特別な旅体験を創造するAirbnbサービスと私の旅体験
5月の初旬の話。
Airbnbのトップページを開いて驚いた。
「うわ、すっごい…なんじゃコレ…。」
トップページのリスティングに「カールじいさんの空飛ぶ家」が出ていた。
Airbnbの新サービス
特別な体験を提供する「アイコニック」
この夏、Airbnbが新しいサービスを開始した。
Airbnbのニュースリリースから一部抜粋
「アイコニック」は特別な旅体験を集めた新カテゴリ。カールじいさんの家、ホームアローンの家、バービーの家、プリンスのパープルレインハウス、X-menの家などなど…。架空の世界の家をリアルに再現していくんだって。
以前、夜の水族館や本屋を解放しているというのをニュースで見たことがある。
今回のAirbnbでは、オルセー美術館の時計台や、フェラーリ博物館が出ていた。最高にクールで感動して寝れないんじゃないかな…。
日々の生活がデジタル化されていて情報が多くなり、便利になった。
見たことある、聞いたことがある、知っていることが多くなった。
バーチャルの世界をリアルに体験するサービスが開始って、テンションあがるなぁ。
私の旅体験で思うこと
話は変わって…
もしも、いま住んでいる家の家賃と同額で
好きな家に住めるなら、あなたならどこでどんな家に住みたい?
今、私と夫は海外を月単位で移動しながら暮らしている。
Airbnbのトップページに出てくるような豪華な家ではないものの、旅をしながら海外の様々な家に住んでみるという引っ越し旅。
リアルな世界のリアルな生活。
ある時は海沿いの町、またある時は島、山に住むこともあれば、一歩通りを出るとそこは賑やかな市場、という場合もある。
予算の都合もあって、現実的な選択にならざるを得ないものの、日本とは違うその土地にある、ごく一般的な家庭での暮らしはいつも新鮮なのです。
毎回ちょっとした驚きがあって楽しい。当たり前だと思っている事は当たり前じゃない。
キッチンのコンロにあたりまえのように鎮座するタジン鍋(モロッコ)や2段ケトル(トルコ)。鍵のかけ方、お湯を沸し方、洗濯もそう、洗濯機のメニューから干し場まで違う。キッチン器具や家電にしても、所かわれば使い方も変わるのが面白い。
例をあげると、フランスの窓。
たかが窓、されど窓…。
大げさかもしれないが、窓の開け方がわからずに焦る。窓のノブは上横下の三段階に切り替わる…まずはそこから知らない。あれやこれや格闘して無事に出来た時の喜びはひとしお。「フランスで窓を開ける」ときに、窓がどう開くのかは実際に体験してみてほしい。
近所の市場で見たことのない野菜を見よう見まねで買い、食べてみる。
例えば、オリーブ。ポイっと口に放り込むまで知らなかったんだけど、オリーブの実は生ではとても食べられるものではなかった。
塩漬けやオイル漬けにすることでおいしくなるものということを初めて知った。
タイのスーパーで売られているおやつで食べるような甘いデザートヨーグルトには「粒コーン」が入っているし、トルコで買った飲むヨーグルトは「塩味」、ヨーグルトもあたりまえが違う。
バスの乗り方も、スーパーのレジの会計も様々。
この生活を初めて、毎日小さな驚きがあって、自分の中の思い込みやあたりまえが次々と書き換えられていくわけで…。
そうやって一か月を過ごして、次の場所へお引越し。
飽きない程度にゆったりのんびりと過ごす旅。
今の生活に満足しているのならオッケー。
もしも、
ちょっと物足りなぁと感じているのなら、引っ越し旅をおすすめしたい。
毎日を普通に暮らしているだけで特別な体験になります。
まずはAirbnbで物件探しから、いかがでしょうか。
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