全くの非エンジニアがハッカソンに参加してみた
こんにちは。デジテックfor YAMAGUCHI運営事務局のながおです。
11月23日、24日には、
ハッカソン「アーバンデータチャレンジin山口」が開催されます。
詳細はこちら!
因みに今回私も参加予定ですが、私のような、
いわゆる「非エンジニア」でもハッカソンに参加していいのか。
こんな迷いが出ております。
そこで、昨年度まで事務局だった(いや、気持ちは今でも)
「もんじゃ」さんに、この不安を晴らしてもらうべく、
去年「アーバンデータチャレンジin山口」に参加した時の様子を、
記事にしてもらいました。
今回の「アーバンデータチャレンジin山口」に参加しようか、
悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にされてください!
こんにちは。もんじゃです。
昨年12月に山口県のY-BASEで行われたハッカソン「アーバンデータチャレンジin山口」で生まれた作品「ラーメン食べても罪滅ぼしウォーキング」と開発者のインタビューの記事が中国新聞に掲載されました。
(登録しないと全文見れませんが。。。)
作品はこちら。サイトの説明までバッチリ書かれています。
アーバンデータチャレンジ(UDC)
アーバンデータチャレンジ(UDC)とは公共データを活用したデータ活用型コミュニティづくりと一般参加を伴う作品コンテストを行う取組のことです。
UDCがおこなう全国的なコンテストに、ここ山口からもエントリーしようぜ!ということで開催されたのがハッカソン「アーバンデータチャレンジ(UDC)in山口」です。
ちなみに主催はCode for Yamaguchiさんなのですが、デジテックも開催に全面協力しています。
そして私も運営の傍ら、このUDC in山口に参加しました。
UDC in山口のスケジュールはこんな感じ
今回は、生粋の非エンジニア、コーディング技術ゼロの私が「ハッカソン」という縁遠そうなイベントに参加して何ができたかをご紹介します。「ハッカソン」ってハードル高そう、無縁、と思っている人に、少しでも安心してもらえるとうれしい。
自己紹介
イベントは概要説明の後、参加者の自己紹介から始まります。
まず明言することが大事です。周囲の期待値を下げましょう。
「プログラミングやったことありません!開発はできません」
でもここで「お前何しに来たん?」とはなりません。
正確には、個人単位で開発するハッカソンならそう言われるかもしれませんが、UDC in 山口はチームを組成して協力して開発します。
意欲があれば何か役割を見つけることができるはず!
アイデア出し
はい。いきなりきました。ここは非技術者は全力です。
なぜならここは技術の有無は関係ありません。
オープンデータカタログサイトを眺めながら、コンテスト作品として「何を」「どんなものを」開発するかアイデアを出します。
こんなの作れる?作れない?どこまでならできる?と技術者に伺いながら好き放題アイデア出しまくる。勝手なもんです\(^0^)/
UDCのテーマはオープンデータ。一見関係なさそうな複数のデータを無理やり掛け合わせて考えると、意外と妄想は膨らむものです。
「昼までには何作るか決めたいね」
マジで?あと30分くらいしかない。熟考する時間はない。
こういうのは「決め」が大事。細かいストーリーは後で考えればいいか。
昼ごはん
参加者が少なかったのもあり、みんなで外出して食べに行きました。
一旦気持ちをオフにして、雑談交じりな話をする。これは意外と重要です。
会場の外で話をすると、別方向に発想が膨らんだり、参加者の考えを構えずに聞くことで「だからさっきそう言ってたんだねー」と話が思わぬ形で深まったりします。時間があればみんなで一度環境を変えて話をしてみると、より良いチームビルドができるかも。
開発
ここからは完全にサブキャラです。
エンジニアの方と、作るものや方向性・必要な情報などを整理して、「情報収集は俺に任せとけ!」と宣言。あとはひたすらググります。
独り言とか言いながら進めると「こいつちゃんとやってんな」と認識してもらえるかも。(危ない人と思われない程度で)
今回だと、地図にラーメン情報やカロリー円を表示させることは私には到底できないけど、ラーメンのカロリーや、運動の種類とカロリー消費の関係などの「情報」をネットからかき集めることはできます。
どのみち開発には必要な情報なので、それらを調べることでちょっとでも貢献できてる気がすると実感できました。
情報収集を進めていくと、ただ歩くより寄り道できる観光スポットの情報が欲しいね、とか、銭湯入ったらカロリー消費できるし、体動かしてラーメン食べて風呂入るって最高の休日じゃない?とか、もっと工夫したくなる意欲が湧いてきます。
後は、エンジニアの方に聞いて、できるものは盛り込んでもらう、できないものはあきらめる。
なんと気楽な。申し訳ない。
プレゼン資料づくり
そんな感じで開発は進めていくのですが、最後に発表があります。
コンテストでの発表を見据え(最終審査通ったらね)、このイベントの発表でも、作品だけ見せるのではなく、ストーリーなどを伝える簡単なプレゼン資料を作っておくと、今回みんなでどういうものを作ったのか共有しやすくなります。どうせ後から要るし(最終審査通ったらね)
ここも非技術者が活躍できる場です。
発表の内容でも、作品の技術的な説明はエンジニアの方にお任せするとして、この作品自体がユーザーにどう役立つかをまじめにこじつけます。
もともと面白おかしい作品なので、健康や観光、地域産業などに無理やり絡めると、ふざけているだけじゃないという妙な説得力も持たせることができてお得?でした。
参加してみて
こうしていると2日間のハッカソンは結構あっという間です。
高度な技術で作品を開発してくれるエンジニアをリスペクトするのはもちろんですが、サブで動く方も結構忙くて、達成感を得られます。
何より、みんなで一つのものを作るのは楽しい。
途中こんな話が出ました。
エンジニアは、自分の技術の範囲内で考えてしまうので発想が狭くなる。
いろんな人に自由に意見出してもらうとすごく刺激になるし、そうした意見と自分の技術を掛け合わせて、未知の開発に挑戦する方が面白いものができる。
こう聞くと、「ハッカソン」って技術持ってなくても参加していいんだなーと思えませんか。
参加要件で断られたらムリですが、非技術者も歓迎とあったら、今回の私みたいな役割でも役立てるかもしれませんね。
いかがでしょうか。
少しでも気になった方は、ぜひご参加されてみてください。
よろしくお願いいたします。
詳細はこちら!