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50代Webディレクター|SEO記事のこと②クライアントに理解してもらう

2023年9月ごろから2024年2月ごろにかけて、新規サイト立ち上げ2媒体で記事20本、記事更新20本に携わりました。特に新規2媒体では苦労をしました。その所感をまとめておこうと思います。


まずはクライアントにSEO記事を理解してもらう

前回記事「SEO記事のこと①」でも記しましたが、これまで経験した紙媒体とは、同じ記事制作としても大きく異なります。
これはクライアントにとっても同様で、特に年配の役職者クラスの方(自分と同世代の方)も違和感を持たれることが多かったようでした。
そのため、まずは「SEO記事とはこういうもの」ということを制作する前にしっかり理解してもらうことが大切でした。
先の新規2媒体は十分説明したつもりでしたが、結果的には理解いただけなかったようで(頭では理解いただいたものの、腹落ちしていなかった印象でした)、何度も記事を直すこととなりました。

SEO記事とはどういうもの?

紙媒体の場合は冊子自体を手に取ってもらい目にしますよね? だから読み始めた瞬間にフックがある個性的な記事が求められると思っています。
一方SEO記事の読者は、検索してクリックして「手早く必要な情報を得ること」が目的です。
だから個性的な文章というよりも、検索ワードに合って用意した構成に沿って、わかりやすく書かれた文章というものが大切になってきます。
これは自分で検索すれば分かることと思います。
検索するときは、何か知りたいことがある場合ですよね。それについて、サッと読んで、知りたいことがわかる記事が一番でしょう?
(この辺りの内容は『沈黙のWebライティング』というサイト(書籍もあり)の後半部分に詳しく書かれていますので、ぜひ参照にしてください)
これをクライアントに理解していただくのが必須なのです。
でないと「もっと個性的な記事にならないの?」なんて言われてしまいます(実体験)。

SEO記事を理解してもらうとスムーズに進む

一方、更新の20本は(制作期間が短かったりなど)それなりにハードではあるものの、大きな書き直しは発生しませんでした。これはクライアントがSEO記事の目的を理解していただいていたことが大きかったと思います。「SEOは集客」「検索の上位に記事を上げる」「記事を読んでもらってCVに繋げる」ということがハッキリしていましたので、原稿に対しては、「誰が読んでも誤解のないわかりやすい文章」「記事内容に間違いがないか」という点での指摘はありましたが、スムーズに進行しました。

まとめ

SEO記事制作について、クライアントの理解が大切だという話をしました。
以下に「SEO記事とはこういうもの」ということを記載します。クライアントには、何度も説明し、理解してもらうことが大切です。

  • SEO記事は「集客」である

  • SEO記事の読者は「手早く情報を得たい」

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