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山口県のcovid19オープンデータをGoogleデータポータルで可視化してみた

こんにちは。デジテックfor YAMAGUCHI運営事務局のもんじゃです。
寒波きましたねー。雪もちらついて積もっていました。え、積もってないって?いやいや、私の頭には積もっていましたよ。エレベーターの鏡を見て驚きましたから。ちらつく雪を拾っちゃうんでしょうね、必要以上に。

ついに始まりました。デジテックfor YAMAGUCHIの会員が、他の会員や一般の方に向けてDXに関するイベントを企画・運営する制度「デジテック・ミートアップ」!!
その第1号イベントとして、12月18日(土)やまぐちDX推進拠点「Y-BASE」において、会員である「Code for Yamaguchi」の企画・運営によるハンズオンイベント「山口県のcovid19オープンデータをGoogleデータポータルで可視化してみよう」を開催しました。 まさに第1号にふさわしい、活気あふれるイベントでした。

イベント開始

Code for Yamaguchiの司会進行のもと、参加者は4つのテーブルに分かれ、各テーブルをCode forのメンバーがハンズオンで丁寧に教えてくれるスタイルです。
最初にアイスブレイクとして、コミュニケーションツール「Slack」を用いた自己紹介や当イベントで必要なURLのやりとりを行います。
後から考えれば、本題よりもここで一番苦戦されていた方が多かったような?気がします。デジテックでもSlackを使っていますが、はじめは登録から初動から戸惑ったのを思い出しました。でも使えるツールが増えるって、それだけで、今後の幅が広がるようでうれしいですよね。

リアルな自己紹介も終え、いよいよ本題です。
冒頭山口県のオープンデータの状況やデジテックの取組の紹介(ありがとうございます!)の後、本日使うGoogleデータポータルをはじめとした「BI(ビジネス・インテリジェンス)ツール」の説明がありました。
さまざまなデータの分析結果をリアルタイムに表示でき、経営の意思決定等に役立てるために導入する企業が増えていて、エクセルデータに比べ、多くのデータを紐づけて分析できる等の特徴があるとのことです。

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ハンズオン

必要な知識を得たところでさっそく作業開始です。あらかじめ4つの課題が設けられ、クリアした結果をSlackに投稿していくという流れです。扱うデータは「【山口県】新型コロナウイルス感染症の山口県内での発生状況」で、元々CSV形式で羅列された情報を、BIツールを使って可視化していきます。

①検査実施人数を時系列でグラフ化してみよう
②入院・退院・死亡者数を同じグラフで時系列グラフ化してみよう
③コロナ患者の年代別割合をグラフ化してみよう
④月別の入院者数の平均値をグラフ化してみよう

本当に、1時間程度で既存のオープンデータから1時間程度で作成できるのでしょうか・・・?

最初は慣れない操作に戸惑う参加者の方も多かったですが、Code forのメンバーがすぐさまフォロー。BIツールは少し難しいイメージを持っていましたが、思ったよりも簡単に、エクセルより少ない操作でわかりやすいグラフが作成できるようです。

立ち上がりは少し時間がかかり、講師も「時間が足りなさそうなので~」と少し駆け足になっていましたが、課題が進むにつれ参加者の皆さんはどんどん吸収され、課題が4つ終わるころには10分程度時間があまるという、余裕の修了となりました。本当にできました、1時間程度で。

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全体的にも、あまり欲張らずに、限られた時間の中で、伝えたいスキルをしっかりと伝えるという企画側の意向感じられ、参加者の方にとっても学んだことが明確にわかるイベントだったのではないでしょうか。

11月末のワークショップのときもそうでしたが、オフラインイベントはいいですね。
イベント終了後もしばらくの時間、その盛り上がりが冷めるのを惜しむように、参加者同士やCode for Yamaguchiメンバーとの交流が続きました。

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デジテック・ミートアップ

終了後に講師と話をしましたが、Code for Yamaguchiとしても初めてのオフラインイベントということで、勝手がわからない部分もあったようです。
県内にはまだまだデジタルに関する知識や技術等を持っている方が少ないと言われていて、こうした知識等を多くの方に得ていただくことは重要ですが、知識等を講師として教えるスキルを持っている方もまた少ないのではないでしょうか。
「デジテック・ミートアップ」は教える側もプロとは限りませんし、初めてかもしれません。お互いがスキルアップできる場にしていきたいです。

今回のイベントを皮切りに、「デジテック・ミートアップ」を当面は月1回のペースで開催したいと考えています。「教える」「学ぶ」「交流する」・・・いやー、いい要素が揃っている気がします。ぜひお気軽にご参加ください!