いただけるように、基本的には1記事1テーマで完結するように作成しているので、気になる部分だけ見ていただいても良いと考えています。

基本的に記事の方針は
・無料記事→調べたら誰でも何となく分かってくる
・有料記事→一歩踏み込んで考えたもの or 一つ一つの知識の集合体
・予想記事→知識の実践および振り返り
という基準で出させていただいています。

また個人的な方針としては適性論を語る上では、
「再現性がなければ意味がない」
というのを強く意識しているので、記事で適性について語るときは必ずその馬の本質的な適性について言及するようにしています。
したがって予想記事は適性的に合っている条件で出走してきているこの馬はこういう条件こそで買いだ!というのを示している形です。ですので、適性早見表上で近い条件については好走する可能性が高いことになりますし、離れている条件はあまり向いていない可能性が高いことになります。
もちろん適性分析は自分でキチンと行った上で予想記事は出していますが、全部のレースを的中させることは物理的に無理だと思いますし、有料記事をせっかくご購入いただいている方の今後の予想の参考に出来るように振り返りが可能な形で発信はさせていただいているつもりです。

予想記事についてはまずご自身で仮説を立てていただき、その答え合わせとして使っていただくというのが一番体系的な理解につながるのでないかと思います。
twitterで一度紹介させていただきましたが、同じような理論を元にするとこんなことも起こり得るんですよね。

二人ともベースとしている部分は多少違うというのはお互いに理解しているのですが、個人的にはこういった現象がこの記事を読んでくれた方にも起こってもらえるようになってもらえるように記事を出していきたいと思っています。
また違う角度から見て似たような結論に複数の人間がたどり着いていると事実はそこに何かしらの真理があるという証左なのではないかと思うんですよね。

今後も皆様に価値ある内容をご提供できればと思っていますので、引き続きダートマトリックス馬券術をよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?