Kazuki Otomo

株式会社 ダイニー 創業者 / 取締役 CTO All in One Cloud. を開発・運用しています

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マガジン

  • ダイニーなプロダクト

    • 60本

    ダイニーのプロダクトの発信をまとめています。 Zenn に ダイニー Tech Blog ( https://zenn.dev/p/dinii ) をオープンしました 。 ダイニーのプロダクト開発や開発組織、どんなプロダクトなのか、どのように開発しているのかについて書いているブログです。

最近の記事

  • 固定された記事

GitLab に学ぶ意思決定

はじめに前回に引き続き、「意思決定」に対する様々な考えや視点について書いてみます。 前回記事はこちらです。 自分が意思決定について考える時に、よく見返す記事のひとつとして、GitLab の「Making Dicisions」があります。 https://handbook.gitlab.com/handbook/leadership/making-decisions/ GitLab という会社は、「GitLab」という、Git リポジトリマネージャーをオープンソースとして開

    • エンジニアは好きなものを好きなように作っていて欲しいという話

      CTO は単なる「技術の専門家」ではいけないと山田からnoteが発信があった直後ですが、あえてCTOである自分の方からも、エンジニアに対しての想いを綴らさせていただければと思います。 採用活動や社内の評価をしていると、ソフトウェアエンジニアとしてのキャリアや期待値についてよく考えさせられます。エンジニアに何を求めるべきなのか?理想的なエンジニア像とは何か?など、答えのない問いによく頭を悩ませています。 エンジニアキャリアにおける心理的な壁は、純粋な技術力で見たときに、常に

      • スタートアップ資金調達ニュースの受け取り方

        はじめに2024年に入り、センセーショナルなスタートアップ資金調達ニュースが増えたと感じます。 2020年のスタートアップバブルがある程度落ち着き、将来性が高い企業に投資が集中した結果として、大型の調達も生まれやすくなっているように思います。 「N億円調達!!」というニュースを一見すると、さぞかしうまくいっている事業であろうと思われる方も多くいると思いますが、実際は多くの解釈の余地があるものでもあります。 スタートアップの従業員の方々や、スタートアップへの転職検討をされて

        • モチベーションから考える目標設定とキャリブレーション

          目標設定は、自分やチームのパフォーマンスを引き出す強力なツールです。 一方、マネジメント目線では、筋の良い目標設定、期中の 1on1 等におけるキャリブレーションを通し、どのようにマネジメント配下のメンバーのパフォーマンスを最大化するか?に苦心されていると思います。 「期中の目標キャリブレーション」にフォーカスして、日々の考えを書いてみようと思います。 日々の皆様の 1on1 等でご活用いただければ幸いです。 「この目標設定だとやることがなくなってしまいそうです」例えば

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        GitLab に学ぶ意思決定

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        • ダイニーなプロダクト
          60本

        記事

          スタートアップの競合との向き合い方

          事業やプロダクトをゼロからスタートすると、競合企業・サービスが気になる時期があります。 特にまだ PMF を迎えていないフェーズだったり、自分たちの事業が本当に形になっていくのか不安な時期ほど競合を意識し、焦る気持ちになります。 これまでダイニーでも同様に、数多くの競合と評される企業・サービスが存在します。 今回はそのような競合企業と、どのように向き合っていくべきかの考えを、経験ベースに書いてみようと思います。 参考 ① 競合は同志まずこのマインドセットが最重要だと思い

          スタートアップの競合との向き合い方

          限界突破する方法2

          こちらの紹介記事の第二弾です。 YouTube 版はこちら 覚えて、忘れる、の法則何かのスキルや、センスを習得するのが早い人は、ここで言及されている型と意味のバランスが得意なのだと思います。 一方で「型から入る」は、「量をこなす」に近いと思いますが、これをする上で注意したいのが、インプットの量ではなくアウトプットの量である、という点だと思います。 IT 業界で考えると、一見量をこなすための手段は特に多くあります。例えば多くのウェブ記事を参照したり、書籍を参照したり、セ

          限界突破する方法2

          限界突破する方法

          私は個人的にこの記事がかなり好きで、定期的に見返しては自分の行動を振り返っています。 ここに書かれていることの多くは、自己成長に効果を発揮する気づきがたくさんあると思います。 ここで語られている限界突破のためのアイデアがたくさんありますので、順番に紹介していきたいと思います。 ちなみに YouTube 版もあります。 数字のマジック「4分の壁」が、ひとりでもそれを突破した事例が出た瞬間に、次々に新記録が出てきたという現象です。 そもそもなぜ「4分」という数字の切れ目が当時

          限界突破する方法

          生産性を確実に上げる方法

          はじめに今回は、生産性を上げる方法について自分の考えを書いてみようと思います。 特に急成長のスタートアップ環境においては、個々人が高い生産性を発揮すること、チームにおいても高い生産性を発揮することが非常に重要です。 大抵は事業の急激な成長に組織が追いつかないことの方が多いですので、大きな組織と比べると、個々人のパフォーマンス、生産性が与える影響は大きいです。 とりわけ開発組織では、技術負債や仕様負債、開発プロセス等がチーム・個々人の生産性に与える影響は大きく、他職種のチー

          生産性を確実に上げる方法

          2023年の dinii Feature team

          はじめにdinii のエンジニアチームには、Feature team と呼ばれるチームがあります。 Feature team の役割は、プロダクト開発そのものとなります。 それをより生産性高く実施するためには、開発としてまとめるには広い期待値があるように感じています。 世間一般的な Feature team に関する説明はこれらが詳しいかと思います。 なぜ Feature team を立ち上げたかFeature team 自体の dinii における成り立ち自体は、こち

          2023年の dinii Feature team

          Retool で加速する dinii の全社データ活用事例

          はじめにこんにちは。dinii CTO の大友です。 最近 dinii では、Retool というローコードツールを活用しています。 Retool とは、crunchbase によると、2017年設立、現在シリーズ C で早くもユニコーンとなっている企業です。 2023年現在のタグラインは、”The fastest way to develop effective software.” とあります。 単純なローコードのビジュアライゼーションツールではなく、ソフトウェア開

          Retool で加速する dinii の全社データ活用事例

          意思決定と情報透明性

          はじめに「意思決定」に対する様々な考えや視点について、何回かに分けて書いてみます。 私が事業をやり始めて以来、常に組織と意思決定は大きなテーマです。 事業をより強く推進するために、組織の中における決め事と、個性やプロフェッショナリティを活かす分解点がどうあるべきかはなかなか難しいです。 一定組織の人数が増えて(30人を超えたくらい)からは、会社や組織全体としての意思決定と、組織への浸透の仕組みへの関心度が個人的に高まっています。 組織内の各個人レベルで事業に対して全体最適

          意思決定と情報透明性

          Google Cloud 主催 Digital Native Leader’s Meetup #4 に参加しました!

          こんにちは。dinii CTO の大友です。 先日開催された Google Cloud 主催の Digital Native Leader’s Meetup #4 にご招待いただき、参加してきました。 実は前回も、LT 登壇付きで参加させていただいたので、dinii としては2回目の参加となります。 前回の参加の記録 いつもご招待いただきありがとうございます。 [再掲] Digital Native Leader’s Meetup とは… ということで、今回もこの例に漏

          Google Cloud 主催 Digital Native Leader’s Meetup #4 に参加しました!

          2023年版: dinii のプロダクト開発組織

          こんにちは、dinii CTO の大友(@dinii_k_otomo)です。 dinii では、次の 50年の飲食インフラとなるべく、飲食店内向けモバイルオーダーと CRM サービス「ダイニー」を開発・運用しています。 先日は、Coral Capital さん主催の Startup Aquarium にも参加させていただき、とても多くの人に dinii を知ってもらうきっかけにもなったかなと思います。ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました!! dinii は 2

          2023年版: dinii のプロダクト開発組織