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プロジェクト結果報告「食品を寄贈してくれた方に「ありがとう」を届けたい」

こんにちは。デジテックfor YAMAGUCHI運営事務局のもんじゃです。

周南市のツリー点灯が始まりました🎄
いち周南出身者としては、昔のツリー電飾のほうが温かみがあって好きですが、今だとエモいとか言われるに違いない。時代は変わった。

ありがとうWebサイトプロジェクト

山口県のデジタルコミュニティ「デジテック for YAMAGUCHI」では、会員同士で課題解決に挑戦するシビックテック活動に取り組んでいます。

その中で、2022年12月からおよそ1年間、フードバンク山口さんの「フードバンクに関する取組をもっと多くの方に知ってもらいたい」という課題に挑戦するプロジェクトに取り組んできました。

フードバンク事務局の負担を軽減しながら、外部にその取組を広報するために、食品を受け取る子ども食堂などが直接LINEを使って感謝の声を発信できるWebサイトを作ろう!ということでデジテック会員である徳山高専の学生や法人会員のデザイン会社が開発メンバーとなってボランタリーに開発を進めました。

前回「途中経過」では、開発の経緯やLINE投稿の仕組みなどをお伝えしました。

そしてこの度、開発メンバーの活動の成果であるWebサイトの公開・利用を開始することができました。
プロジェクト結果のご報告として、完成したWebサイトと、先日周南市で開催された子ども食堂等の交流会でお披露目を行った様子をご紹介します。

Webサイト完成!

ありがとうWebサイトの開発は、主に「記事投稿システム」と「記事を表示するWebサイト」の構築の2本柱で進められてきました。
あらためて仕組みはこのような形です。

システムイメージ


そして、学生を中心にコツコツと作り上げた『ありがとうWebサイト』がこちらです(バーン)

いかがでしょう。いやーめちゃくちゃかっこいいと思いませんか?
多くの方に感謝の声を見てもらうので、目を惹く美しいデザインであってほしい!という法人会員さんの想い(←私が勝手に言っています)が伝わってきますね。
最初にデザインを見たときは思わず声が出ましたが、それを見事に形にした学生の皆さんも素晴らしい。

ちなみに、Webサイトを表示したウィンドウの幅を広げたり狭めたりするとデザインが切り替わっていきます。ぜひ幅を変えてレイアウトの移り変わりも試してみてください。


投稿の流れ

記事を投稿できるのは、フードバンク山口登録団体(=現在フードバンク山口から食品を受け取っている団体)の方々と各地区のフードバンクのステーションです。
各団体にあらかじめIDを割り振っているので、登録団体の方は、LINEの友だち登録をしてコメントにしたがいお名前IDを入れればすぐに投稿できるようになります。

Webサイトに投稿するLINEのシステムは早い段階でできていたので、途中報告時からあまり変更はありません。投稿者が投稿する際、どういうことを書けばいいのかイメージできるよう詳しいコメントが出るようにしています。

投稿の流れ

いざお披露目

ついに公開のときが来ました(万感)
せっかくなので多くの関係者などに向けて説明会をしようということで、周南ちるちあネットさんが開催する、子ども食堂等が集まる交流会の冒頭30分を拝借し、開発メンバー学生にWebサイトについて説明してもらいました。

会場の様子(モニター小さいw)

会場にはズラリと参加者70名超
しっかりと説明を聞いていただく雰囲気の中、堂々とWebサイトの概要や投稿デモ、活動の感想を披露する学生たち。
改めて、今回自発的に参加したメンバーの取組や思いに感動したのでした。

説明の様子

初めてこの話を聞く方が多い中、皆さん時折うなずきながら話を聞いておられました。
「徳山高専の学生らが中心に活動しましたよ!」
「感謝の声を直接簡単に伝えるWebサイトを作りましたよ!」
「皆さん使ってみてくださいね!」

これらをしっかりと伝えることができたので、説明会は大成功でした。
(参加団体さんからも次のようにご紹介されました☟)

かくして無事世に出た

Webサイトはデビューし、ひとまずこのプロジェクトの報告も今回が〆です。これからはたくさん感謝の声が集まるように、フードバンク山口さんと相談し、関係者等へのお知らせを進めていきます。

アジャイル開発の観点から当面のフォローや必要な改修はもちろん行う予定です。
一方で、シビックテック活動は終わり方も重要です。
フードバンク山口さんとは、当初からプロジェクトが終わった後の自走の話をしてきました。これから、やりっぱなし感なく、引っ張りすぎないよう、フードバンク山口さんに引き継ぐことがこのプロジェクトの最後のポイントになります。

メンバーの皆さん大変お疲れ様でした!
この「ありがとうWebサイト」が今後も長く皆さんのありがとうが集まる場になり、伝説の開発メンバーとして名が知れることを楽しみにしています。