明るい光だけが、成功ではない

何かをいちから作り出すって、本当に楽しい。

タイに住んで20年、これまで沢山の人たちと共に、北タイの街で色んなもの作り出してきた。

お店、イベント、ツアー、コミュニティー・・・

でも、どうしてだろう。

ここ数年はそれらがピタッと止まってしまった。

自分の中から、何も発信したいことがなくなってしまって、Facebookやインスタなども何ヶ月も更新せずに、断捨離とインプットばかりひたすら繰り返してる。

何も発信せずに、

承認欲求もなくなり、

平日は会社員をしながら、ただただ身の周りを片付け、シンプルな生活に移行していたこの約２年間。

最初はそんな自分に自分で驚いていたけれど、最近は慣れてしまって、そんな静かな生活も居心地いいと思えるようになってきて、これも年齢を重ねた故なのかこのまま人生終わってもいいとさえ、思えたりしてた。

それが不思議と今月に入った頃から、静かな波が少しずつやってきて、

オンラインのおかげですが。笑

週末ごとに興味の向くままに色んな講座を受け、色んな人とネットを通して交流しついでに少しアウトプットもしていたら・・

ぼんやりとずっと思い描いていた夢に、次第に近づいている自分がいた。

人生には、休憩の時期ってあるんだな。

その時期がどんなに長くても、きっと焦らなくていい。
その期間には必ず意味があって、止まっているようでもしっかり進んでいるのだから。

何も考えない時期もあっていい。
その期間はきっと、あなたにとって必要なスペースを作り出すための、大切な時なのだから。

人生には色んな局面がある。

明るい光の部分だけが、成功ではないと、改めて感じたこの週末。

樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。しかし実際には種なのだ。　　　　　ニーチェ

バンコクにて