百貨店といわゆる地方の町の共通課題!?
小売・百貨店業界のこれから
YouTubeのオススメに出てきたNewsPicsの動画。
https://www.youtube.com/watch?v=HWRGHZdmCx0
小売・百貨店業界の方々がこれからについて語り合う内容である。
そして、自分自身が以前に伊勢丹のグループ会社に勤めており、今も小売店の出店や販促に関わっているのでクリックした動画だ。
動画の中で出てきた「売らないお店」という表現がすごく的確だと思った。
百貨店といわゆる地方の町との共通課題
ここで、自分が取り組んでいる事業の1つである地域おこしと百貨店に共通課題を見つけた。
それは「体験を伴っているか」ということ。
百貨店の場合、ただハイブランドが並んでいるだけのお店ではつまらないと思う。自分が消費者の立場としては、こだわりを持って服を選ぶ方なのでそう思うし、売上のシェアはECにシフトしつつある。
いわゆる地方の町の場合、モノづくりは一生懸命するが、モノの売り方や伝え方については伸び代があると思う。地方のちょっとマニアックな逸品はネット上に出回らないということも多々ある。
(ここで"いわゆる"とは、過疎化により経済や産業の縮小、人材やスキルの流出が起きてしまっている地方の町)
モノだけみて選ぶ場合、両者きっとAmazonをはじめとするECに負けてしまうだろ。
で、どう戦うか
だからこそ「モノを通してどんな体験を得られるか」という、感情に訴えかける、エモーショナルな体験が選ばれる理由になってくると思う。
ECの利便性を超える、感動や面倒くささをデザインすることである。
どうデザインしたらいいかを考えるのが自分の仕事になってくるだろう。
まずは面倒なことを楽しくみせるのに頭を捻りたいと思う。
行列ができるラーメン屋さんに並ぶから食べたときのよろこびがあり、ディズニーランドのアトラクションに並ぶから楽しさが高まるのと同じなんだろう。きっと。
ある意味で感情を揺さぶるような、人間的で原始的なところにフォーカスして今後の仕事をおもしろくしていきたいと思う。