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「やまぐちAI Quest ハンズオン講座 with ChatGPT」、最終日を迎えました。

みなさまこんにちは。デジテック運営事務局のキタキツネです。
10月28日(土)に、AI人材育成プログラムイベント「AI Quest ハンズオン講座 with ChatGPT」3日目を開催しました。
今年のハンズオン講座は、全3回にわたり、Jリーグの観客動員数を題材にAIモデルを作成いただき、コンペ形式で競っていただきました。
またグループワークを軸に、楽しみながら学ぶことを目指しました。
AIモデルの作成に慣れていない方でも安心してご参加いただけるよう、講座内やSlackのやり取りを通じて、講師のサポートを受けながら進めていけるようになっています。
また、今回は、最近話題の「ChatGPT」を相談相手として活用しながら、皆さんで質問やアイデアの共有が円滑に行える環境を整えました。

3日目のグループワークの様子

3日目の様子

さて、3日目の最終日前半は、最終発表に向けてグループ内で相談し合いながら、発表資料のまとめに取り掛かっていらっしゃいました。
これまでグループワークでは、ChatGPTを活用して効率的に進めたり、次はどの方法を試したらよいかディスカッションをしたりしながら、楽しくモデル作成に取り組まれていました。
ハンズオン講座1日目からの約2か月間、皆様講座以外の時間も、忙しい時間の合間を縫って、モデルの作成に取り組まれました。
担当として3日目まで一緒に過ごさせていただきましたが、お仕事だけでも忙しい毎日をお過ごしのなか、なかなか真似できることではないなと感じました・・・。
最終日も、経験豊富なご参加者の方は、グループ内(たまにグループの外でも)でメンター的な役割を担っていただき、今年初参加の方も講師やメンターの方などに相談しながら、積極的にご参加くださいました!

最終発表会

最終発表会の様子

さて、とうとう午後から最終発表会を迎えました。
発表資料のスライドを共有し、分析結果にいたるまでの紆余曲折話なども交えながら、モデルについて、また、今回のデータ分析で得られたインサイトについて発表されました。
グループ内で交代しながら発表したり、グループによっては複数のモデル・考察について発表され、他グループの方からの質問や、講師からのアドバイスやコメントがあるなど、この2か月間、皆さんで協力しながら取り組まれてきたことがよくわかる発表会となりました。
どの発表もしっかりと組み立てられており本当に素晴らしかったのですが、その中でも個人的に記憶に残った事柄が2つありました。
一つは、生成AIを活用して発表資料を作られた方がいらっしゃったこと。生成AIと会話しながらパワーポイントで発表資料を作られ、ご自身の作業は最終的な調整や手直し程度に留められたそうです。これにより、体感では、一から自身で作る場合と比べると作業時間は10分の1程度に感じたとのこと
もう一つは、あるひらめきから自然と転移学習のようなことをされていた発表です。今回のお題はサッカーでしたが、ここに同じスポーツである野球のデータを使用してみたらモデルはどうなるのか、について試されていた方がいらっしゃいました。きっかけは、2日目に先生が講義の中で仰っていた一言とのこと。
今回のハンズオン講座で学んだ生成AIの活用方法や、講義内で教わったことを自身でかみ砕いて理解し、実際の現場で活用できたよい事例なのではと思います。

終わりにちょっとご紹介

さて、「やまぐちAI Questハンズオン講座 with ChatGPT」は、無事に最終日を迎えましたが、せっかくこの講座で習得したスキルや、コミュニティをこのまま終わらせるのは、非常にもったいない・・・。
ということで、10月より募集が開始されましたネクストミッション「ワールドAIコンペティション YAMAGUCHI」について、最後にご紹介させていただきました。
「ワールドAIコンペティション YAMAGUCHI」も気になるという方、ぜひ下記サイトをのぞいてみてください!
お一人でもチームでもご参加可能です。皆さまの投稿をお待ちしております!
「ワールドAIコンペティション YAMAGUCHI」
AIが案内する古典物語の世界。 ~古典籍資料のくずし字を翻刻するAIモデル作成して古典物語の世界に触れてみよう。~
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