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周南自動運転の乗客が延べ3,000人を達成しました。

12月14日土曜日、実証開始から44日目となるこの日、乗客数が延べ3,000人を達成しました。

11月14日が延べ1,000人、

11月28日が延べ2,000人でしたので、

やはり、ペースとしてはやや落ちてきていますが、週末はほぼ満車状態が続いています。
多くの方に御利用いただきありがとうございます。

残り1週間ですので、ここからどれだけ伸びるか分かりませんが、最後までたくさんの方に御利用いただき、御意見をいただきたいです。

さて、それでは、ちょうど3,000人目となられたお客様にインタビューをさせていただきましたので、御紹介したいと思います。


赤川寿穂さん、登志子さん、山田文子さんのご家族です。

記念撮影に応じていただきました

ーーー今日は、どちらから来られましたか?

山陽小野田市です。

ーーー乗車したきっかけを教えてください。

寿穂さん)自動運転に憧れていました。

ーーー憧れですか(笑)?

文子さん)父は、大阪にテスラを見に行くくらい、自動運転に興味があるんですよ。

ーーーえ?大阪まで?それは、かなり興味を持たれていらっしゃいますね。

寿穂さん)今日も、テスラかと思って来たら、フランスの車やったね(笑)

ーーーテスラじゃなくて申し訳ないのですが(笑)、その憧れの自動運転に乗ってみてどうでしたか?

寿穂さん)もうちょっとスピードが出るといいね。危険を感じることはなかったよ。
登志子さん)速度がゆっくりなのも良いね、と話してました。

ーーー失礼ですが、年齢をお聞きしてもよろしいでしょうか?

寿穂さん)83歳です。
登志子さん)私は77歳です。

ーーーそうなんですか!御高齢の方にも興味をもっていただいて大変ありがたいです。

寿穂さん)私が生きているうちには、自動運転なんて無理なんじゃないかと思っとったけど、まさか、こんなに早く乗れるようになるとはのぅ。

ーーーそうですね、まだオペレーターが付いていますので。次の段階では、もう少しステップアップしていきたいと考えています。

寿穂さん)鉄道の方が早いかもしれんね。道路の整備が大事やね。

ーーーそうですね、全国では専用レーンがある場所なんかで取組が進められたりしていますね。周南でも、路上駐車をしないようにお願いしたり、信号にセンサーを付けたりして、無人に近づけて行きたいと思っています。無人になったときは、心配ありませんか?

寿穂さん・登志子さん)人がいないとなるとね・・・。
寿穂さん)まあ、最初は不安やけど、そのうち慣れてくるい~ね。

ーーーご高齢の方からは、不安だという声もいただいていますが、どのように思われますか?

寿穂さん)我々の世代は、自動運転を諦めている人もおるけど、人によってはスペースシャトルに乗りたいって人もおるし。私は、早く自分の車も自動運転になったらええなぁと思っとるよ。
登志子さん)普通のバスよりもステップが低くて乗りやすいと思いましたよ。

ーーー今日は予約して乗車していただきましたが、予約は簡単でしたか?

登志子さん)(笑)実は、予約は子供にやってもらいました。
文子さん)ニュースで見て、乗りたいと思っていたけれど、なかなか来れなくて。実証も終わるし、無理かなと思ってたら、今日行けそうだったんで、すぐに予約をいれました。

ーーー予約は、あった方が良いと言う方と、ない方が良いと言う方と、両極端な意見が同じくらいあるんですよ。悩ましいところです。

登志子さん)予約が取れていたら、その時間に合わせて来れるから、それはそれで便利ですよね。

ーーー来年度以降も、引き続き、無人運転の実現に向けて頑張っていこうと思うので、応援をお願いします。

寿穂さん)イーロンマスクさんも、無人運転で事故はゼロにはならないが、人が運転するよりも1/10になれば成功と言っとる。それくらいでやらんと。日本は厳しいけど、実現してほしいね。防長交通さんも、運転手不足で大変やろうしね。

ーーーありがとうございます。お二人が元気なうちに無人運転を実現したいですし、来年度、引き続き実証できたら、また乗りに来てください。

寿穂さん)来年まで元気やったらね(笑)
文子さん)良かったね、健康でいる目標ができたね(笑)元気で過ごさんといけんよ。

ーーー今日はどうもありがとうございました。

登志子さん)山陽小野田では、周りで乗ったという人がいないので、自慢します。
寿穂さん)いやぁ、今日は良い記念になったわ。

インタビュー中の様子

御協力ありがとうございました!
是非、お元気にお過ごしいただき、来年度の実証にてお待ちしたいと思います。
3000人目はバスに限らず自動運転を心待ちにされ、興味関心を寄せていただいているご家族でした。


時速20kmの理由や、右左折の仕組みなど、自動運転EVバスの気になるアレコレをまとめた記事はこちら ↓
※ゆっくり走行している理由などは、こちらで解説しています。

実証の目的や関連イベントなど、今回の実証に関する詳細情報をまとめた記事はこちら ↓
※このインタビューやイベントの実施状況等については、こちらにまとめています。