Tableauで紐解くのは、ラーメンの嗜好や麺の食習慣!Tableauハンズオン研修を開催しました!
デジテック運営事務局のひらのです。
このところ、涼しい朝になってきましたね。来週後半以降、最高気温が30度を下回る予報になっています。秋が近づいてますね~。個人的には、梨とサンマが楽しみです(^^)
さて、この投稿では、8月25日に開催したワークショップイベント「ラーメン×Tableau ~山口のラーメン店情報をTableauで見てみよう!~」第1回につきましてご報告します!
そもそも、なんでラーメン?
なぜ今回ラーメンをテーマとしたワークショップの開催に至ったのかをお話しますと、ある時、運営事務局スタッフどうしで県内の推しラーメンのトークになったんですが、それをきっかけに「ラーメンなら日頃デジタルになじみの薄い方も身近に感じて頂けるイベントになるのでは」と考え、今回、ラーメンのテーマとして開催することといたしました!
いよいよイベントスタート
定刻を迎え、高校野球で言えばサイレン、サッカーで言えばホイッスル、的なところで屋台ラーメンの音色がY-BASE・オンラインに響き渡ったところでイベントがスタート。中国地方のTableauユーザーの輪を広げる活動を展開されている「中国Tableauユーザー会」の皆様のサポートもいただきながら進行しました。
使用したラーメンのデータ
イベントでは、Tableauユーザー会のイベント「Date Noodle Japan Tour」で使用したデータを利用させてもらいました。いずれも全国の方を対象に実施したアンケートを基に取得されたデータになります。
一つ目は、「全国1100人麺類アンケート」。食べる頻度、麺類別の好きレベル、何円まで出せるか等をまとめたデータ。
二つ目は、「麺ライフアンケート」。トッピングするもの、一緒に頼むサイドメニュー、カップヌードル何味派等をまとめたデータ。
三つ目は、「推し麺アンケート」。全国にあるラーメン店のうちおススメのお店がある都道府県、そのラーメンのスープの味等をまとめたデータ。
「Data Noodle Japan Tour!!!」サイトで公開もされており、データダウンロードもできます。
早速Tableauを操作、データ追加からスタート!
参加者の皆様には、事前に端末へのTableau publicのインストールと、Tableauアカウントの作成を準備してもらいました。その上で、最初は、ラーメンデータの分析・可視化ができるよう、新しいデータソースの追加操作をして3つのデータの追加ができたら準備完了です。ちなみに、Tableauで作成したビジュアライズされたグラフや表のことをViz(ビズ)と呼ぶのですが、データを追加した後は、スタッフの操作画面を、各自がなぞるかたちのハンズオンでTableauの基本的な操作を学び、このようなViz作成にチャレンジしました!
それぞれ、学生や会社員にラーメン好きが多い、男性の方がラーメンに使える金額が多い、北海道・東北地方の人は麺類を食べる頻度が高い(じゃじゃ麵が有名な岩手県は意外に少ない…)といった特長を、マウス操作だけで簡単に見出すことが出来ました!
基本操作を学んだあとはクイズに挑戦!
基本的な操作を習得したら、続いてはクイズに挑戦です。①最も好かれるスープの種類は?、②とんこつスープに一番人気のトッピングは?という2問です。最初に学んだ操作をベースにして、探り探り操作を進めていきます。結果はこうなりました!
ここ山口もとんこつラーメンのお店が多いですが、全国で見てもとんこつが支持されているようです!チャーシューは、とんこつに限らず一番人気のトッピングのようですね!二郎系にはトッピングする余裕がなさそうです(笑)。読者の皆さんのお好みはいかがでしょうか?
グループに分かれてワークショップへ
クイズにトライした後は、グループに分かれて、自由にデータを分析・可視化するワークショップを行いました。皆さん独自の視点でTableauを操作して得られた結果をグループ内で共有してもらい、各グループから代表的なVizを全体に紹介してもらいました。
サイドメニューにフォーカスすると、ギョーザは全国的に注文される傾向があるが、ご飯ものは東日本ではあまり注文されない。ラーメンの好き加減について、山口県はラーメン大好きな人のウェイトが全国で最も高い。といったことを発表いただき、皆さんそれぞれに興味深い分析をされていました。グループワークでは、ラーメンの嗜好に関する情報交換も飛び交っていて、楽しみながら取り組んでもらえた様子でした!
参加者の皆さんが作成したVizをいくつかご紹介
おわりに
私自身、Tableauの操作は初心者で現地で参加者の方と一緒に学ばせてもらったのですが、Tableauの簡単な操作でデータが見えてくることがたくさんありました。今回は、ラーメンを切り口に取り組みましたが、地域のデータや統計等を活用することで、より見えて来るものがありそうです。デジテック運営事務局のハラマルさんが「データアナリストへの道」と題した連載で、Tableauによるオープンデータの分析・可視化などをお伝えしていますので、どうぞご参考ください。
第2回は県内を対象にした独自アンケートデータを使用して開催します!
というところで、イベント第1回を無事に終えることが出来たのですが、冒頭に書きましたとおり、第1回で扱ったデータは、全国の方を対象に実施したアンケートを基に取得されたデータでした。全国的なラーメンの特徴を知ることができて、これだけでも興味深いことなのですが、デジテック運営事務局は、もっと山口県のラーメンや県民のラーメン事情を分析したい、可視化したいと思っています。
そこで、運営事務局では、県内のラーメンデータの収集のため、9/2~9/14までの間、アンケートを実施させて頂きます!皆さんのラーメンに関する嗜好や県内のオススメ店といったを教えてください!
イベント第2回では、このアンケートで集まったデータを使って、県内ラーメン事情を分析・可視化を行います。開催日は9/17(土)です!Tableauを触ってみたい方や、ラーメンに思いのある方のご参加お待ちしております!第1回に参加されていない方もスタッフがサポートしますので、安心してご参加ください。Y-BASEのyoutubeチャンネルでもハンズオンの内容をご確認頂けますので、よろしければご覧くださいね。それでは!