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リレーフォーライフに参加して…

おはようございます、diportoオーナーの弥代です。

先日、リレーフォーライフジャパン広島(尾道)に出店させていただき、私たちのターボウを通じて多くの方々と触れ合う素晴らしい機会がありました。このイベントでは、がんと闘う方々やそのご家族、友人たちが集まり、支え合う姿に胸を打たれる場面がたくさんありました。24時間リレーは今回は行われませんでしたが、それでもこの場に集まった方々の思いや祈りは、終始あたたかく、私自身もたくさんのことを感じ、学ばせてもらいました。

「お守り」としてのターボウ


今回のリレーフォーライフでは、多くの方が「お守りのように持っていたい」と言って、ターボウを手に取ってくださいました。その言葉を聞くたびに、胸がジーンと熱くなりました。私たちが作っているターボウは、がん治療中に髪を失った方々や脱毛の悩みを抱える方々のためにデザインされたアイテムです。けれど、それ以上に、ターボウが誰かにとって「自分らしさ」を取り戻すための一歩であり、日々の生活の中で少しでも自信を持って歩むための心の支えになっていることが伝わってきました。

イベントの最中に、ある女性がターボウを購入しにいらっしゃいました。その方は、「髪がなくなることはもちろん辛いけど、それ以上に、自分が自分じゃなくなったように感じてしまう」と語ってくれました。「でも、このターボウを身に着けていると、何か少しだけでも自信が戻ってくる気がするんです」と、微笑んでくれたんです。その瞬間、私の心の中で「まだまだお役に立ちたい」という強い思いが湧き上がりました。

自分らしさを支えるもの


ターボウは単なるターバンではなく、それを手に取ってくださる方々にとって、前を向いて歩くための小さな光となってほしいな…と願っています。髪を失うことは、外見だけでなく、きっと心にも大きなダメージを与えると思います。
そんな中で、ターボウが「お守り」のような存在として受け取られていることに、感謝の気持ちが溢れました。

ターボウをつけたことで、少しでも前向きな気持ちになれるのであれば…そして、その気持ちが積み重なっていくことで、また新しい自分を見つけ出すきっかけになれるのであれば…そんな風に考えるだけで、とてもとても嬉しい気持ちになります。

ターボウを作るきっかけ


私がターボウを作るきっかけとなったのは、親しい友人の一言でした。「私、髪の毛がなくなっちゃうから、それをカバーできるものが欲しいんだ」と言われたとき、その言葉が私の心に強く残り、何かできることはないかと考え始めたんです。それは、ただ髪を隠すためのターバンを…ではなく、彼女の力になりたい!笑顔が見たい!という強い思いがあったからです。

彼女をはじめ、がんと闘う多くの方々のために、このターボウを作り上げました。単に「隠す」のではなく、「新しい自分を見つける」ための一歩を後押しするアイテムとして、ターバン×お帽子を掛け合わせた、ター帽。→ “ターボウ” です。
ターボウがその役割を果たせるよう心を込めて作っています。

リレーフォーライフのイベントで、多くの方々がターボウに手を伸ばし、共感してくださる姿を見て、私たちのプロダクトが本当に意味のある存在になっていることを実感しました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

リレーフォーライフでの気づき


リレーフォーライフのイベントには、さまざまな背景を持った方々が集まります。がんを克服したサバイバーの方々、現在も闘病中の方、そしてその家族や友人たち。彼らのそれぞれの物語に触れることで、私自身もたくさんの気づきを得ました。特に感じたのは、「人と繋がる力」についてです。

一人では立ち向かうことが難しいことも、支え合う仲間や、同じ経験をしている人々との繋がりによって、心が軽くなる瞬間があります。リレーフォーライフの場では、そんな「繋がり」が至るところで感じられました。人々が一緒に歩き、話し、笑い、時には涙を流す。その一つ一つの瞬間が、心を支え合い、力強く前を向くパワーとなっているんだ…と。

私たちができること


今回の出店を通じて、私たちがこれからも「できること」がたくさんあると感じました。まだまだターボウを必要としている方がたくさんいます。髪の悩みだけでなく、心の悩みを抱えている方々にも、少しでも力になれたらと強く思います。ターボウを手に取ってくださった方々が、その日から少しでも前向きな一歩を踏み出せるよう、私たちはこれからも活動を続けていきます。

リレーフォーライフでの経験を通じて感じたこと、それは「希望を持ち続けることの大切さ」です。がんと闘う方々も、その家族も、日々の中でたくさんの困難に直面します。でも、そんな中で「何かを信じ、前を向く力」を持ち続けることが、どれだけ大きな意味を持つのか。このイベントでの一歩一歩には、その思いがしっかりと込められているのだと感じました。

私たちも、そんな思いを支える一つの力になりたい。これからもターボウを通じて、多くの方々に希望を届けていきたいと思います。

最後に


今回リレーフォーライフでお会いした皆様、そしてターボウを手に取ってくださった皆様に、心から感謝しています。まだまだ私たちはお役に立ちたい、そしてもっと多くの方々に「再生」と「前向きな未来」を届けていきたいと思っています。

これからも、ターボウとともに歩んでいきます。皆様の応援が何よりの力です。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

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