
dominATE EUROPE:チケッティング(その2)
よもやよもや。ヨーロッパ公演のチケッティングが終わり、すっかり平和ボケしていたところに訪れた衝撃。
ローマ公演、あるんか〜い!
ワールドツアーってこういうことあるんですね。恐ろしい。しかも、よりによってローマ。わたしの大好きなローマ。スキズ、イタリア語話しちゃったりする?マネスキン歌っちゃったりする?そんなの見逃そうものなら5年は後悔します。
ということで、3か月ぶりのチケッティング挑戦です。しかし、前回いろいろなことを学び、反省したわたし。今回は面構えが違います。ほんのちょっぴりだけ成長したわたしの実力を発揮するときが来たのです。すこしだけ余裕もあるので、後世の(というかいつかまた忘れたころにチケッティングに臨むであろう自分の)ために、スクショも残しつつきっちり記録してみようではありませんか。
2025年1月30日(木)チケッティング情報解禁
このときは仕事が忙しく、SNSなどチェックしている余裕はありませんでした。しかしたまたまこの日、3〜4日ぶりにツイッターを開いてみたところ、追加公演のお知らせが流れているではありませんか。いや、たまたまというのは正しくありませんね。同じ日、静岡公演の案内がメールで届いたことがきっかけで、そういえば最近SNS見てなかったな、と思い、チェックするに至ったのでした。危うく見逃すところだった。ありがとう、静岡公演。
さて、ローマ公演のチケット発売開始は2月5日(水)、ローマ現地時間15時から。ローマと東京との時差は8時間なので、こちらでは23時。う〜む、何時間なら粘れるかしら?と不安になりましたが、まあ、もうやれるところまでやるしかありません。
2025年2月5日(水)チケッティング当日
22:55 帰宅
この日は運悪く鬼の残業に見舞われ、家に着いたのはチケッティング開始5分前でした。そんなことある?とりあえずPC(Chrome)とiPhone(Safari)とで、それぞれticketmasterにログインします。いずれも語尾に国の略称アルファベットがなにもついていないサイト(US版?URLが.comで終わるもの)に入ったのですが、これが後にちょっとした波乱を呼びます。
ローマ公演のページを選択すると、言語が自動的に英語からイタリア語に切り替わります。この理由も「波乱」に関係していたのですが、当時はまったく気づかず。まあ、ローマ公演だもんね、と納得してしまいました。私はイタリア語をかじっていたことがあるのでそのままにしていましたが、言語選択タブがあったので、英語表示に戻すこともできたと思われます。
22:57 アクセス待ち
いつものticketmasterなのですが、アクセス待ち画面はすこし様子が違いました。59分の時点で仮想列に並ぶことができ、あと何分でサイトに入れますよ、とご丁寧に案内してくれました。


PCのほうは、並び始めた時点で
10010番目でした。購入ページに入れるまで約18分とのことだったので、お風呂に入ることにしました(1秒でも早く布団に入りたい限界会社員)。しかし、用を足したあと念のため画面を確認しに戻ったなんというでしょう。わずか1〜2分の間に、残り6分まで待ち時間が縮んでいるではありませんか。あっぶな。あれよあれよと列は進み、並び始めてから10分足らずで購入ページに入ることができました。
23:08 購入ページ到達
アムステルダム、マドリードと同じく、席種を選んでカートに入れていく方式。とりあえず確実に残っていそうな末席を選択し、つぎのページへ進みます。
ここで問題が発生。席はあったのですが、購入には別途、イタリア版チケットマスターへのログインが必要でした。
いや、ticketmasterとticketmaster.itが別物だなんてだれも思わないでしょ。
現に、オランダ版もスペイン版も共通のアカウントで入れたのに。イタリアは違うみたい。焦りすぎて一切スクショを残せていないのですが、冷や汗をかきながらアカウントを作成します。やはり、携帯電話番号(日本のものでOK)とメールアドレス両方の登録が必要で、SMSに送られてくる暗証番号を入力してアカウント作成完了。所要5分くらいだったかと思います。
さて、購入ページに戻ります。ここから先はさほど難しくはありません。実際にイベントに参加する者の氏名を入力し、任意のチケット保険有無を選択します。



つぎはいよいよ支払いページですが、ここでiPhoneのほうをチェック。すると、あと1分以内で入れるところでした。支払いページの猶予は3分以上あるので、iPhoneのほうでよりよい座席にチャレンジする価値はありそうです。なのでこのまま待ちます。なお、この「駆け引き」は、前回のアムステルダム、マドリード両公演のチケッティングの経験から学んだテクニック(?)のひとつです。
ものの十数秒で、iPhoneのほうも購入ページに入ることができました。すこしチャレンジして、5段階中2.5番目くらい(中の上)の席種を選択。あっけなく、先ほどと同じ情報入力ページに進めました。もしかすると、現実のポップアップストアの入店制限のようなイメージで、購入ページにさえ入れれば、チケットの空きがあることはある程度保証されているのかもしれません。この余裕を利用して、座席の位置確認をしておけばよかったかもしれません。しかしわたしはあまりそこにこだわらないタイプ(もちろん見やすければ嬉しいですが、会場の空気を吸えれば満足)なので、しませんでした。
23:17 決済完了
さて、当然ハイクラスな席のほうがよいので、ここでiPhoneのほうに的を絞ります。支払いはPaypalで行いました。チケットの出力方式は、たしかそれしか選べなかったと思いますが、QRコードを自宅で印刷する(もしくは画面を見せる)形式にしました。オランダなんて「紙は受け付けない」ときっぱり断っていたのに、ここは紙なのね。やはり、ほかの国のチケットマスターとは勝手が違うようです。決済が完了すると購入確認ページに切り替わり、まもなく確認メールも届きます。

2025年2月9日(土)Eチケット発行
肝心のEチケット(QRコード)がなかなか確認できず焦っていましたが、9日になって無事メールで届きました。よく見ると購入確認メールにも、「自宅で印刷いただけるデジタルチケットは、2025年2月8日以降順次お送りします」との文言がありました。完全に見落としていました。
総論
ローマという場所のため(魅力的な街なのでそれはないと思うけど)、あるいは後から追加されたものだったために(日程的にも、ツアーのおしりが延びる形でしたし)、それほど競争率が高くなかったのでしょうか。それとも、ticketmaster.itの特異性がもたらした「ゆとり」だったのでしょうか。本当のところは分かりませんが、全人類が行きたがるだろうと思い込んでいただけに、拍子抜けするほど優雅なチケッティングでした。個人的には、イタリアという国が好きで、ちょうどローマにもそろそろ再訪しようかなあなんて考えていたところだったので、チケットがすんなり取れたのは本当にラッキーだったと思います。