500分の1くらいに振り向いてもらう 【いまでは半分覆面DI室 #021】
令和3年に入っていくつか講演をさせていただいたのですが、
コロナ禍ということもあり、そのどれもがWEB形式での講演会でした。
リアルの講演会とWEBでの講演会の違いに、「反響」があると思います。
会場でのリアルな講演会だと、話しているうちに聴講者の声や表情が伝わってきます。
WEB講演だと、そのあたりは全くわからないですよね。
講演後に「質問」を受けることがありますが、WEB講演だとなかなか質問も出てきません。
座長がうまく間を持たせないと、「シーン」としたままになります。
zoomのQ&A機能や、チャット機能を使うとけっこう出てくるんですけど、
生の声での質問はリアルでもWEBでも、なかなかハードルが高いのかもしれません。
さて講演が終わって、「おつかれさまでした」というときに、
リアル講演会だと、名刺交換にこられる方がいらっしゃいます。
そこで、ひとことふたこと会話を交わし、あとは後日メールでお礼を。
ところがWEB講演だと、そんなシーンもありません。
zoomをバチッと切られて終わってしまいます。
おかげで、名刺が全く減らないですよ。
だから講演するときには、
自己紹介スライドとメールアドレスを入れるようにしています。
これはリアルでもWEBでも一緒です。
「質問はメールで」なんて書いておきます。
最初の話に戻りますが、
令和3年に入って、
聴講者100名ほどの講演会を3つ、
聴講者500名ほどの講演会を2つ、
出演させていただきました。
そうしたところ、いくつか反響がありまして、
聴講者500名程の講演会のひとつを聴いた方から、別の講演依頼をいただきました。11月に行う講演会です。
またそれとは別の聴講者500名程の講演会を聴いた方から講演依頼をいただき、それとはまた別の方から執筆依頼をいただきました。
つまり頻度で示すと、
1/500
2/500
ということになります。
1/500は0.2%、2/500は0.4%
私の講演会の依頼される確率は0.2~0.4%なのかもしれない。
100人くらいだと次に繫がる人は見つからず、
250~500人くらいに講演しないと、次に繫がる人見つからないってことになるのかな。
副作用の頻度のお勉強みたいだ。
でも聴講者100名だからと言って、手を抜くわけではありませんよ。
少数への講演の方が、好きなことしゃべれるので、
実は楽しかったりします。
会の大小は関係なく、
たった1人を振り向かせることに力を注ぐことが大切ですよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?