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dominATE EUROPE:チケッティング

 noteを始めて1か月ほど経ってしまいましたが、そもそもこれはdominATE EUROPE準備事務局として開設したものであり、備忘録を兼ね、やったことの記録を残すためのアカウントなのでした。そんなわけで、まずは第一回としてチケッティングにまつわるあれこれを共有します。本格的にK-popアイドルファンとなってからの歴(=ステイ歴)は1年半、遠征は初めて、というひよっこですので、皆さまの参考になるものではありませんが(反省点はお役に立つかも?)、右往左往する様を温かく見守っていただければと思います。

2024年11月19日(火)チケッティング情報解禁

 スキズ公式SNSアカウントから、ヨーロッパ公演のチケッティング情報がまとめて案内されました。チケッティング日時は現地(公演会場)時間での表記なので、時差と日本時間で何時になるのか、は要確認です。希望のマドリードと東京との時差は8時間(冬時間。夏時間は1時間縮まります)なので、現地時間午後12時~ということは日本時間20時~。定時退社すれば間に合う時間で助かりました。
 マドリードを選んだ理由ですか?どうしてもスペイン語圏でChk Chk Boomが聴きたかったからです(スペイン語への並々ならぬ思いはこちら)。

2024年11月27日(水)チケッティング当日

13:00 チケマスのアカウント作成

 ヨーロッパ公演のチケット販売サイトはいくつかあるようですが、私はチケットマスター(ticketmaster)を利用しました。アカウント作成の所要時間は5分程度。メールアドレスとSMS両方での認証が必要でした。SMSは日本の携帯電話番号で問題ありませんでした(たとえば090-XXXX-XXXXという番号なら、+81 90…と入力すればOK)。

20:00 チケッティング開始

 自宅から、VPN変更なしで臨みました。iPhone(ブラウザはSafari)とPC(Chrome)の2台体制を採り、いずれも開始10分ほど前からチケマスにログインし、イベントページを開いておきました。なお、チケマスにはアマゾンのように各国版のサイトがあります。私はマドリード公演で頭がいっぱいだったので、謎にスペイン版サイトでアカウント作成、ログインしたのですが、おそらくどこのサイトでも変わりありません。
 開始後1~2分ほどでようやく順番待ち画面に入れました。iPhoneのほうは15000番目、PCのほうは25000番目くらいでした。マドリード公演が行われるEstadio Metropolitanoの収容人数は約7万人(!)なので、望みはありそうな数字です。
 おそらくほかの公演もそうですが、マドリード公演のチケットには通常タイプとサウチェ込みのタイプがありました。サウチェタイプに人気が集中するだろうと見込み、私は初めから通常タイプに的を絞っていましたが、なんの気なしに別タブでサウチェタイプの様子を伺おうとしたところ、20時以前と画面が変わっていませんでした。すでに戦いが終わっていたのか、サーバー負荷によるシステムエラーだったのか、真相は闇の中です。
 列が進むのを虎視眈々と見ていたら、「複数のデバイスやブラウザを使うな、列から外されても知らんぞ(意訳)」という注意書きが目に飛び込み、チキンの私は15000番目くらいまで進んでいたPCのブラウザを閉じてしまいました。

20:30  【悲報】並び直し

 さて、iPhone1つに絞りしばらくしたころ、ついに待ち人数が2桁になりました。ところが喜びも束の間、まさかのシステムエラーで並び直しに。さらに悪いことに、「元の位置に戻る」か「最後尾から並び直す」かの選択肢がポップアウトされたとき、気が動転していた私は後者をクリックしてしまったのです。30分粘って、20000番目くらいから並び直し。PCのブラウザ、閉じるんじゃなかった!

20:40 パトラッシュ、僕もう疲れたよ

 並び直しのショックと一向に進まない列に心を挫かれたので、気持ちを切り替えるべくブラウザを閉じ、ひとまずお風呂に入ることにしました。

21:10 再挑戦

 半ばやさぐれた気持ちで今度はPCを開き、もう一度列に並び始めると、約3500人待ちまで落ち着いていました。しかし10分ほど経っても膠着状態が続き、気の短い私はバックボタンやF5キーをつい押してしまい、案の定エラーが出ました。同じ轍は踏むまいと、ここでは「元の位置に戻る」を選択したのですが、それでもやはりエラーとなり、最後尾から並び直しになりました(もしかしたら元の位置に戻ることは実質不可能なのかもしれません)。
 いよいよ諦念が募り、ほかの公演に可能性を探し始めます。なんとなく好きな国だから、という理由でアムステルダム公演のページを見てみると(自動的にオランダ版サイトに飛びました)、8000番目くらいからのスタート。悪くない数字だと思い、そのまま並んでみると、戸惑うほどサクサク進みました。

21:20 席種選択ページ到達

 ものの5分程度で席種選択ページに到達。ソウルコンのチケッティングではもぐら叩きよろしく血眼になって空席を探しましたが、ヨーロッパ公演では席種と枚数を選択し、カートに入れる方式のようでした。席種もなにやら5種類ほどあって(クラシックコンサートなどでいうS席、A席、といったクラスでしょうか)、なにがなんだか分からないし、そもそもアムステルダムの会場はノーマークだったしで、とにかくランダムに1枚ずつカートに入れては「次へ」をクリック、在庫なし、戻る、カートに入れる、次へ、を繰り返してみました。この不審な動きのせいでエラーが出ましたが、画面をリフレッシュしたら直りました。
 不審ループを5回くらい繰り返すと、支払いページへ進みました。支払い情報入力の前に座席番号が表示されるのですが、15分以内に決済完了しないといけないので、悠長に調べている暇などなく、席種すらよく分からないまま突き進みました。
 アムステルダムの支払いを進めながらも、頭には、いや、いいのか?スペイン語圏でリノくんのスペイン語を聴くんじゃなかったのか!という自問がこだまします。ダメ元でiPhoneのブラウザを開き、マドリードの様子を見てみると、約2000人待ち。しかもどんどこ進むではありませんか。これは可能性があるのでは?

21:36 アムステルダム、発券完了

 決済はVISAカードで行いました。手数料等込みで総額389.42ユーロ(カードの請求額は64,150円)。カァ~ッ、さすがオランダ!(?)というお値段ですが、後で落ち着いて調べたところ、まずまず見やすい座席のようでした。

21:53 マドリード、発券完了

 アムステルダムの発券が完了するやいなや、マドリードの方も席種選択ページに入れました。またカートに入れる、在庫なし、戻る、の繰り返し。こちらは3回ほどで支払いページへ進めました。ただし、注釈付き指定席。いいんです。見えなくても、聴ければいいので。
 なお、決済制限時間はオランダより短く、8分間でした。こちらは手数料等込みで85.00ユーロ(14,699円)、PayPalで支払いました。とくに理由はありません。
 いずれも支払いが完了するとメールが届きます。メール中の「My account」のリンクを踏むとその国のチケマスに飛び、Eチケット(QRコード)が表示されるしくみになっています。複数か国分を一覧表示はできないようです。また、紙のチケットは受け付けられず、Eチケットでのみ入場可能です。この時点では「譲渡対象外イベント」で、リセールも不可でしたが、本日(1月13日)あらためて確認すると、アムステルダム、マドリードどちらのページにも「リセール」「トランスファー(譲渡)」のボタンが設けられていました(怖いので押せませんでしたが……)。

総論

 アムステルダムとマドリードに限っていえば、総合的に見て、ソウルコンのチケッティングよりは易しいと感じました(カードの拒否、不当なシステムエラーなどの問題は起こりませんでした)。席種にこだわらないのであれば、ほとぼりが冷めてから(開始後30~60分程度)チケッティングサイトを覗いてみるのでも勝機はあると思います。
 後から考えると、アムステルダムの支払いをぎりぎりまで待って、マドリードが取れたらアムステルダムはリリースすればよかったような。でも、このときの私は完全に理性を失っており、そんな冷静な判断はとてもできませんでした。できるだけたくさんのステージを観たい気持ちに変わりはないし、後悔はしていません。ただ、旅程(2公演の間に日本に戻るか否か)によっては長期休暇を取得する必要があるので、その点だけ気がかりではあります(というか半年以上も先の話なので、休暇を押さえてからチケッティング、という確実な順序を踏むことはほぼ不可能、という方が日本には多いのでは?ヨーロッパではバカンスシーズンにあたりますから、現地のオフィスワーカー・ステイ方にはこういう心配がなく、これほど前広なチケット販売開始にも即応できるのかもしれませんね)。

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