ー察するに。きみが、私の喚び人か「Fate/Samurai Remnant」

イチfateファン(にわか)としてスルーできなかったのでプレイした「Fate/Samurai Remnant」の紹介と感想。

『Fate/Samurai Remnant』オープニングアニメーション - YouTube

「Fate/Samurai Remnant」は、2023年9月28日に発売、PS5、PS4、Nintendo Switch、Steamで発売したアクションRPGだ。

慶安4年、江戸。
大剣豪、宮本武蔵の養子であり弟子である宮本武蔵は、剣の腕を鍛える日々を過ごしていたが、ある日をきっかけに盈月の儀、勝者が願いを叶えることのできるという戦いに巻き込まれていく。
英霊(サーヴァント)であるセイバーのマスターとなった伊織は、7組のマスター、サーヴァントとの戦いのなかで勝ち残れるのか。

結構省略したけどまあそんな感じです。
Fateシリーズを知っていればわかる展開ではあるけど、知らなくてもちゃんと解説してくれるので、わかりやすくて初心者のシリーズデビューにもいいかもしれない。
そんなストーリーだけど、なかなか面白かったね。
fateファンの感覚的にはFate/stay nightみたいな感じがあって、原点回帰っぽくてよかったと思う。
あと、stay nightと時代が違うので、現代だと違和感のない外国のサーヴァントも江戸時代となるとなんだか変な感じがあったり、かと思えば時代に馴染んでいるサーヴァントもいたりして、なんとなく雰囲気としてよかった。
初心者からも入れるけど、シリーズのファンでも嬉しいような部分があったりのバランスもちょうどよかったと思う。
今作はストレートにハッピーエンドって感じじゃないので、エンディングに関しては賛否あるかもしれない。3つエンディングがあるんだけど、やっぱりゲームをプレイしていて一番しっくりきたのは最後のエンディング(2週目から見ることができるけど)。
周回プレイが面倒だという人もいるかもしれないけど、プレイするなら是非そこまで見てほしいです。

今作はコーエーテクモゲームス製ということもあって、無双系の爽快アクションを楽しめつつ、強敵であるサーヴァントとの戦いは歯ごたえのあるバトルとなっている。
強敵には外殻ゲージがあって、それがあるとほとんどダメージを与えられないけど、それを削りきるとHPにダメージが入るようになる形式。
ただ、この外殻ゲージに関して一部の敵(主にサーヴァント)についてはゲージを削れる技が限られているので、そこはちょっと面倒だった。設定上仕方ないというのもあるけど、爽快感がなくなってしまうのでそこは割り切ってほしかった。
あと、応刀という、いわゆるジャスト回避がスキルツリーで解放できるんだけど、これが異常にシビア。敵の攻撃はパターン覚えれば避けるのは簡単なんだけど、応刀を狙おうとすると大変。
まあ、シビアな分メリットは大きくて外殻ゲージを結構削れたりして、連続でいければかなり楽に外殻はがせるのでやめられないという。

アクションは難しいところもあるけど、難易度は下げられるし、レベルを上げてスキルツリーを解放していくことでステータスを上げたり、攻撃スキルを覚えたりするとかなり楽に戦えるようになるので、アクションが苦手でもストーリーを進める分には苦労しないんじゃないかなあと思う。ボクもアクションは下手だけど難易度下げずにクリアまでいけました(なお回復アイテム消費数は…)。


個人的に欲しかったなあと思ったのが、無双シリーズみたいに自由にキャラクターを選んで操作できるミッションクリア形式のモード。
今作は無双ではないので仕方ないんだけど、一部サーヴァントは特定のストーリーかサブイベントでしか操作できなかったので、好きに遊べるモードも欲しかった。あとシンプルにレベル上げのためのコンテンツがあってくれたらよかったので。
武蔵ちゃんずっと操作してたい。


というわけで、「Fate/Samurai Remnant」の感想でした。

『Fate/Samurai Remnant』3rdトレーラー - YouTube

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