庭で捕食後日編・墨でハイタカ
突如昼下がりに我が家の庭先で始まったハイタカの捕食活動。昨日ビビって大興奮でご報告いたしましたが。
なんとこちら、一話完結とはなりませんでした……!
とは言え、そんなに語ることはありません。
2月15日の昼下がりに約1時間20分をかけて新鮮なカササギをむしゃむしゃした後、二メートル弱ほど離れた位置に食べかけの獲物を運び、そこに獲物を残したまま飛び去ったハイタカくん。
その姿に「その位置に保存したつもりなのか、後の片付けはよろしくねって意味なのか」と困惑したわけですが、私も観察後すぐに出かける時間に。そして木曜日の午後の仕事はけっこう遅くまでやってまして、私の帰宅は22時ごろ。冬の庭での作業はほとんどなく、パートナーも予定外の庭仕事は面倒だったらしく、15日から16日にかけては獲物は放置、ということになりました。
16日朝、雨戸を上げてみると……なんと、獲物の位置がずれていて、その位置では昨日は散らかっていなかった羽根が結構辺りに散っている。
これは、ハイタカくんが朝ご飯を食べに来たのか、別の動物が動かしたのか……?
そして数時間後、ふと庭に目をやると、な、なんと、そこには!
獲物に鉤爪を喰い込ませたハイタカくんの姿が!ヘリコプターよろしく、真上に向かって飛び立とうとしているではないか!
なんだよ!ハイタカくん、家族持ちなのかよ!期待させるな!……などとくだらないことを考えながら「写真撮らなきゃ」とアタフタし、目を離した隙にハイタカくんも獲物も姿を消しました。
今日という日は、というか今日からずっと、かもしれません、庭では一切カササギの飛ぶ姿は見られませんでした。クロウタドリさえ影をひそめていた気がします。昨日からみんな、私と同じように固唾をのんでハイタカくんの捕食を物陰から観察していたのかもしれません。私と鳥たちの違いは、「明日は我が身」という危機感でしょうね……さすがにハイタカ、人は襲いませんよね?……ね?
庭にハイタカが現れた。カササギを食らった。
衝撃冷めやらぬうちにやりたいことは、ただ一つ。
墨でハイタカです。
こちらになります。
次なる裏打ち候補の完成です。
【おまけ】