ディレッタントワイン学 シャンパーニュ編4
ローマ人の役割。
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紀元前、紀元前シャンパーニュ地方はローマ帝国の領土でした。
この地で、最初にブドウ栽培そしてワイン作りをもたらしたのが彼らでした。
「シャンパーニュ」という名称は、
ローマ語の「Campagne」(=平原)が起源です。
当時のワインは”泡のない赤ワイン”。
"すべての道はローマに通ず”と言われるように、
土木技術に優れたローマ人は、道路作りを通じてシャンパーニュの白い大地から石灰岩を採掘していました。
この採掘跡の白亜の洞窟が、
現在数百キロにおよぶ長さの”シャンパーニュセラー”として
重要な役割を果たすことになります。