【香港書籍探索日誌(1)】とある本を探しています。
《2024/08/01 掲載 2024/12/7再掲》
日本でご縁のあった方がとある本を探しているということで、私も一緒に探してみることにしました。
こうしてブログに書いてみた現時点で、まだ発見はできていません。
発信することで「ここにあるよ!」という情報が手に入ったりしないかしら?という期待のもと、書いてみることにしました。
さて、その本のタイトルは『粤菜精粋』。
30年ほど前に発行された本であるということ…。
情報はその2つのみ。
私の買い付け範囲は主に古書店。新刊書店ものぞくことがあります。
30年前に発行された本だとすると、よほどのロングセラーでない限り新刊書店にはおいていないでしょうから、狙うべきは古書店での遭遇。
そうすると、手がかりがタイトルだけというのは少々心許ない。
せめて本の外見、表紙を知りたいなと思いました。
書籍タイトルから表紙を推測する
『粤菜精粋』というタイトルから察するに、おそらく広東料理に関係した本です。
粤という漢字は、日本語では「えつ」と読み、広東省の別称。
菜という漢字は、中国語で「料理」という意味。
そのため、「粤菜」というと広東料理を意味する言葉なのですね。
広東料理に関する本ということで、きっと表紙にはなんらかのお料理なり、シェフの姿があったりするのでしょう。
…うーん、やはり実物の外見が知りたいな。
ちなみに、インターネットで検索してもそれらしいものは出てきませんでした。
日本で本を探すなら、どうする?
こういう昔の本を探したいとき、日本にいたらどうやって探すかしら。
ネットで検索?本屋の検索機で検索?
そうだ、図書館で探してみるのはどうだろう?
日本だったら国内で発行された書籍の国立国会図書館への納入が義務付けられているので、少なくともなんらかの情報が手に入ります。
香港に同様の仕組みがあるかはわからないのですが、ひとまず行ってみようと思います!
というわけで、次回は、図書館に行って本のタイトルを検索してみた結果をお届け致します。
シリーズの終わりに、この本と出会えるといいなぁ…