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お化けの季節も、もう終わり
日本の夏の風物詩は昔からやっぱりコレ
夏の夜はジメジメして生暖かくて風は吹いても涼しくない薄暗い夜道を歩いていると彼らの存在感が少しだけ近づいているような気がする
いつもいるわけじゃないけどじっとそばに様子を伺っているようなそんな感じが背筋をぞくっとさせてくれるのかもしれない
西洋の怖さにはないその質感が日本の怪談話の面白さに拍車をかけてくれる
日本の夏はお化けの夏
世の中の不安や人間の個人の中にある葛藤だったり安心できない人生における揺らぎみたいなものが具現化された存在なんじゃないかなと思う
お化けという概念そのものが怪物やモンスターとは違う掴めるようで掴みきれないそんなものなんだろうな
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