飲める水についての考察。奇跡の国日本(”にほん”と読んでくださると嬉しい)
地球上には、生活に必要な水が手に入らない人たちが、少なく見積もっても10億人もいるそうです。
某大手飲料水メーカーが印象深いコマーシャルで訴えているように、地球上で飲める水は本当にわずかしかありません。
ちょっと世界に目を向けてみると、水が発端で起こった戦争はとても多くあります。
例えばヨルダン川。
中東の国際河川です。決してきれいとは言い難いこの川の水で生きている人が1000万人以上もいます。
ヨルダン周辺はキナ臭い話がなぜ多いのか・・・
もしかすると、大昔からあるヨルダン川の水の争奪が最初の事の発端なのかもしれません。
ナイル川も同様です。
上流のスーダンと下流のエジプトは5000年近くも戦争を続けています。
古代エジプトのファラオが最初にやる仕事は、上流のスーダンの民に警告することだったそう。
「川の水に勝手なことをしたり、断りもなく水を盗んだものには容赦しないから覚悟しとけ~!」
みたいな感じです。
イギリスとスペインがジブラルタル領地権でもめ続けているのも、
スペイン継承戦争やブレンハイムでの戦いで、イギリスが大奮闘してくれたことに対してのお礼として貸してあげた土地をイギリスがずーーっと返さないから・・・が原因では?と言われています。
じゃあどうして返さないかといえばこちらもやはり水です。
軍艦の水補給基地として、あのあたりでは比較的良いジブラルタルの水が、イギリスはどうしても必要でした。
こんな良いものを貸してもらって、イギリスがそうやすやすと返還するはずありません。
どの国も、水の確保に必死なのです。
水に恵まれている私たち日本人にはなかなかわからない感覚ですよね。
掘ればほとんどの土地から水が出たり温泉が出る日本には、隠れた莫大な資源があります。
それは地下水。
日本には地下水が豊富にあるのです。
他国が河川で水を賄おうとしていて、日本も多くの川がありますが、例えば静岡などは地下水の活用の方が圧倒的に多いのです。
静岡は、富士山の雪解け水が伏流水となり、湧水として幾所にも名水が湧く場所があります。
北海道も同じです。
こんな素晴らしい日本の水を、外国勢が欲しがらないわけがありません。
日本はどこに行っても清潔な水が豊富に溢れていますが、
これは世界規模では全く稀有で、信じられない光景なのです。
アジアで唯一水道水が飲める国が、日本だけだということをご存じでしょうか?
たとえ水道のインフラが整備されていたとしても水道水が飲めない、もしくは注意が必要という国も多く、そんな国が32ヶ国もあります。
世界で水道水が飲めるのは、世界196か国のうち、たった9か国という少なさなのです。
日本がどれだけ水に恵まれている国か!
世界に行くとそのことが良くわかります。
あらためて日本の水の尊さについて考えてみるのも良いかもしれません。
ここで、水に対してのディレカの役割として考えられる貢献ですが、ディレカが飲めない水を飲める水に変ることができれば最高ですが、さすがにそれは無理です。
でも最近、モロッコでカルキで毎月詰まってしまう水道管が詰まらなくなったというご報告を頂きました。
トイレのタンクが毎月カルキでトラブルに見舞われていたのが,ディレカを設置してからこの半年、トラブル無しでこれは驚きのことなのだそうです。
この事実をさらに現地で検証してもらうため、この後も引き続き別の箇所でも様子をみていく予定ですが、
ディレカが、世界の水への貢献に役立つお手伝いができる機会の一つとなることを願っています。
水道水が飲めるとされている国
・日本
・オーストリア
・アイスランド
・アイルランド
・フィンランド
・ノルウェー
・スロベニア
・南アフリカ
・ドイツ
・スウェーデンのストックホルム
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