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バイリンガル教育の現場から

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バイリンガルへの道は遠く険しい。しかし、それをせぬことには生活は快適にはならない。バイリンガルはいかにして育つのか。失敗、成功、挫折、苦悩。バイリンガルの現場から生の声をお届けし…
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#多言語教育

補習校ボランティアの先にみえたもの

日本の学年で小学一年生になる娘が、この四月から補習校に行っているのは以前書いたとおりである。そこには父母の会なる組織が存在し、我々親は、否応なくそれに属し、無報酬の仕事をすること(さまざまな当番ですね)を義務付けられている。わたしはこれを致し方なしと思っている、というよりかは、ここからみえる、このコミュニティの雰囲気をおもしろく見つめている。 先週土曜日、わたしは安全当番の役を仰せつかった。安全当番とは、その名の通り、子どもたちの安全を見守る係のことである。蛍光色の黄色いチ

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『バイリンガルの子供たち』読了

補習校というところはすばらしいところで、日本語の図書室があります。日本の学校に付設されている図書室と比べれば、かなり見劣りのするものではありますが、それでも日本語の本が一つ所にこれだけあるというのはありがたいです。 通っている子どもだけでなく親も借りられるところもありがたいです。 ちなみに、アメリカにいればどこの図書館に行っても、基本的には英語の本しか読めないと思っていましたが、ここロサンゼルスは違いました。ロサンゼルス市内にあるリトルトーキョーという街がありますが、その

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現地校のボランティアに入った話ー親が学校に貢献する姿は子どもにとって嬉しいー

昨日に引き続き、今日もここにアップできることに安心と喜びを覚えます。 I’ve came back!!! ここを読んでくださっている皆さま、アップ後、すぐに反応をくださってありがとうございました。それがイイねボタンでも、コメントでも、書く大きな動機になります。感謝しています。 さて、今回書くのは、本日入ったボランティアについて、です。 昨日アップした記事に関するコメント欄のやりとりのなかで(コメントありがとうございました)「現地校イマージョンスクールの中で、大きな個人差

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バイリンガルとは何か?

バイリンガルとは文字通り、二言語を操ることができる人のことだと、以前は短絡的に思っていました。大学・大学院以降、渡米した人はバイリンガルなのか?という疑問に関しては、当時わたしのなかではNOで、どちらかというと、幼いころから外国にわたり、母国語と外国語の両方を学び、その結果バイリンガルが生まれる、というイメージでした。つまり帰国子女組がバイリンガルになる可能性がある、と思っていたんです。 けれども、それ以降、考えはグラグラぐらつきます。 それはひとつには、大学院以降渡米し

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