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音楽メディアが選ぶ今週の新曲10選 Joint Beauty, 田我流, ZIN、Robert Glasper 他

DIGLE MAGAZINE編集部とセレクターのリコメンド楽曲を集めたプレイリスト『DIGLE SOUND』。プレイリストでは、新進気鋭のアーティストから言わずと知れたトップアーティストまで、国内外のさまざまな最新曲を厳選してお届けします。毎週月曜日に国内アーティスト、第二週&第四週の金曜日に国外アーティストの楽曲を更新中。その中から一部のオススメ曲をコメント付きで紹介します。

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プレイリスト『Best New Music: DIGLE SOUND』

国内アーティスト楽曲

今週の国内新曲掲載リスト(ツイッターから転載)
今週の国内新曲掲載リスト(ツイッターから転載)

Joint Beauty, 田我流, ZIN「Crescent Moon」

ビートメイカー・Joint Beautyの心地よいビートに田我流、ZINと最高な組み合わせ。秋の夜を彩ってくれる一曲。(江藤勇也:編集長)

蓮沼執太「Hypha」

蓮沼執太の新プロジェクトよりコロナウイルスのロックダウン前にニューヨーク・ブルックリン在住時から制作された楽曲がリリース。さまざまな音が繋ぎ合わされることでムードの持続が生まれ、一つの舞台で演じられる演目をリアルタイムで眺めているような風情が楽しめる1曲。(Mao:エディター)

Kinami「Don’t need to let it go」

沖縄出身のSSW・Kinamiがリリースした新曲。80`s感のあるグルービーなサウンドとソウルフルな歌声が心地よい一曲です。(Asahi:ディレクター)

PICNIC YOU「I can’t stand alone」

美術作家 田嶋周造と跡地のメンバーでもあるneuesachlichkeitによるヒップホップユニット。唸るベースと軽快な四つ打ちがダイナミクスを作りながら、全体が揺蕩うサウンドのループに包まれるこの曲では、“開けた愛”が歌われる。(“閉じた愛”を歌う「die 4 u」も要チェック!)(TSUDA:エディター)

Ålborg「Stray cat」

エルモア・スコッティーズのメンバーも所属するバンドÅlborgが2作目を配信。放浪する野良猫の目線で、巡る自然や季節を捉えた、ユルくてキャッチーな1曲。自主制作されたストップモーションのMVもかわいい。(Ishimaru:エディター)

国外アーティスト楽曲

Robert Glasper 「Therapy pt. 2 [Feat. Mac Miller]」

BJ the Chicago Kid, Emily King, Estelle, India Arie, Bilal & Alex Isley, PJ Morton, Luke James等豪華ゲストを迎えたBlack Radio III: Supreme Editionの先行シングルとしてリリースされたMac Millerとのコラボ曲。約1時間でボーカルを入れて帰ってきたそうで、即興で作られたエネルギーと流動性が感じられる。(竹田ダニエル)

L’objectif 「The Dance You Sell」

リーズ出身の4人組ロックバンドL‘objectif が新曲「The Dance You Sell」をリリース。キャッチーで疾走感のあるギターロックがかっこいい1曲となっているが、R&Bやファンク、ヒップホップなども融合させ全く色の違う幅広い楽曲が魅力のバンド。次何を魅せてくれるか想像もつかない。今後のポストパンク、ギターポップを盛り上げる新星であることは間違いない。(Lisa)

Sunwoojunga,SUMIN「black coffee(feat. Woo)」

韓国の実力派シンガー、ソヌ・ジョンアが多様なアーティストとコラボして作り上げたアルバム『Studio X{1.Phase}』。「Studio X」という名の実験室で、ソヌ・ジョンアのこれまでの姿と様々なアーティストの才能とを混ぜ合わせ、そこから生じる化学反応を楽しむことができるアルバムだ。そんな興味深い作品の1曲目「black coffee」。ジャズとラップの絶妙なコンビネーションが心地よい。(Akari)

Ray Laurél 「HUNTER SCHAFER」

ロンドンのSSW/プロデューサーでクィアのRay LaurélがリリースしたデビューEP『MANIC PIXIE DREAM BOY』からの1曲。「HUNTER SCHAFER」はドラマ「Euphoria」の登場人物”Jules”に捧げ、役者の名前をそのまま取った楽曲。Jai Paulを尊敬し、Bon IverとJoni Mitchellの作曲性に衝撃を受けたというRayの作り上げる音楽は、革新的でありながらもポップに仕上がっている。今年最大の衝撃的で途轍もない新人。(takashi)

Shygirl 「Firefly」

ロンドンを拠点に活動するラッパー、DJ、そしてレコレクティブ「NUXX」の共同設立者であるポップスター、Shygirlが待望のデビュー・アルバム『Nymph』をリリース。Arca、Sega Bodega、Mura Masaなどの親しい仲間と共に制作され本作はクラブサウンドがきらびやかなコラージュを創り出し、それぞれの要素がとても独自性を放っている。その中より一度聴いたら癖になるポップなメロディーラインが特徴的な「Firefly」を選曲。(DIGLE MAGAZINE編集部 Mao)


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