#33「話す力は生きる力、聞く力は愛する力」に…

こんにちは、diportoの勇太です。

今日は、僕が日々大切にしている言葉「話す力は生きる力。聞く力は愛する力」についてお話ししたいと思います。この言葉は、仕事や日常の中で僕がどう人と向き合うかを考えさせてくれる大事なものです。そして、クライアントとの関係構築にも深い影響を与えています。今回は、僕が感じたエピソードを通して、この言葉の本当の意味を共有したいと思います。

クライアントとの絆を深めるコミュニケーション

数年前のことですが、毎月欠かさずに相談に来てくれる大切なクライアントがいました。彼はいつも情熱的で、仕事の話を楽しそうにしてくれる方でした。しかし、その日は少し違っていて、どこか落ち着かない様子が見えました。

打ち合わせが始まっても、彼の心がどこか別のところにあるように感じた僕は、思い切って「今日は何かあったんですか？」と、できるだけ優しく問いかけてみました。すると、彼は少し戸惑いながらも、最近の悩みを少しずつ話し始めてくれました。

「聞く力」がもたらす信頼

彼の悩みは、社員とのコミュニケーションがうまくいかないことでした。リーダーとしての責任感から来るストレスに苦しんでいるようでした。僕は彼の話にすぐアドバイスをするのではなく、まずはしっかりと話を聞くことに集中しました。この時こそ「聞く力は愛する力」という言葉を思い出し、彼の気持ちに寄り添いました。

話を続けるうちに、彼の表情が少しずつ和らいでいくのが分かりました。僕はただうなずき、彼の思いを受け止めることに徹しました。すると、彼の心が少し軽くなり、会話が進むにつれて新しいアイデアや解決策が自然と見えてきたのです。

コミュニケーションが生む信頼と成長

その日の打ち合わせが終わるころ、彼は「今日は本当に気持ちが楽になりました。話を聞いてくれてありがとう」と言ってくれました。僕はその言葉に胸がいっぱいになり、diportoが彼にとって単なるビジネスのパートナー以上の存在であることを感じました。僕たちが提供しているのは、単なるサービスやコンサルティングではなく、クライアントの心に寄り添う「安心感」でもあるのだと気づいた瞬間です。

この経験を通じて改めて実感したのは、ビジネスにおいて大事なのは技術やノウハウだけではないということです。クライアントの気持ちに耳を傾け、心のケアもできる存在であることが、本当の「サービス」だと思っています。コミュニケーションは単なる情報のやり取りではなく、相手の心の奥にある感情や思いをしっかりと受け取ることが本質なんだと改めて感じました。

まとめ

「話す力は生きる力。聞く力は愛する力。」
この言葉は、僕がクライアントとの関わりを通して日々感じているものです。コミュニケーションを大切にすることで自然と信頼関係が生まれ、それがdiportoの大きな強みとなっています。

これからも、僕たちはクライアント一人ひとりの声に耳を傾け、安心して自分を表現できる場所を提供し続けたいと思っています。最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたの感想やフィードバックをいただけると、とても励みになります。これからも、どうぞよろしくお願いします。