誕生日なのに サ・イ・テー!!!「ロリポップチェーンソーRePOP」
ghmファン(にわか)としてスルーするわけにもいかなかったので、ダウンロード版を予約購入してプレイした、PS5版「ロリポップチェーンソーRePOP」の感想。
ちなみに今リマスターにはghm、SUDA51、ジェームズガン(脚本)は関わってません。
今作は、2012年にリリースされたロリポップチェーンソーのリマスター作品。グラフィックがきれいになっただけでなく、ロードは早くなりゲームのアクション部分も遊びやすく調整されてる。
12年も前の作品ということで自分の記憶もそんなになかったので、アクションの調整はあんまりわかんなかったかな。
でも、QTEが自動にできるのはありがたかったかも。今どきQTE頻繁に入れられるのも面倒だし。
また、ゲームの流れ自体は当時のままなので、最近のゲームに比べるとテンポの悪さは感じた。
ゾンビが湧いてくる演出→アクションパート→道が開けた演出→アクションパート みたいな感じ。ムービーはスキップできるけど、演出はスキップできない。
まあ、ここは仕方ないところではあるので文句はない。リマスターって当時のものを現行機でプレイできることに価値があるわけだし。
ただ、最後までプレイして残ったのはガッカリ感だった。
冒頭のイベントシーンで処理落ちしてるし、途中で何度か進行できなくなるバグ(カメラ固定されて進行不可、異空間に落下して進行不可など)、字幕が表示されないバグ等に遭遇するしで、これPS5のゲームだよな?と不安になった。ゲームプレイ中の処理落ちはないけどフレームレートもいまいち安定してない気がするし(自分の体感で)…。
オリジナル版ではそんなにバグはなかった気がするからその辺ちゃんとしてほしかった…。アップデートで治っていることを期待したいところ。
細かい文句だと、今作では主人公ジュリエットの声優を変えられるんだけど、メニューのどこから変更できるのかわからなくてXの説明で知るというところとか(しかも☆とか♡とか🍭みたいなアイコンでどれがどの声優かわからない)、アイテムやコレクションなどを購入できるショップのメニューが2ページ目があることに気づきにくいとか、ゲーム内での説明が足りなすぎる。
唯一褒められるのが、現行機でロリポップチェーンソーが遊べるようにしてくれたことと、昨今の規制に抗って肌色表現がかなり頑張ってたことですね。
多分過去の際どいコスチュームもそのままだったし、追加っぽいのも攻めてる感じでそこはよかった。しっかりイベントシーンにも反映されるし。
価格もフルプライスとまではいかなくとも若干高めに感じたし、バグのせいであんまり人に勧めたくないなあという印象。
好きな作品ではあるし、これをきっかけに多くの人に遊んでもらってさらに好きなKiller is deadもリマスターされるといいなあと思ってたんだけど、この感じだと望み薄かも…。
ghmが発表したシャドウオブダムドのリマスターはどうかうまくいくことを祈ります。