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いつまでも等身大の君でいて~9th Single BACKS LIVE!!感想~

8月23-25日に幕張イベントホールで行われた9th Single BACKS LIVE!!、3日間会場で参加してきたので、取り急ぎバクラ感想を残しておこうの会です。

(基本的にこんなぎちゃんばっかり双眼鏡で追っかけているタイプであるため見逃しが多いので、気になった曲だけのハイライト感想です)


 

確信的クロワッサン

初っ端の歌唱が日を追うごとに、歌声が強く太く、乗せる感情が大きくなっていったのを見て、やっぱりこの人は乗り越えていける人なんだな、って思いました。

最年長なのにダンス未経験でもがいているところから、BANのセンターに抜擢され、BACKS LIVE!!の初の三期生座長を務め、そして乗り越えていく強さを感じました。


そしてピアノ。
璃花ちゃんの溜めに溜める歌唱と息がぴったりだなあ、と思ったけど、凪紗ちゃんの演奏とは全然気づかなかった!

早く「Behind 9th Single BACKSLIVE!!」をくれ!!!!



ソニア

小池美波さんのパフォーマンスとビジュを見ていると、この世のものではないものを見ている気分になるときがあるというか、(もっと俗っぽい言い方をすると2.5次元舞台を見に行っているようというか、)櫻坂のライブの中に1つ別の世界線が加わっているように感じる瞬間があって、それがとても好きなのです。



車間距離


初日に見たときに一番喰らったのがえんりこちゃんの車間距離。
えんりこちゃん、元々お顔立ちは大人っぽくて、でこ出しの髪型がこの曲によく合います。

3日間通して、一番印象に残ったのはえんりこちゃんだったんですけど、それはえんりこちゃんからずっと「やってやるぞ!」感というか殻を破るような熱さが発せられていたからです。


あと、これは推し贔屓なんですけど、車間距離での肩をグッと内側に入れる振り付け、本気で凪紗ちゃんがいっちばんカッコいいと思ってて、曲中でちゅけとふゆかさんに挟まれて踊っている場面があるけど、それでも輝いて見えました。



無念


初日、最初にこの曲のイントロが流れて、その真ん中に立つのが凪紗ちゃんだと気づいたときに、どう受け止めるべきか、わからなくなりました。

でも、そのパフォーマンスを見て、勝手に心配した自分がとっても恥ずかしくなりました。

躍動感があって、前向きで、頼もしくて、こっちのモヤモヤした感情を昇華して吹き飛ばしてくれるくらい素敵でした。

凪紗ちゃんは自分の中の負の感情や、強い感情、周りの期待、いろんなものから目を背けずに、きちんと向き合う人だからこそ、救い上げてくれる人だからこそ、内側から湧き出るそんな表現ができるのだと思います。そんな凪紗ちゃんのパフォだから惹かれるんです、目が離せないんです、好きなんです。

特に2日目の髪の毛巻いてる凪紗ちゃんの無念曲終わり時のワンカットは恋に落ちました。メロ。

あと、1日目はこの曲で頭がふわふわしていたところに、世紀のクソげーこと「こんなぎゲーム」が始まって、そのあまりの高低差に戻ってこれなくなるかと思った。
オタクの囁くような「こんなぎ……!」を誰が聴きたいねん。



なぜ 恋をして来なかったんだろう?


最近の一連のいのまりカップリングすら、この物語の一部になっているんじゃないかと思わされるくらいの、センターに立っている茉里乃ちゃんの恋する乙女としての表現力の強さ、というか可愛さ。

個人的には倒れているメンバーの周りを走る表現のところで、夏鈴ちゃん対比で明らかに茉里乃ちゃんの歩数が多いというか、てちてち!って感じで走ってて、そこが非常に可愛かったです。好き。



Don‘t Cut in Line!


いいですか、1ライブ1回は小田倉麗奈さんに見下してもらう時間が必要なんですよ。
それがこの曲だった、それだけの話です。

小田倉さん、整ったお顔と、落ち着いたしぐさの一つ一つに高貴さがあふれているんですけど、最近のパフォはその高貴さをフックにして、さらにその先に行っているところに表現の深みを感じます。

小田倉さんによる、怒りとか冷たさみたいな質感のパフォにこれからも目が離せねーです、次のライブでもパフォでこっちを従属させてください。


ジャマイカビール


純粋なダンスとして”見れてよかった”はこのパフォに尽きます。光莉ちゃんのダンスは、清く正しく美しくて、真ん中に光莉ちゃんがいることで周りまで輝きだす。
ちゅけはここ最近のステージ上での充実っぷりがすごくて、ちゅけさえ見ておけばライブ代のもとが取れるんじゃないかっていうくらい。
そしてその2人に伍している純葉ちゃんは、「そうだこの人は合宿なしでBAN踊った人だった…」となるパフォでした。




風の音


この曲は青春のほろ苦い瞬間を切り取った歌詞なので、青春を体現している凪紗ちゃんがパフォすると相乗効果で最強かもしれない。


というかセーラー服の凪紗ちゃんにやってほしいな?????????



隙間風よ


あきぽは強い曲がよく似合うというか、絶対に倒れるときも少しでも「前に、前に、」と行こうとする姿勢が、楽曲に対して新たな視座というか強さをもたらしてくれる場面がたくさんあって、そのたびに、パフォーマンスと曲との関係性の位置づけ方がこんなにも面白いメンバーがいるかよ!ってなります。

前回のBACKS LIVEでも思ったけど、「それならずっと 僕のことは数には入れないでよ」という歌詞は、新2期生(死語)が歌うことによって、その重みが何倍にも増すように感じます。好きです。

ついでに後半のワイドパンツ衣装が似合いすぎてて、凪紗ちゃんに着せたい理想の衣装すぎて、ちょっと早くあのアクスタが欲しいです。



コンビナート


増本綺良ちゃんは、感情を銃弾として込めて観客席に向かって撃ちまくっているように見える瞬間があって、その間合いに入っちゃうと、他のメンバーを見ようとしてても、どうしたって目を惹きつけられてしまう瞬間があって、アイドルが天職なんだなぁと思います。

あと、個人的には綺良ちゃんは足のステップがめちゃくちゃ好きで、良い意味で重力を感じさせないところが好きです。



油を注せ!


前回のBACKS LIVE!!での楽しい想い出が染みついているので、イントロだけでブチ上がり。

途中のペアダンスの場面で、凪紗ちゃんと冬優花さんのところを注目してたら、8thライブ以上に冬優花さんがキレッキレで良かった、あそこからさらに上手くなることなんてあるんだ。

願わくばフェスの時にセトリとして1曲BACKS曲を入れてください。
できればこの曲で。



愛し合いなさい


3日間通してラスト曲前の璃花ちゃんMCはちょっとずつ違うことを言っていたけど、共通していた「等身大」というフレーズは、きっと璃花ちゃんが大事にしていることなんだろうな、ってなりました。

MCの端々に出てくる璃花ちゃんのアイドル観みたいなものが、めちゃくちゃ腑に落ちてしまって、なんというか、同じアイドル観を持っている!!ってなった。

最終日に「私が持っているものとは違うかもしれないけど、唯一無二の世界観を持っている櫻坂46というグループにどうしても惹かれました。リスペクトと愛を持って、覚悟をもってこの場所に立っています。ありのままの、等身大の私たちを見てほしいです」と言っていた一方で、初日には「恩返しのために、等身大の自分がありのままに活動していく姿を見せていきたい」という趣旨のことも言っていて、そこに頼もしさというか、璃花ちゃんの強さを見た気がします。

これまでのグループの色を決めてきたのが先人たちであるなら、これからのグループの色を決めていくのは紛れもなく今いてくれるあなたたちで、その中心はきっと三期生で、その最年長である璃花ちゃんが、「等身大であること」への肯定と覚悟を持っている。

こんな頼もしいことがあるでしょうか。



アンコール


1日目2日目は3Fスタンド最前、3日目も2Fスタンドの真ん中くらいだったので、トロッコが目の前でした。

2日目は来るのわかっていたのでアンコールになった瞬間に確認したら、反対側からゆっくりと凪紗ちゃんの乗ったトロッコがやってくるのを見て千載一遇のチャンス!!!!と張り切って、盛大に空振りしました。
(凪紗ちゃんに集中しすぎて後から2日目のアンコール曲何だったか聞かれて1mmも覚えてなかったし、なんなら曲が変わっていることも気づかなかった)

いいもん!東京ドームでレス貰ったもん!!!くやしいです!!!!!

3日目のアンコールの思寂では小田倉ちゃんが反対側向いてレス送ってたのを、ペアダンスしようとしたこんなぎちゃんがぺちっ!って小田倉ちゃんのポニテひっぱたいて自分のほう向かせてたの面白かったし、曲終わりは2人でドデカハート♥作ってたの、れいなぎファンとしては非常に良かったです。



ダブルアンコール


アンコールのラストMCでの「終演後にステージの写真を想い出として撮っていってください」の有無でダブアンの存在がバレる構造はちょっとさめるかもだなー、ってなった。

それでもダブルアンコールを求める会場の熱量は疑いようなかったし、ダブルアンコール特有の、感謝と肯定しかそこに存在しない空気感で行うパフォーマンスは幸せでした。



さいごにこんなぎちゃんへの愛を語るやつ


バチイケボブなぎちゃん🫶🫶🫶


最近はバズリズムライブ、ジャイガ、ロッキン蘇我とフェス中心だったので、凪紗ちゃんはどれも参加曲は1曲ずつでした。
それでも、ゆいぽん卒コン衣装での夏近だったり、太陽がギラギラ光る中での命の削りあいことDeadEndだったり、楽しくてしょうがなかったです。

それを経た上で、やっぱりたくさんの楽曲に参加して、それぞれの楽曲でその曲の色に染まって見たり、見たことない表情をしていたり、たくさんの発見があるBACKS LIVE!!のありがたみをひしひし感じました。


ステージ上の凪紗ちゃんてすっごいキラキラしてるんですよ、知ってます?
全身が光に包まれていて、見ているこっちまでキラキラしてくるような、そんなアイドルとしての王道の強さがある中で。

今回のライブや「愛し合いなさい」MVを観た方ならわかってくれると思うんですけど、一瞬のカットに込めるカッコよさだったり、ダンスの躍動感だったりがどんどん増してきているように思っています。

キラキラさとパフォーマンス力と、その両方がたくさん伝わってきて、凪紗ちゃんのパフォーマンスを観るのが本当に楽しいです。



ありがとう、バックスライブ!
次は三期生ライブ!ウィーーーーーー!!!


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