起業して初めて気づいた、"本当に自分がやりたかったこと"
初めまして、DirectPicks(ダイレクトピックス)の広報担当です。
弊社が今期より自社採用を強化する運びとなり、本日より、弊社がどのような会社で何をしているのか、どのようなメンバーが在籍しているのかなどを知っていただけるよう、Blogを発信することにいたしました!
Blogを通して弊社へ、またメンバーへ興味を持っていただけると非常に嬉しいなと思っています。
さて、本日記念すべき第一弾として、弊社代表前川の起業までとこれからについてをインタビューしました。
心にメラメラしている熱い思いや葛藤を抱えている全ての方々に、本記事をお読みいただきたいなと思っています。
はじめまして、DirectPicks株式会社の前川です。
これまでの自分の経歴とこれからについてですね、今日はよろしくお願いします!
大学生活と就職活動について教えてください!
大学時代は”スキー”にのめり込んでいました。全国大会でチームとしては優勝、個人としては10位以内を目標に、年間100日以上は雪山へ篭りひたすらスキーの練習をしていました。もう夢中でしたね。冬のスキーに専念するために、夏はバイトをしてひたすら貯金、大学の授業もほとんど夏に取っていました(笑) 3年時にはチームの技術主将も努め、結果、チームとしては全国2位、個人としては18位と、目標達成とはなりませんでしたが、目標に対してみんなで向かっていく、ひとつのことに集中する、これぞまさに青春!といった学生生活を送ることができました。悔いはなしです。
そんなこんなで、スキー中心の生活を送っていたため、他の学生に比べると就活に取り掛かるのはかなり遅かったです。当時、海外旅行にも興味があったので、将来は海外で仕事をしてみたい、そして比較的高収入なのではという漠然としたイメージだけで「商社」だけに絞って就活を行ない、内定を頂いた日系大手の商社への入社を決めました。
新卒入社した商社での生活はどうでしたか?
まずは商社へ入社してからは研修からスタートしました。研修後はかなりの頻度で取引先などとの飲み会があり、仕事の一つだと認識はしていたものの、お酒が弱い私にとってはかなりハードな生活でした。また、海外で働くことがきるのはまだまだ先の事だと知り「自分はこのままで良いのか?」と考える日々が続きました。
そんなある日、配属先の上司がシリコンバレーの支社に配属されたことを知りました。その時初めてGoogleやApple、Facebookなど、今では世界を牽引するような会社がボコボコ生まれているような地域がシリコンバレーなんだという事を知り、何かとてつもない高揚感を味わったのを覚えています。そして、「ここに行けば何か答えが見つかるはずのでは?」とシリコンバレーに対して強烈な興味を持つようになりました。
そんなタイミングで、会社で語学力向上の為3ヶ月の海外研修がありました。研修先は全員カナダだったのですが、当時シリコンバレーにとてつもない興味を抱いていたため、これはもうアメリカに行かせてもらうしかない!と、上司に直談判してアメリカへの研修を懇願し、ありがたいことに希望通り渡米をさせて頂きました。
アメリカ、シリコンバレーはどのような場所でしたか?
シリコンバレーでの日々は想像より何十倍、何百倍も刺激的でした。毎日15時まで語学学校で英語を勉強した後、シリコンバレー各地で開催されているミートアップやピッチコンテストに参加しました。そこで、世の中にまだない、新しいことに挑戦をしている人、自分のキャリアに真剣に向き合い夢を成し遂げようと努力している人、イキイキとワクワクしている人たちを目の当たりにし、「自分もこんな人たちが世界中から集まるシリコンバレーで一緒に働きたい!」と思うようになりました。
そこでLinkedIn(Facebookのビジネス版SNS)というサービスを使って、シリコンバレーにある会社の社長に片っ端から「シリコンバレーで働きたい!」という熱いメッセージを送りまくりました。当時、英語がビジネスレベルで話せるわけでもなく、ビジネススキルもなかったので、日本語を話せること、そして熱意だけが取り柄でした。
そんな中、あるベンチャーキャピタル(以下VC)の社長とお話できるチャンスをいただき、その場で「働きたい!」と猛アプローチの末、正式選考に進み、無事内定までいただくことができました。
そこから頭の中はシリコンバレーで働けることでいっぱいで、海外研修が終わり日本へ帰国後、会社に退職届を提出しました。1社目の会社には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、同時に心の底から感謝をしています。
念願のシリコンバレー!そこではどのような経験や出会いがありましたか?
2社目のベンチャーキャピタルでは、日本語を話せることを武器に、投資家である日本企業に対してシリコンバレーのスタートアップを紹介し、実際の投資に至るまでのサポートを行なっていました。言うなれば、投資家とスタートアップの架け橋役です。そのため、主な業務はスタートアップの分析、そして分析したスタートアップを投資家へ魅力的にピッチするという内容でしたが、ビジネススキルや経験がほとんど無い状態での即戦力としての採用だったため、毎日がインプットとアウトプットの連続で必死でした。
また入社して間も無く、「2週間後に全社員の前で30分間のプレゼンをする」という課題を言い渡されました。もちろん全て英語で、更にカンペも見てはいけないとのことで、課題について聞いた時は絶望、、同僚にこれはドッキリか?と聞いて回りました(笑)それからの2週間は人生で一番猛勉強したんじゃないかなと思います。プレゼンが夢にまで出てくるほどかなり辛い時期でしたが、当日は無事成功させることができました。この課題のお陰で、自分でも驚くほどに英語力が上達し、プレッシャーの中で何としてでも目標を成し遂げる力がつきました。
周りの人にも恵まれた生活でした。平日は朝から仕事をし、休日は同僚やミートアップで出会った友達と登山やキャンプ、カリフォルニア中を旅したり、ピッチコンテストを見に行ったりしていました。国籍や職種は様々で、超早口のコテコテのニューヨーカーや、日本に来た事がないのになぜか日本語ペラペラのGAFAエンジニアや起業家など、自分と何処か似たマインドを持つ人たちと仕事やプライベートの時間を過ごすことができ、毎日が刺激的で楽しかったです。
入社して数ヶ月が経つ頃のある日、同僚に突然「Hiro、仕事を辞めて、一緒に世界旅行をしよう」と誘われました。人間は本当に欲深いもので、海外で同じようなマインドを持つ人たちと仕事をしたいと思い転職した2社目で、その目標が果たせたと思ったら、次は世界中で“時間や場所に縛られず自由に”同じようなマインドを持った人たちと関わり合いながら仕事もできたら良いなと思うようになりました。
しかし、その時同時に今の自分には自由に働きながら食っていけるようなスキルや経験はないなと、自分の無力さも痛感しました。VCの仕事は非常に刺激的で楽しかったですが、今後もVCで働き続けるイメージは持つことができず、2社目の退職を決意し、友達からの世界旅行の誘いも泣く泣く断りました。これがきっかけで、行きたい時に好きなところへ行ける、やりたい時に好きなことができる、何にも縛られず、しかも常に自由な選択ができる状況になれる仕事を探すことにしました。
帰国後に起業を決意したのですか?
そうですね。起業を志したのは帰国後、色々な選択肢を模索していた時のことでした。時間や場所に縛られずにできる職種として、エンジニアやブロガーという選択肢もあり、勉強もしてみましたがこれで食べていけるというイメージは掴めず。。これまでの自分の経験を活かすことができ、且つここでも目標や夢に向かって頑張る人や企業と一緒に走れる仕事がしたいという思いから、”ヘッドハンター”という仕事を選ぶことにしました。
そして、時間や場所に縛られずに仕事をしていくためには独立して起業することは必須だと考え、独立に必要なヘッドハンティングのスキルや経験、そして起業資金を手に入れるために、3社目の外資系の人材会社に入社をしました。
当時の社長には、自分が将来起業を考えていることを伝えていたお陰か、早いうちから大きな裁量権を与えてもらえました。ヘッドハンターとしては、当時から興味があったフィンテック領域、その中でも自分が特に支援したいと考えていたスタートアップ、更にはエンジニアの友達が身近にいたことや、自分自身もプログラミングの勉強を行なっていたこともあり、エンジニアリングポジションを担当することにしました。
そして約1年半後、ヘッドハンターとして独立できるなと思ったタイミングで3社目を退職し、2020年5月に起業(DirectPicks株式会社を設立)しました。
起業をしてからの1年について教えてください。
起業から2〜3ヶ月間は、ヘッドハンティングに必要な免許の取得を行なっていたため、事業は行わずにクライアント候補である企業やマーケットの分析、そしてプログラミングの学習を行なっていました。起業後もエンジニアリングポジションに特化したヘッドハンティングを行っていきたいと考えていたため、エンジニアと同じ目線で話すことができる経験や知識が必須だと思い、現役のエンジニアにプログラミングを教わったり、ITパスポートやAWS等の資格の取得も行いました。
その後、事業を無事開始することができ、その数ヶ月後には安定して売上が立つようになり、そこでタイミング良くスキーシーズンに突入しました。この時を待ってましたと言わんばかりに、雪山へ山篭り。雪山で大好きなスキーをしながら好きなタイミングで仕事ができる自由を手に入れることができ、目標の売り上げも達成し、無事会社の1期目を終了することができました。
そんなタイミングで大学時代のスキーの後輩、塚越と話す機会がありました。次回以降で塚越の紹介記事も公開予定ですが、彼は日系大手の航空会社に勤務しています。そんな塚越からキャリアの相談を受け、現状を変えたいという彼の熱い思いを感じ、先輩として、またDirectPicksとして彼の力になりたい、また向上心や熱いパワーを持っている人と一緒に働けたら面白くなりそうだと思い、彼をDirectPicksの1人目のメンバーとして向かい入れることにしました。
そして、会社が2期目に入るタイミングで、新たなメンバーのマネジメントも行うようになり、以前から目標にしていた海外、タイでの生活もスタートすることができました。
起業当初より社員を雇いたい、組織を作りたいなどの思いはありましたか?
正直、独立してからは海外旅行をしたいと考えていたので、しばらくは1人でやっていくんだろうと思っていました。当初は全くと言っていいほど、社員を雇いたい、組織を作って行きたいという気持ちはありませんでした。
塚越がジョインした後、1社目の同期だった松田や、ヘッドハンティング繋がりで知り合った池谷もジョインしてもらえることになったのですが、いずれも会社を大きくするために採用したというよりは、「彼らと一緒に働きたい」「彼らの目標や挑戦を応援したい」という思いから声をかけ、一緒に仕事をするようになっていました。その後も、一緒に働きたいと思うメンバーも増え続け、今では自分を含め7名が在籍する会社になりました。
起業してから1年とちょっとが経過し、海外を旅しながら仕事をするという目標も叶えることができるようになってから、段々と自分の周りに意識が向いていくようになり、そこで初めて気づけたことがありました。
起業して気づくことができた、本当に自分がやりたいこととは?
これまで様々な経験をしてきましたが、これまでを振り返ってみると、自分がやりたかったことは同じようなマインドや熱い想いを持った人達と一緒に走って行くことができるか、常に”誰と働くか”ということでした。同じようなマインドや熱い思いを持つ人達と、一つの目標や夢に向かっていくプロセスを一緒に楽しむこと。そしてそんな人たちが集まるシリコンバレーのような環境、会社を創っていくことが、私が本当にやりたいことなんだと気づきました。
DirectPicksは、次世代を担っていく会社さん、自身の目標や夢を実現するために新たなチャレンジを行っていきたい考えている候補者さん、そして様々な思いや目標を持って入社している弊社メンバーにとって、山あり谷ありのプロセスを一緒に楽しみ、並走できる存在であるべきだと考えています。
今後、どんな人達とDirectPicksを創っていきたいですか?
ここまで、すごいギュッと詰め込んだ内容になりましたね(笑)本記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事を通して、弊社に興味をお持ちいただいたあなた、以下のような思いを持ったあなたと、これからのDirectPicksを一緒に創っていきたいなと思っています。
・独立や起業に興味がある、考えている
・絶対に実現させたい夢や目標がある
・ワクワクする人と働きたい、ワクワクする環境に身を置きたい
・今後大きなチャレンジをしてみたい 等々
DirectPicksには、様々なバックグラウンドを持ち、各々のミッションを持ったメンバーが在籍しています。各メンバーの紹介記事は、次回以降、順番に公開していく予定です。
弊社に興味をお持ちいただけた全ての方々、是非一度、私前川や他メンバーとカジュアルにお話しませんか??
会社のことや、あなたの今後のキャリアや目標、夢について、ざっくばらんにお話しできれば嬉しいなと思っています!
お問い合わせは
📩 [info@directpicks.co.jp]から
or
💬 [私前川のmessenger] から
会社や採用に関する情報は👉DirectPicks採用ページをご覧ください。
あなたからのご連絡をお待ちしております!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?