ローカル路線バスの旅 【こちら覆面DI室 #041】
先日、テレビで「ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅」
という番組を見ました。
旧シリーズのほうで、
太川陽介、蛭子能収と女性ゲストの3人が、
路線バスを乗り継いで旅します。
高速バスは不可で、路線バスしか使ってはいけないルールです。
その放送では4日かけて東京から新潟までたどり着きました。
車内では、先の先までプランを練っています。
このバスを降りたら、次はここに行って、
更にどこで降りてどこに向かえば良いのか。
地図には路線図も時刻表も載っていないので、
運転手や地元の乗客から情報を収集していきます。
バスの運転手は、他社バスの時刻表はよくわからず、
地域のコミュニティバスがどんな路線で運行しているか
知らないようです。
地元客の意見の方が有力な場合が多いです。
ある駅のバスの案内所で
「今日のバスは終わってしまった」
と言われたのですが、
他社のバスはまだ走っていました。
放送を見ていると、
バス会社間の連携の悪さには、笑ってしまうばかりで、
それが番組を面白くしているのかもしれません。
同じ乗り場なんだから、
他社の時刻表も用意しておけばいいのにね。
腎機能が悪いからうちの薬は使えません。
代替となる薬は他社製品ですから、
プロモーションコードがあるので言えません。
きっとこの連携の悪さも、笑われちゃいますね。
代替薬の情報くらい、用意しておけばいいのにね。
「こちら覆面DI室」は休刊となった週刊approach誌に連載されていました。そのコラムを少しだけ改編して掲載しています。