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紅と白どちらも映える聖樹かな


2021年から昨年までチェコのクリスマスの伝統を紹介してくれていたかしゅたんとパツキンスキー。とうとう今季は出番なし…になるところだった。

こちらはらべあろ企画『勝手に紅白歌合戦』参加記事です。

この度Sen-singさんからマイクを受け取りました。

冒頭のイラストを見て「へ?コーヒー豆氏とデュエットするって言っとったやん!?」と突っ込まれた方は企画参加者の皆様ほぼ全員だと思うのですが……豆氏には……逃げられました。
年末はnoteからいろいろ一年の集計が出されるじゃないですか。で、今年の結果を見た豆氏は例の如くへそを曲げましてね、ぴゅっと姿を消しました。大晦日辺りに帰って来るのではないかと思うのですが。

ということで久々にかしゅたん&パツキンスキーと共にトリオ参加です。

今まで音楽に関しては、noteでは小説に曲名を登場させるくらいしか書いてこなかったのですが、音楽に興味がないのではなく、あまりにも私にとって大切な存在である上に言葉で表現し難い世界なので極力書かずにすむようにしていたといったところです。
簡単に言ってしまうと、いろいろ聞きます(あくまで「いろいろ」であって、「何でも」じゃないです)。今回紹介するのはその「いろいろ」の中の一つです。こういうの一色じゃないです(キミ、何だか怯えていないかい?笑)

今回のご企画に選んだ一曲はこちら、ルーマニアのメタルバンドBucovinaの『Spune tu, vânt』です。

あっ!会場の皆様の失笑したお顔、見逃しませんでしたよっ!

私がこのバンドに出会ったのは2016年頃でしたか、とあるきっかけでルーマニア語を勉強してみたくなりまして、何かルーマニアに関する面白いものはないかなあと探していて見つけました。今回ご紹介したのはまさに最初に出会った曲で、「ルーマニア語、かっちょえぇ……」とため息をついた一曲なのです。

ルーマニア語の勉強を始めて速攻で300語くらい覚えて、ものすごく集中したのですが、悲しいことにすぐに熱が冷めてしまいました。それでBucovinaからも遠ざかっていたのですが、昨年からnoteで連載している小説の重要脇役にルーマニア人を登場させたことからBucovinaが懐かしくなり、最近またここ数年の野外ライブの映像なんかを観ています(今回の動画ではよく分かりませんが、ええオッサンたちです、ヴァレンティンは出てきません。笑)

何だか長くなりましたが、そろそろ詠まなくてはいけませんね。
今回ご企画のお題は①紅白の思い出②今年一番の思い出③来年やりたいこと、の三つの中から選んで詠むとのことで、私は③で行きます。

何すんの?
ルーマニア語の勉強を再開すんの。

……ほ、本気なん……?

ここで宣言したら引っ込みがつかなくなって、見栄っ張りなKaoRuのことだから、きっとやるのではないかと思うのですよ。ええ、これを宣言したくてBucovinaを引っ張ってきたんですよ。

では、詠みます。


 初景色見せてくれるか今ここで
(はつげしきみせてくれるかいまここで)


 季語:初景色


え、これ口語を五七五で切っただけじゃん?
2024年の詠み納めがこれでいいのか?もっと工夫したくはないか?
「初景色」というのは年が明けて最初に目にする風景のことだそうですが、ここでは勝手に「生まれて初めて見る光景」と意味を捻じ曲げまして、現在の棲息地にいながらにして別の土地の言語を学ぶことによって見たことのない光景が見えてくるといいなあ、という気持ちを込めました。
おお、久々に句解説をいたしました。


では最後に、マイクをお渡しする方をご指名いたします。

参加表明をされている方々の中から今までらべあろ企画にてバトン受け渡しなどをしたことがなく、かつ本企画でまだ回ってきていない方は土井あくびさんだけでしたので、迷うことなくマイクをお渡ししたいと思います。

あくびさん、よろしくお願い致します。

えっと、勉強のほうはですね、「来年やりたいこと」ではありますが、別に一月一日まで待たなくてもいいと思うので、思い立ったが吉日、今日から始めます。
ラベンダーさん、Alohaさん、ご企画のおかげで尻に火が付けられました。
心より感謝を申し上げます。