美容皮膚科でソバカスを取った話

物心ついた時からコンプレックスだったソバカスを現代の医療に頼って消すことにした。

私の記憶では、小学校中学年の頃には既に頬に小さなソバカスが散らばっていたと思う。

ませた小学生だったので、高学年にもなれば美白化粧水やパックなど、シミ・ソバカス対策に効くとされている化粧品に手を出していた。

ビタミンCのサプリメントを飲んだ時期もあった。

これ以上茶色い斑点を顔に増やさないようにと、日焼け止めを塗って体育の授業を受けて、白い汗が流れることもあった。

それなりに美容に詳しい方なら知っているだろうが、実際できてしまったソバカスやシミは、自力で外からのアプローチをするには限界がある。

化粧品でなんとかできるという淡い望みはだんだんと諦めに変わり、幸いソバカスと若干の乾燥肌以外には肌トラブルもなかったため、大学生になる頃にはメイクでカバーする方向にシフトした。

結局のところ、コンシーラーやファンデーションを使ってソバカスを薄く見せることは可能でも、完全に隠すことは難しかったけれど。

そんな私が医療の力を借りてソバカスを消そうと決意したのは24歳の時。

当時の彼氏と別れ、自分のお金と時間を自由に遣えるようになった私はコンプレックスだったソバカスを消そうと決めた。

その年になるまで本格的な治療をしなかったのは、結局のところ旅行や飲み、買い物だったりと、コンプレックス克服以上にお金を遣いたい場面や物が多かったからだと思う。

もともと母親も産後のシミが多く、美容皮膚科でレーザー治療済みだったこともあり、私も美容医療の力を借りて小さい頃からコンプレックスの一つであったソバカスを焼いてしまおうと決心した。

仲の良い友達にコンプレックスをあることを打ち明けて、「そんなに気にならないよ」といくら言われたところで、「なんか肌汚い」「大人っぽいのもあるけど、シミのせいで余計老けて見える」と中学のクラスメートの男子やお客さんに言われた言葉は、いつまでも心のどこかにあったのも事実だから。

全身脱毛で通っていた湘南美容クリニックで早速予約を取り、私はカウンセリングに行った。

HPでメニューを読んだり口コミを調べたりして、やるならフォトRFとイオン導入かなと思っていた。

実際カウンセリングでドクターには「光治療のフォトRFが良いと思いますね」と言われたので、その方向で話は進んだ。

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