新作にはEd Sheeran、J Balvinがゲスト参加！ Burna Boy - Love, Damini (2022)
アルバム「Outside」(2018)でメジャーデビューし、収録曲の「Ye」がYouTubeで1億回再生を記録し、スターダムへとのし上がったBurna Boy(バーナ・ボーイ)。
その後発表したアルバム「African Giant」(2019)「Twice as Tall」(2020)では、ナイジェリア人アーティストとして初めてグラミー賞に連続ノミネートされ、Ed Sheeran、Justin Bieber、John Legend、Sia、Becky Gなど世界各国の大物アーティストと共演するなど、今最も注目を集めているナイジェリアのアーティストです。
そんな彼が、2022年に6枚目のアルバム「Love, Damini」(2022)をドロップ。
前回に引き続き、今回もバーナ・ボーイをご紹介します。
レーベル : Atlantic Records、Bad Habit Records、On A Spaceship Records
リリース日 : 2022年7月8日
名前 : Burna Boy
本名 : Burna Boy / Damini Ebunoluwa Ogulu
年齢 : 31歳
出身地 : ナイジェリア
リリースまでの経緯
2022年4月にアナウンスされ、当初は31歳の誕生日である7月2日にリリースされる予定だった本作。バースデーパーティーをテーマにしたアートワークもそれを示唆しています。
リードシングルとなった「Kilometre」(2021)について、彼は次のように話しています。
本当に俺がどこまで来たかを話しているんだ、俺は長い道のりを歩んできた。
それと同時に、ただ楽しんでいるんだ。
この曲が流れたら、どこまでも走り回ってくれ。
ただ、走り回るんだ。
説明は必要ない。
Burna Boy - Kilometre (2021)
2022年5月には、Toni Braxtonの「He Wasn’t Man Enough」(2000)を大胆にサンプリングしたシングル「Last Last」をリリース、曲中では『葉っぱと酒が必要だ』と繰り返し歌っています。
これは、最近別れたジャマイカ系イギリス人ラッパーのStefflon Donとの失恋を癒したいという気持ちを歌ったもののようです。
Burna Boy - Last Last (2022)
豪華ゲスト陣が参加！
今作には、以前にも共演したEd SheeranやJ Balvin、Blxst、Khalid、Kehlani、Popcaanなど国境を越えたアーティストが集結しています。
中でもEd Sheeranとの「For My Hand」は、6月にロンドンで行われたEd Sheeranのツアー「+-= ÷ X TOUR」にバーナ・ボーイがゲスト参加した時に、初披露されました。
また、プロデュースはWizkidの大ヒット曲「Essence」(2020)を手掛けたP2Jが担当し、この曲を含めアルバムで4曲を手掛けるなど、バーナ・ボーイからの信頼も厚いようです。
Burna Boy feat. Ed Sheeran - For My Hand (2022)
アルバム12曲目に収録された「Solid」には、ヒップホップメディア誌XXLの「Freshman Class 2021」に選抜されたBlxstと、唯一無二の歌声と世界観を放つKehlaniがゲスト参加。
Blxstがプロデュースしたこの曲は、美しいギターの旋律が3人の波長と見事にマッチしたアフロビート調に仕上がっています。
Burna Boy feat. Blxst & Kehlani - Solid (2022)
そして、Khalidの甘い歌声から始まる「Wild Dreams」は、Maroon 5の「Memories」(2019)やZeddの「The Middle」などのヒットソングを輩出してきたプロダクショングループThe Monsters & Strangerzがプロデュースしています。
さらに、共同プロデューサーとして、Eminemの「The Monster」(2013)でライターとバックコーラスを務め、Jusin BieberやMiley Cyrusを手掛けたJon Bellionが参加し、アメリカのポップスシーンを牽引するプロデューサー2組による最強タッグとなりました。
Burna Boy feat. Khalid - Wild Dreams (2022)
今作について語る
自身の本名「Damini」をアルバムタイトルに名付けた今作について、彼は「ジェットコースターに乗っているような気分になってほしいんだ」と話しています。
30歳を過ぎると、誕生日は自分の人生の選択、あるいは選択できなかったこと、目標、夢、希望、達成感、不安などを振り返るきっかけになるようだ。
この誕生日は、俺を弱い立場に追いやったけど、同時に、もっとやることを感じることにチャレンジさせてくれたんだ。
これを聴いて、ジェットコースターに乗っているような気分になってほしい。
感度を上げたり、愚痴をこぼしたり、誕生日のようにパーティーをしたり、ティッシュを握ったりしてもいい。
いつもそばにいるよ。
30歳という節目を迎え、これまでの人生を振り返り、さらに挑戦することの大切さを実感しているようで、そのチャレンジ精神は、フィーチャリングアーティストの多彩さからも感じ取れます。
この機会に、世界中に熱狂的なファンを持つ彼のニューアルバムを聴いてみてはいかがでしょうか。
今回紹介した楽曲のDJプロモーション音源はこちら⬇️⬇️⬇️
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