ディグラム診断とクロス集計:クロス集計とは?
ディグラム診断は20問の問いに答えていただくことで31タイプの性格診断の結果をお知らせてしています。これは今まで書いてきた通りです。
そこに、いくつかの質問を追加して答えていただくことで性格に紐づく色々なデータが取得できます。
クロス集計とは
クロス集計は、二つ以上のカテゴリ変数の間の関係を視覚的に理解するための統計的方法です。データを行と列に分け、それぞれのカテゴリの交点にデータの頻度(回数)や割合などを配置する表を作成します。これにより、変数間の相互関係やパターン、傾向を明確に把握することが可能になります。
イメージとしては、縦軸に性格タイプ、横軸に調べた内容となります。これにより、性格毎の様々なデータの取得が可能です。
実はディグラム診断を使ってクロス集計をすることで今まで知らなかったことがたくさんわかるようになりました。
サイコグラフィックデータマーケティングこそディグラム診断の真骨頂
マーケティングと顧客理解において、デモグラフィックデータは長年にわたり基本的な分析ツールとされてきました。しかし、消費者の表層的な特徴だけでは不十分な場合が多く、より深い洞察が必要です。ここで重要なのがサイコグラフィックデータの役割であり、特にディグラム診断がその効果を発揮します。
ディグラム診断は、個人の価値観、性格といった内面的要因を分析することで、彼らの行動や意思決定プロセスを深く理解する手法です。これに対して、デモグラフィックデータ(年齢、性別、収入など)は、人々の外面的特徴を描き出しますが、なぜ人々が特定の行動を取るのか、その背後にある心理や動機を解明するには至りません。
サイコグラフィックデータの利点は、消費者の生活様式や個々の興味を理解し、それに基づいたカスタマイズされたマーケティング戦略を展開できることにあります。例えば、エコ意識の高い消費者グループに対しては、持続可能な製品を前面に出した広告が効果的です。ディグラム診断を用いることで、これらの内面的特性を明らかにし、各顧客に最適なアプローチを取ることができます。
サイコグラフィックデータは、デモグラフィックデータが提供する情報を補完し、深化させるものです。ディグラム診断により得られる洞察は、消費者の深層心理にアクセスし、より効果的なコミュニケーションと製品提供を可能にします。このアプローチによって、企業は競争の激しい市場で優位性を築くことができるのです。
実はこうしたオーダーは以前からいただいておりました
実は弊社では、たくさんの企業様よりこうしたコンテンツの制作依頼をいただいてきております。単純なコンバージョンアップ施策のようなコンテンツももちろんありますが、調査分析といった事も行っています。
それらは皆、企業様のサイコグラフィックマーケティングのデータとして取り扱われ、サービスの向上や、新製品の制作に活かされています。
これからは特に個々のニーズを見ていく時代
個々の消費者に対する理解を深めることは、ターゲットマーケティングの精度を高め、顧客満足を向上させる鍵となります。特に、消費者の選択が多様化し、個々のニーズが複雑になる現代において、ディグラム診断による洞察は価値を増しています。企業はこれを活用して、消費者一人ひとりに合わせたコミュニケーション戦略を展開し、顧客との関係をより深く、持続的に築くことができます。
今後もデータ主導の意思決定が強調される中、ディグラム診断が提供するサイコグラフィックデータは、企業が競争の激しい市場で成功を収めるための強力な武器となると思います。
ご相談を受け付けております!
ディグラム診断を利用したクロス集計に興味のある方は是非ご相談ください。
次回は、実例をご紹介したいと思います。