コーヒー豆、却下される。
一体、コーヒー豆氏に、何が起こったのか……?!
事の発端は、つい十日ほど前、ワタクシ浦島Ru太郎が「LINE始めよう!」と思いたったこと。
おいおい、正真正銘の浦島だな!LINE使ってなかったのかよ?と思われたかもしれませんが、私の棲息地ではLINE、全然一般的なアプリではなく、同じような機能を果たすアプリとしてはWhatsAppが最も普及しており、WhatsAppは安全ではない、と言う意見もあることからそれが気になる一部の人とはSignalを使っている…という感じで過ごしてきました。
しかし日本に行くからには、お会いする皆様に「LINE使ってないんですよぅ」などと言って迷惑をかけるわけにはいかない…と思い、やっとインストールしたわけです。
使えるとなったら、一気に興味が湧いたのが、スタンプ。
数年前に知人から「一緒にLINEスタンプ作って稼がへん?」と持ち掛けられたことも頭の隅にあって、早速挑戦してみることに。
やっぱりスタンプ作るとなったら、キャラ立ちしてるモチーフがいいよね?とコーヒー豆氏をスタンプデビューさせることに。
一度に申請できる最低数8個のコーヒー豆氏のスタンプを作って提出しました。
何でもありに見えるLINEスタンプの世界。
気楽に構えていた私とコーヒー豆氏に突き付けられたお知らせは……
おいおいおいおい、全然簡単じゃないじゃないか……?
そこでやけくそになった私、ショックを受けているコーヒー豆氏をアッサリと捨てて、何でもいいわ!とばかりに描いて申請したモチーフが……すんなり通ってしまったのです。
あれ、この豚、どこかで見たような気が…?と思った方は、つるるとき子書店の常連さんですな!
そう、こちらの『つるる&とき子のぬか床日和』の表紙を描かせていただいた際に登場させたキャラクター、その名も「ぬかぶた」。
……そのまんますぎる……。
ぬかぶたっちなら行ける!と調子に乗った私、次なる8個のぬかぶたスタンプを作って申請したものの、なんと次なる却下を食らいました!
却下の理由を見てみると、どうも文化的観点から私の売ろうとしている地域では売れないらしい。
そこで同じスタンプで、まずはイスラム教圏を削り、次にアジアでも日本、韓国、台湾だけにし……と最終的にチェコ、日本、USAでしか売らない設定にしたにもかかわらず、五回目の却下!
ここで、私は思いました。
ぬかぶたっちがお尻を見せているのが、いけないのだろうか……?と。
それでコーヒー豆氏も、駄目だったのか?
そこで次の審査には徹底的に「お尻を隠す」策に出ました。
しかし、しかしですよ。
これでも六回目の却下を食らったぬかぶたっち(と私)。
「オイオイどうするよ」と立ち往生している私たちに、鳥同盟の長の助言が響いた…!
「ぶたさんが食べ物の一部になってるのがダメなのかも?」
え、まさかそんなことが……
そこでワタクシ、以下の三点を(泣く泣く)削除してみました。
そして、「もしかして、ぶたっちがナスっちに迫っているように見えるのがいけないのかもしれない…」と思い、二者のロマンスに見えないよう、ナスの目を消してみました。
これで、あえてお尻を見せている最初の案も混ぜつつ申請してみたところ……
通りました!
こちらです!
なんだ、原因はお尻じゃなかったのか……。
コーヒー豆氏スタンプ、その気になったら再度挑戦してみますが、ぬかぶたっち vs. LINE審査の戦いでヘロヘロになってしまったので、とりあえず日本から帰ってきてからにしようかなあ、と思っています。
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