Vo.5 DIMLIGHT ESPRESSOとコロナと教訓
こんにちはDIMLIGHT ESPRESSOオーナーバリスタの西松好泰です
ヨシさんです
コロナの蔓延防止等重点措置の時
周りの反対を押し切り営業を続けました
実質2週間くらいはお休みしたんですが
やっぱり今こそ開けとくべきなんじゃないか?
という気持ちが強くなっていきました
皆が我慢している中
自分だけワガママを突き通すこと
実際に他店舗さんに責任は取れるのかと抗議されましたし
協力金支給の機会も逃すことになりますし
悩みに悩みましたが
自分がやるべきこと
自分の立ち位置を信じ
それでもこの渦中でカフェがあることが必要だと信じて再開を決意しました
いざ蓋を開けてみるとびっくりしたのですが
感謝して頂くことが多かったです
「開いててくれてありがとう」
その言葉が支えでいつ来るやもわからないクレームにドキドキしながらも営業を続けました
常連さんはもちろんですが
その渦中でもコーヒータイムを大事にする人たち、すなわち新規層の方々と出会うことも出来ました
結果論ですが、やってよかったです
防止措置に背を向けてしまったもののその行動と反応・反響が知的財産になりました
"自分の意見を大事にすること"
当たり前だけど意外と出来ないことです
予測が外れると迷惑をかけるからです
カフェ=サードプレイス
は心の支えになる瞬間がどこかで来る
時間と共に変わっていく人生の環境やステージや責任に
どこかでカフェがフィットする時が訪れる
その時に"あそこにずっとあるカフェ"
に役目が訪れるのです
コーヒーを片手に
コミュニケーションを取ったり
メールをチェックしたり
スケジュール管理したり
読書をしたり
クリエイティブやイノベーションが生まれたり
子供との時間を過ごしたり
"コーヒーは誰かのONにもOFFにもなれる"
それがわかった時に寄り添う程度に変わらずそこに居続けることの大切さを認識しました
明日来てもおはよう
1ヶ月後来てもおはよう
3年後来てくれてもおはよう、おかえり
変わらず地域に溶け込み
気長に役目を果たし続ける
それがカフェなんだな
とコロナを経験して思いました
それから派手なことはしなくなりました
高級なコーヒーいれたり
映えなお菓子作ったり
イベント開いたり
SNSを頑張ったり
それは僕らの役目ではありません
寄り添う程度に
変わることなく
美味しいコーヒーを永遠に提供し続ける
コロナが教えてくれた
カフェの教えでした
次回に続く...